2004-04-20 第159回国会 衆議院 国土交通委員会 第15号
しからば、新しい会社にどういうインセンティブを与えるかということなんですが、これは、今回の民営案の中に含まれている規制緩和の問題、それを活用するということと、それから、私もちょっと申し上げましたが、関連事業をやる自由度がかなり高まっていますから、その関連事業で利潤を上げて、それを会社のインセンティブとして活用するということが私はできるんではないかと思っています。
しからば、新しい会社にどういうインセンティブを与えるかということなんですが、これは、今回の民営案の中に含まれている規制緩和の問題、それを活用するということと、それから、私もちょっと申し上げましたが、関連事業をやる自由度がかなり高まっていますから、その関連事業で利潤を上げて、それを会社のインセンティブとして活用するということが私はできるんではないかと思っています。
そしてこの分割・民営案でも、資料として御提出を申し上げておりますように、特定地方交通線につきましては、これはバス転換を本当に考えておりますし、転換を考えなければならない状況にありますが、その他の地方交通線については、むしろ分割後のそれぞれの会社においてはこれを存続し、再生させるという考え方で計算をいたしておることも御理解をいただきたいと思うのです。
税制の適用は厳密でなければならず、本案のごとく税制の根幹を揺るがさざるを得ない政府の国鉄分割・民営案は、欠陥法案と言わざるを得ません。政府は、我が党が提案している、国が出資する全国一社の公企業としての国鉄の再建策の正しさを真摯に認めるべきと考えますが、改めて総理の所信をお伺いいたします。(拍手) 次に、政府が進めている国鉄職員の雇用対策についてお伺いいたします。
地方行革のさなかであり、大変なことはよくわかるのでありますが、国鉄が果たしてまいりました今日までの地域開発に対する役割、さらに今日の分割・民営案は、まさに地域鉄道として地域のためになる鉄道の再生、新生を目指す、こういうところに存するところであるわけでございますから、地域鉄道であります限り、地域の地方公共団体もでき得ます限りの範囲内において御賛同賜りますことはありがたいことであり、そのようにお願いを申
同じ東北地方六県、これはまるで国鉄の分割・民営案みたいな話で、それはちょっと大ざっぱ過ぎる。同じ東北地方の中に過疎地、過密地があるんじゃありませんか。三十年にして、市町村合併の当初志した人口の状況はいかに変化しているのか。つまり、あのとき奨励の意味で三万にして市ということにすると言いました。それは将来四万、五万になるという想定じゃありませんか。
このままいったら国鉄の運命がどうなるか、そういう意味におきまして、合理化、効率化、民間手法の取り入れ、そういう面に重点を置きまして、今回のような分割・民営案になったのでございます。その中でも大事な問題は、長期債務の処理の問題と、それから雇用者の問題でございます。
次に国鉄の問題でございますが、監理委員長にお伺いをしたいんですが、たしか分割・民営案をつくる際に六分割ではなしに最初は七分割構想があったと思うんですね。これがいつの間にか消えて最終結論は六分割ということになったわけですが、その点のところが私どももうちょっとわからないんですが、どのような議論があって六分割案に落ちついたのか、その点からお伺いをします。
この分割民営案に対しては強硬に反対しておる政党もあります。あるいは労働組合もあります。また各方面にもそのような運動があると聞いておりますけれども、総理のひとつ御所見をお伺いをいたしたいと思います。
分離・分割・民営案が出てまいりました。私も率直に労働組合運動の中で、さっきも申し上げたように、みずから院内に入って先生方にお願いをして、余った黒字は電電公社の拡充、建設費に回してもらうというように制度も変えてもらったのですよ。ところが、今度はまた、黒字ができたと言って四千八百億円巻き上げている。従業員の待遇はさっぱりよくならない。これじゃ何のために仕事をしているかわからないというのが本音ですね。
それはそれとして、派閥問題は別として、先ほど答弁がありましたけれども、国鉄としてはこういうような考え方も持っておると、相願わくば臨調も取り入れてくれたらというような気持ちだろうと思いますけれども、臨調は臨調でいろいろな分割案、民営案が出ておるわけですが、もし基本答申等で出た場合は、それに対して運輸省としてはどういうように取り組まれるのか、尊重されるのかどうか、その辺いかがですか。
しかもまた、戦後、いまの電電公社の分割案、民営案でありましたけれども、持つ公益的な性格で、急激にこれを民間に移すわけにはできないわけでありまして、いまの電電公社の形態をとっております。また、アメリカのように専売公社につきましても民間で十分やれるじゃないか、税をとればいいんだ。
ただし、いま両みさき間の連絡に支障を来たすような民営案には私は賛成いたしません。両みさき間にそれだけの輸送物資がない場合に、八幡浜から出かけていって、そうしてこれらのものを運送するというようなことを当分はやるということでありますれば、これもやむを得ぬかもしれませんが、問題は、地元の方の御納得のいくようにしなければいかぬと私は思います。
○衆議院議員(橋本登美三郎君) 当時八木さんのおっしゃるように、いわゆる民営案について賛成をして、賛成討論をやっております。現在の立場も変っておりませんが、当時あれを民営にするについてはいろいろ議会内でも議論がありました。というのは相当もうかっておる事業である。これを公社内の収入分析から見るというと、画然とはわからぬけれども、十五億円幾らか利益を上げておる。
今技術的の話がありましたが、私技術的のことは全然しろうとでありますからよくわかりませんが、将来そういったやはり一本化すれば都合がいいというようなことは当時予見されておらなかったのかどうか、もしくは民営案に御賛成になったのが、今度株を持つことに御賛成になっておるのはお立場が多少お変りになったのか、その辺のところは、実はあのときはこういう事情があってそうしたが、今はこういうふうに思うようになったということを
一、MSA援助を考える以上は、同廠を本格的な防衛生産工場として建設することになるが、それには、これまで予定していたような国有民営案では手ぬるいので公社的なものとする。一、従つて同廠を復旧した場合の経営首脳部の人選には政府の意向を大幅に織込み、場合によつては官選とする。」ほかにもあるのですが、これを官選とするというような記事が載つておる。これはあるいは政府の中でも考えられそうなものだとも私は考える。
通過して今度上院に行つたとき、最近のニッポン・タイムスを見ると、下院の保守党が通過さしたテレビジヨンの民営案を、上院で以て、保守党の幹部の有名な弁護士ですが、ハリフアックス博士が主導になつて法案を潰してしまつた。
たとえば吉田総理の言うような民営案がいいのか、あるいはむしろ公共企業体を廃止して直営案がいいのか、あるいはまた現在のような公共企業体の関係において何らか複合した形の方が、国鉄の民主的な発展の上に寄与するところが多いのか。そういつた三つの問題が当面は出ておるわけですが、この問題に対する総裁の率直な、基本的な考え方というものを、この際明らかにしてもらいたいと私は考えておるわけであります。
これが若し占領軍政下にあつて、こういう民営案が出た場合に、これ又救済の途は又違つた途が開けるかと思うのです。不幸にして占領軍政下にこの覚書を出して、とにかく政府の出資もありとはいえ、民間の資本がこういうふうに政府に占領軍の力によつて吸収されたという経過ですから、私はもう政府に責任があるということを強く追及して来ておるわけではありません。
しかるに政府提案の原案におきましては、完全なる民営案を目標としておるのでありまするが、そのうちにおきましても、経済的な部面である資本関係においては、準民営形態をとろうとしており、しかも運営上においては、逆に政府の監督権が大幅に行われておる。こういうような形になつておりますので、われわれから変れば、この点においては非常に矛盾があるように考えられるのであります。
今後会社といたしましては、大体早くから準備をさせていただきたい点が多いのでありますから、今度の公社案、あるいは民営案につきましては、国鉄や専売公社よりも、さらに強度の独立採算制をとつておられるようでありまして、民間の需要とメーカーの能力に応じ、計画を立てられ、予算資金の点においても、もし不足しますれば、借入金あるいはいろいろ手を盡されまして、従来の資金不足による隘路を十分に打開していただけるものと思
定員法のほうは、国営競馬のほうは法案ができましてからでもいろいろな準備が必要でありますので、来年の十月一日から実施するごとに考えているのでありますが、具体的な法案については実はこの臨時国会で出すつもりでおりましたが、いろいろ問題がございまして、民営案をやるという方針はきめながら、その具体案については固まつておりません。
○川島委員 そうすると、昨年吉田総理が一部に漏らしたという、総理自身の考え方であるタバコ民営案については、大蔵大臣は別途な考えを持つておる、端的に申し上げれば、タバコの民営は時期でないということを考えておると理解してよろしいかどうか、この考をお伺いしておきます。