1949-08-24 第5回国会 衆議院 地方行政委員会 第36号
すなわち、八月十五日に下関に居住する朝鮮人の八月十五日解放記念日に際して、その行事を未然に妨害するために、朝連の下関支部管内大坪分会に対して民團側暴力團が積極的に先に手出しをしておる。数十名が奇襲を敢行して、同分会の設営になる慶祝用の松の門あるいは裝飾物、こういうものを破壞して、病氣中の同分会班長、金三龍氏に暴行を加え、三週間にわたる打撲傷を負わしておる。
すなわち、八月十五日に下関に居住する朝鮮人の八月十五日解放記念日に際して、その行事を未然に妨害するために、朝連の下関支部管内大坪分会に対して民團側暴力團が積極的に先に手出しをしておる。数十名が奇襲を敢行して、同分会の設営になる慶祝用の松の門あるいは裝飾物、こういうものを破壞して、病氣中の同分会班長、金三龍氏に暴行を加え、三週間にわたる打撲傷を負わしておる。
すなわち二十日午前零時、民團側暴力團約二十数名は、白鉢まきに日本刀、手裏劍、手製手榴彈等で武裝、当連盟下関支部管内大坪分会方面に大挙來襲し、当連盟員数名に、背後より日本刀でめつた切りにし、当連盟下関支部管内第一分会長夫英明氏に瀕死の傷を負わせ、金國(二十歳)氏の右肩に手榴彈を投げつけた。さらに花田と称する二十歳の青年は、警察官の面前で背中を突き刺されたが、警察官は犯人を逮捕しなかつた。