1948-01-23 第2回国会 衆議院 本会議 第5号
○植原悦二郎君 私は、ここに片山首相に対して、日本の現状に照し、國政上變理上、民主的平和國家建設のため、産業経済復興のため、國民生活安定のため、最も重要なる施策と思われまするもの数項につきまして、質疑を試みんとするものであります。 第一の問は、加速度的に高進するインフレ対策の問題であります。
○植原悦二郎君 私は、ここに片山首相に対して、日本の現状に照し、國政上變理上、民主的平和國家建設のため、産業経済復興のため、國民生活安定のため、最も重要なる施策と思われまするもの数項につきまして、質疑を試みんとするものであります。 第一の問は、加速度的に高進するインフレ対策の問題であります。
國會議員が、日本の民主的平和國家建設のために、より多く犠牲を據い、默々として奉仕するところに、國民の胸を打つものがあるのであります。國會の名を汚し、信を世界に失わしめるがごとき暴力行爲を、神聖な議場にあえて行いながら、みずからの責任を感ぜざるごとき議員は、政治家としての資格なきものといわねばなりません。
今や、新憲法下民主的平和國家建設のときにあたり、君の高邁なる識見に期待するところは実に大なるものがあつたのでありますが、不幸にして君は再び起たず、われわれは、尊敬すべきこの議会の先輩を光榮ある國会の議場に一たびも迎えることなくして終るものを、衷心残念に存ずるのであります。 ここに一同を代表して、謹んで哀悼の誠をささげる次第であります。(拍手)