2011-03-23 第177回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
ここで問題になりますのが、先ほど申し上げましたように、リビアでは民主化運動側を支援する形で国際社会が介入しているという形を取っておりますけれども、バハレーンでは逆に周辺国、サウジを中心とした周辺国が民主化要求を鎮圧するという形での介入が続けられております。そして、少なくとも欧米を中心とした国際社会はそれを容認するというような形を取っております。
ここで問題になりますのが、先ほど申し上げましたように、リビアでは民主化運動側を支援する形で国際社会が介入しているという形を取っておりますけれども、バハレーンでは逆に周辺国、サウジを中心とした周辺国が民主化要求を鎮圧するという形での介入が続けられております。そして、少なくとも欧米を中心とした国際社会はそれを容認するというような形を取っております。
しかしながら、同時に、バハレーンで起こっているようなことは、ある意味ではエジプトやチュニジアで起こっているような大変、健全なといいますか、当然の流れと考えられるような民主化要求運動でありますから、そういったものをどういうふうにうまく吸い上げていくかという、その政治参加の道を促すような側面支援が必要になってくると。
○南野国務大臣 一九八八年、全国的な民主化要求運動が発生し、同年八月以降、特に激しさを増して騒乱状態となり、また、政府職員の職場放棄、デモなどにより国家機能は麻痺し、治安が極度に悪化したことを憂慮すべき事態という形で申し上げました。
また、このころ官吏の汚職という問題も非常に深刻化しておりまして人々の不満は急速に高まっておりまして、これが背景となって一九八九年四月以降のいわゆる民主化要求デモというものの急速な拡大があったわけです。まさに政治参加の爆発的拡大でございます。
冷戦終結は、ソ連邦の民主化と崩壊、それから東ヨーロッパの民主化要求市民運動とその成功と解放という形で終結したという歴史の理解に基づき、冷戦後は、民主主義を支援する、そして民主主義を推進するという動きが非常に活発でございます。ちょうどことしは冷戦終結十年目です。一九八九年のベルリンの壁の崩壊から十年目の一九九九年の時点でございますが、この十年間に非常にそういう傾向が顕著になっています。
○政府委員(阿南惟茂君) 現在の状況は、現在の政権が非常に長期化しているということに対して、その体制改革、それは民主化要求も含んでいると思いますし、そういう学生や知識人を中心とした動きと、そういう動きの中で一般大衆が生活苦、物価高から非常に苦しい状況で商店を襲ったりという暴動のような状況が十三、十四日にかけて起こった、こういうことだと理解しております。
次に、ミャンマーのケースでございますけれども、八八年の民主化要求による政情の混乱がございました。その後、国軍によるクーデターがあり、ミャンマーの援助を原則として停止いたしました。一部緊急的・人道的性格の援助については例外的な措置をとるといたしましたけれども、原則停止ということを維持したわけでございます。
皆様御記憶のことと思いますが、天安門事件は一九八九年六月四日未明、真夜中に起こったわけでありますが、当時、北京にはそのしばらく前に行われましたゴルバチョフの歴史的な訪中を取材するために非常に多数のテレビクルーがおりまして、彼らが天安門事件に至るまでの民主化要求運動に非常に興味を持って、これを詳細に報じておったわけであります。
人権外交を中国が警戒するのは、若い世代でしかも高等教育を受けた人たちの民主化要求と結びついていって共産党の主導権を保持できない危険が出てくるからなんです。これも世代交代の中で解消し得る可能性は残っていると思いますけれども、ある時期に不安定化を免れない危険があるんじゃないかと思います。
このように一九六〇年代から七〇年代にかけて人の国際移動が盛んになり、その結果、情報が次第に国際化、自由化され、人々の民主化要求が高まって冷戦構造は各国社会の内部から崩壊を開始したのだと考えることができます。 人の国際移動と情報の国際化は、直接的には国境を低くし、物、金の国際移動と相まって国際社会にいわゆるボーダーレス化をもたらしつつあります。
次に、モンゴルでございますが、ソ連・東欧の変化の影響のもとに、モンゴルでは最近民主化要求運動が急速に展開しておりまして、その結果、党指導部の交代、続いて憲法から党の指導原理に関する条項を削除し、複数政党制に移行するという決定が行われております。そういう意味で、モンゴルにおいては民主化が進展する展望が生まれつつあると言ってよろしいかと思います。
○当田説明員 東欧においては、ただいまのところ、中央統制経済の行き詰まりあるいはソ連のゴルバチョフ書記長自身が推進しておりますペレストロイカの影響などによりまして、国民の民主化要求、改革への機運が非常に高まっていると受けとめております。
○国務大臣(三塚博君) 本件につきましては、胡耀邦前総書記の死去に伴った中国の民主化運動というものがありまして、先月二十日の戒厳令公布という事態にまで発展をしたと見ておるわけでありますが、その背景には民主化の流れに対する学生の不満、昨年来のインフレ及び幹部の腐敗、不正に対する民衆の憤りなどが一つの力となりまして大きな広がりを見せ、そのスローガンも単なる民主化要求から反政府、現指導部に対する批判にまで
○高木健太郎君 御存じのような中国の状態でございまして、私たち学問に身を置いている人間としまして、向こうとの学術交流ということは大変関心のあるところでございますが、最近の新聞の報道によりますと、米国の科学アカデミー・プレス会長は、中国の民主化要求デモの鎮圧に抗議しまして、中国科学院などとの学術交流計画を当面中止するという方針を明らかにしております。恐らくこれだけではないと思うわけでございます。
さようなことでありますだけに、政治体制、また価値観の共有という意味で差異はありますけれども、人間の生存、基本的な生命という、そういう観点からと、また社会主義体制といえども民主化要求というのは歴史の潮流の中の一つの傾向でありますし、かく進歩してこそ初めて社会主義も立派な体制になるわけでございまして、さような意味合いから、正常な形の表現、デモというものは世界の中におきまして今日は体制のいかんを問わずほぼ
特に、御存じのことかと思うのでありますが、中国は国連には加盟でありますが、いまだ人権規約には加入をいたしておらないことがこうなるのかなとは1直接関係はないと思いますけれども、私どもの考えは、中国の民主化要求運動というものは、中国の近代化が実現をしていく過程において生じてまいりました政治問題であり、さらに今後も中国の行く手にはいろいろ困難な問題がありますものですから、そういう事態を見きわめてまいる。
○政府委員(長谷川和年君) 胡耀邦前総書記の死去、これは四月の十五日でございましたが、これをきっかけに起こった中国の民主化要求運動は、先月の二十日には戒厳令の公布と、こういう事態にまで発展しました。この背景には民主化、自由化のおくれに対する学生の不満、それから昨年来のインフレ及び幹部の腐敗、不正に対する民衆の憤りがあって、これらが一つの力となって大きな広がりを見せたものと、そう思います。
その中国において、学生の民主化要求運動が市民の支持、参加も得て長期化し、ついに先月二十日には北京において戒厳令がしかれるという事態にまで発展しました。そして、六月三日深夜、戒厳当局が戦車など大規模な部隊を出動させて、実力行使により学生を強制排除するという事態に立ち至りました。
また、先般の中ソ首脳会談におきまして、中ソ和解という新しい時代の始まりが告げられたわけでありまして、その後、御承知のように、今、天安門広場を中心として、中国学生を中心とする民主化要求のデモが大きな広がりを見せているわけであります。
全斗煥政権が国民の民主化要求を銃剣で圧殺し、国家予算の三五%まで軍事費に注ぎ、それが韓国経済の重圧となっているとき、韓国への借款がどんな名目であれ、全斗煥軍事ファッショ政権の軍事大増強を手助けするものにしかならないことは明白であります。私は、借款拒否はもちろん、このような性格を持った日韓協議の中止を強く求めるものであります。
「経営制度の民主化要求(値上げを契機に、より住民団体側の立場に立った制度への変革——経営委員の公選など——」と、こう注釈がついています。「を要求)」ですね。これは括弧して閉じてありますけれども、「これに対しては、問題の発生・波及をできるだけ少範囲にとどめるよう全局的な即応体制を日常的に確立しておく必要がある。」と、こう述べているんですね。