1969-06-17 第61回国会 参議院 大蔵委員会 第21号
あの当時は、地方のいわゆる民主的要求というものは非常に強く出てきたんですよ。それで、むしろそれを押える意味でいわゆるあてがいぶちと言ったものですよ。あのころそういう議論があったですよ、あてがいぶちだと。それで、もう三税の何%に限ると、それ以上地方自治体がおやりになりたいのなら地方自治体自身の財源でおやりなさい、国はもう三税の何%で打ち切るというんです。
あの当時は、地方のいわゆる民主的要求というものは非常に強く出てきたんですよ。それで、むしろそれを押える意味でいわゆるあてがいぶちと言ったものですよ。あのころそういう議論があったですよ、あてがいぶちだと。それで、もう三税の何%に限ると、それ以上地方自治体がおやりになりたいのなら地方自治体自身の財源でおやりなさい、国はもう三税の何%で打ち切るというんです。
当然これは民主的要求としてその意思を反映する。こういう事態が起こってくる。ところが今のような要請出動という安易なやり方で、どんどんこれを使われないという保障はありますか、どこに一体この保障を求めるか。私は、もしほんとうに総理がそういうようなことを、これはやるとすれば、単に総理の考えだけじゃなくて、これを保障するところの法内な規定が絶対必要だと、こう考えるわけです。
しかしあれは直接には確かに選挙の不正、これに対するいわゆる民主的要求です。しかし今その後における朝鮮の現実はどうですか。そんなことで片づくはずがありませんよ。ですから、今でも政治的な動揺というものは非常に深まっておる。これは現在の程度の政治的動揺でとまりっこありません。この点については、つい最近のエコノミストにはっきり出ていますよ。
しかしながらこの肯定の上に立つて、今日までわれわれがいろいろと具体的に起きた事案を通じて警察制度を検討してみますときに、そうした民主的要求に応じてつくられました警察制度の中にいろいろの欠陥を見出し、その欠陥から当然改正されなければならぬ点等を見出されて参つたことも与党、野党を問わずしてひとしく私は一致した点じやないかと考えておるのであります。
農民は、かくのごとき非民主的、官僚的、資本主義的方法に対して強い不満を持つており、農民の民主的要求の一つといたしまして、米価決定に際し、生産者たる農民がこれに参画するというその要求を貫徹させなければならぬと考えるのであります。
これを満たすことは、適切なる民主的要求に正しくこたえることであると考えるのであります。財政法第三條におきまして、すでにこの問題は一應解決せられておるのでありますけれども、しかし主食は例外としてその適用を延ばされている。