1970-03-02 第63回国会 衆議院 予算委員会 第9号
これは政府の総合予算主義が完全に破綻したことを示すものであり、しかもこのことは、政府の総合予算主義が、すでに四十四年度予算審議を通じてわれわれが指摘してきたとおり、経済の変動と国民生活の実態を無視したものであるばかりでなく、予算編成時における民主的経費の抑制のための口実として悪用されたことを暴露しているのであります。
これは政府の総合予算主義が完全に破綻したことを示すものであり、しかもこのことは、政府の総合予算主義が、すでに四十四年度予算審議を通じてわれわれが指摘してきたとおり、経済の変動と国民生活の実態を無視したものであるばかりでなく、予算編成時における民主的経費の抑制のための口実として悪用されたことを暴露しているのであります。
そして、その分は財源難を口実に民主的経費の切り詰めや、国民生活へのしわ寄せをやめ、医療費に対する措置、水道料金値上げの抑制、教官費の増額に振り向けるべきであります。(拍手) 第二は、医療費に対して次の措置をとるべきであります。 不当な厚生大臣の職権による医療費値上げは巨額にのぼり、しかも、政府は、これを国民の負担に転嫁しようといたしておるのであります。