1949-07-25 第5回国会 衆議院 考査特別委員会 第25号
私は現在吉田内閣がとりつつある反労働者的な政策、特に全官公を中心とする行政整理の不当を諸國の代表に訴え、あわせて日本の労働者が平和擁護と民主國家建設のために勇敢に闘つていることを傳えたいつもりである。これは國鉄新聞の六月四日号から私は読み上げたわけですが、こういうふうな決意を今お持ちになつているかどうか。
私は現在吉田内閣がとりつつある反労働者的な政策、特に全官公を中心とする行政整理の不当を諸國の代表に訴え、あわせて日本の労働者が平和擁護と民主國家建設のために勇敢に闘つていることを傳えたいつもりである。これは國鉄新聞の六月四日号から私は読み上げたわけですが、こういうふうな決意を今お持ちになつているかどうか。
いわゆる六・三制と称する新教育制度は、文化的民主國家建設のため、アメリカ教育使節團の示唆と司令部の強い要請によつて、当時國家財政の窮乏の中を、もともとむりを忍んで断行したものであることも、公知の事実であります。
いにやらなければならんぞ、と私申上げて置きましたが、甚だ立法の技術というものは、皆さんが立案なすつても結構だし、又立法府がこれを立案しても結構でありますが、今までの成行きから見るというと、結局相当財政的負担が大であるので、みすみすこれは平等の原則にも反して、強いて引揚者や引揚げんとする者たちにより以上の負担をさせて置きながら、それを財政的の負担が大だからと言つてほつぽつて置くというのは、これは民主國家建設
若しGHQの方の請求が急くならば、急がないように事情を話して、民主國家建設のためには、議院それ自体のあらゆるものが民主的で一切が運営されて行かなければならん、これはこの調子で行つてもまあいいが、この案の姿と違つた、より以上に立派な職員の正遇等についても、或いは委員会の運営等についての必要な経費等も、いろいろと新たなる構想の意見があるだろうと思いますから、これは只今の御説明の範囲においては、そのまま承服
民主國家建設の任務を負う國会が第一に心がくべきことは、いかなる理由によつても、一つの独裁権を許してはならないということであります。 吉田首相の御演説や御答弁を靜かに聞いて考えますことは、吉田首相の憲法常道によつて、総選挙後において第一党の総裁を指名するとなると、絶対過半数の場合は関係はございませんが、比較多数の第一党であつた場合、他の政党の氏名投票は形式的投票と見なければなりません。
健康にして文化的なる国民生活の保障を図ることは、民主國家建設の必要な要件であつて、憲法に明記せられたる我が國家の基本方針の一つであります。然るに現下の國民生活は辛うじて旧態そのままの救貧的立法による部分的施策に依存しているのでありま事。ために、國民は常に暗濃たる状態のままに放置ぜられていることは誠に痛歎に堪えないところであります。
吉田首相は頻りに民主政治の確立を主張せられ、而して片山内閣成立の際には身を以てそれを実践せられたことは、民主國家建設のために私の欣快とするところであります。
その場合にはかくのごとく一々世話を燒かせるようになつたということはどうしても政府の責任でありはしないか、固より進駐軍の指示は民主國家建設上の目的であつて、それに支障を來さない程度の政治、その他の國情に副うところの政府が力があつたとしたならば、今日すべてに世話を燒かせずに済んだ筈だが、こういうような感想を持つておるのですが……。
尚檢察当局のファッショ化、或いは非社会性を持つというような、これらについては法務総裁として、十二分に一つ民主國家建設のためにお考え下さつて、そうしてその檢察庁の適切なる権限の発動について、熱意を示して頂くように私は要望する次第であります。
そういう態度を檢事フアツシヨの態度として、我々は民主國家建設のために大いに反省しなければならないということを、最前からそれは門屋さんも申されていると思うのであります。もつと本当に何らの先入感なくして、その被疑者なら被疑者の眞情を、非は非、誤は誤として見てやるという、私はその態度をお願いしているのであります。
殊に終戰後の第二十二回総選挙には、わが民主國家建設のために、大いなる抱負をもつて起たれたのでありまして、引続き今日に至るまで、精励よくその重責を果されたのであります。その間、終戰後の複雜困難なる時局に際し、外務政務次官として重大なる任務を担当し、國家再建に異常なる熱意を示されたことは、われわれの記憶に新たなるところであります。
そういう見地から、趣旨といたしまして、私は尾崎さんの御意見には同感でございますが、まずこれは相当にむずかしい問題であり、ただ單に労働者、勤労者等を刺激するということをおそれるということであつてはならぬのでありますけれども、その意味以外におきましても、いろいろと憲法関係、あるいは民主國家建設の過程における考え方等々を参酌いたしましてやらなければならぬ問題であり、將來におきまして必ず取上げられなければならぬ
この現象を見て官僚政治であるというのでは妥当でないという首相の御見解は、一慶了としなければならぬとは思いますけれども、私はその考え方自体が、すでに民主國家建設の線に副うものでないと考える。今日役所の仕事を見てみると、國民自体に任してよい、あるいは國民の團体に任してよい仕事が多い。あるいはなんら役所がタツチしなくてもよい仕事が非常に多いのであります。
敗戰後の民主國家建設のために、行政機構の改革が行なわれることは當然でありますが、これについては、政府においてもいろいろ苦心をいたしておられるのでありまするが、國會といたしましても、これらの點について非常な關心と、いろいろ調査をせんければならんという考を抱くに至つたのでありまして、先般の本院の自由討議に行政機構の改善策というので所見を開陳いたしました際に、私は國會としてもやはり行政監査を兼ねた行政機構改善
從つて私は今囘提案されました警察法案の立法精神につきましては衷心より贊成の意を表し、且つ又民主國家建設の上にもこれが改正と運營の合理化を要請する者であります。以下その要點につきまして各論において述べたいと思います。 各論。第一、自治警察制度の限界。
その他につきましても、かようにわれわれの存じておりまする範圍においても、たくさんのそうした世問に知られない、ほんとうに下積みな、地味な仕事を、自分では何ら利益にならない、しかもこの民主國家建設のためには、礎石としてぜひとも必要であるこれらの事業に携わつておる數多くの人々があるのであります。
これに対しましては各國においてもいろいろの問題を起しておりまするが、特に我が國においては民主國家建設の建前から申しましても、産業の方面に民主主義を徹底しなければならないという建前から申しましても、是非ともこれをやつて、在來のような一部に偏したやり方を根本的に建直して行きたいと存じております。即ちそういうふうにいたしまして、國有問題或いは國営問題を考えて行きたいと思います。
現在取られておる六・三制を通じての日本の教育の根本的な改革の時に当つて、これが又日本の民主國家建設と密接不可分の関係にあります。而もその六・三制が非常に行き悩みで大破綻を來しておる、大混乱を來しておる。そうしてその目的が達せられないような状態になり、教育不安が到る処に國内に充満しておる。
その理由といたしましては、我が國が戰爭を放棄して、眞の民主國家建設を世界に公約した新憲法もすでに實施され、講和條約の締結も日を逐うてその軌道に乘らんとして、新日本の理想が新たなる構想の下に著々建設されんとしてることは慶賀に堪えないのでありまして、文化國家、平和國家の基盤は教育の振興なくして得ないことは今更申し上げる要もないのでありまするが、既住これらの施設が概して大都市中心だつたが故に、戰災を蒙つてその
姦通罪が廃止された曉において、各女性が自覚し、國家が教育をする、その教育を受けた女性、そのような女性こそ民主國家建設のための女性であり、道徳の頽廃を防ぐところの、又道徳を振興せしむるところの女性であると思います。
ただこの委員會の設置に對しましては、單なる民間の聲ばかりでなくして、少くともこの國會の機關であり、また最も重要な地位にあるところのこの勞働委員會との密接なる關係をもつ強力なる組織を結成されることによつて、今後の複雑なる勞働行政に對處し、またこの強力なる勞働行政を推進することによつて、日本の民主國家建設のために對處していただきたい、こういうようなことを考えておるのでありますが、その點に對する國務大臣の