2011-03-23 第177回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
しかしながら、同時に、バハレーンで起こっているようなことは、ある意味ではエジプトやチュニジアで起こっているような大変、健全なといいますか、当然の流れと考えられるような民主化要求運動でありますから、そういったものをどういうふうにうまく吸い上げていくかという、その政治参加の道を促すような側面支援が必要になってくると。
しかしながら、同時に、バハレーンで起こっているようなことは、ある意味ではエジプトやチュニジアで起こっているような大変、健全なといいますか、当然の流れと考えられるような民主化要求運動でありますから、そういったものをどういうふうにうまく吸い上げていくかという、その政治参加の道を促すような側面支援が必要になってくると。
○南野国務大臣 一九八八年、全国的な民主化要求運動が発生し、同年八月以降、特に激しさを増して騒乱状態となり、また、政府職員の職場放棄、デモなどにより国家機能は麻痺し、治安が極度に悪化したことを憂慮すべき事態という形で申し上げました。
皆様御記憶のことと思いますが、天安門事件は一九八九年六月四日未明、真夜中に起こったわけでありますが、当時、北京にはそのしばらく前に行われましたゴルバチョフの歴史的な訪中を取材するために非常に多数のテレビクルーがおりまして、彼らが天安門事件に至るまでの民主化要求運動に非常に興味を持って、これを詳細に報じておったわけであります。
次に、モンゴルでございますが、ソ連・東欧の変化の影響のもとに、モンゴルでは最近民主化要求運動が急速に展開しておりまして、その結果、党指導部の交代、続いて憲法から党の指導原理に関する条項を削除し、複数政党制に移行するという決定が行われております。そういう意味で、モンゴルにおいては民主化が進展する展望が生まれつつあると言ってよろしいかと思います。
これは既に中国当局が反革命暴乱と規定していることは承知しておりますが、いずれにいたしましても今回の中国の民主化要求運動は、中国が近代化を実現をしていく過程で生起してまいりました政治問題である、そういう認識をいたしておるところであります。
特に、御存じのことかと思うのでありますが、中国は国連には加盟でありますが、いまだ人権規約には加入をいたしておらないことがこうなるのかなとは1直接関係はないと思いますけれども、私どもの考えは、中国の民主化要求運動というものは、中国の近代化が実現をしていく過程において生じてまいりました政治問題であり、さらに今後も中国の行く手にはいろいろ困難な問題がありますものですから、そういう事態を見きわめてまいる。
○政府委員(長谷川和年君) 胡耀邦前総書記の死去、これは四月の十五日でございましたが、これをきっかけに起こった中国の民主化要求運動は、先月の二十日には戒厳令の公布と、こういう事態にまで発展しました。この背景には民主化、自由化のおくれに対する学生の不満、それから昨年来のインフレ及び幹部の腐敗、不正に対する民衆の憤りがあって、これらが一つの力となって大きな広がりを見せたものと、そう思います。
その中国において、学生の民主化要求運動が市民の支持、参加も得て長期化し、ついに先月二十日には北京において戒厳令がしかれるという事態にまで発展しました。そして、六月三日深夜、戒厳当局が戦車など大規模な部隊を出動させて、実力行使により学生を強制排除するという事態に立ち至りました。