1947-08-13 第1回国会 参議院 決算・労働連合委員会 第2号
同時に勞働組合が自由的に發達して行くところに日本の民主化があるのであります。聯合軍からもその援助が與えられておる。但し私共はこの危機に面して最も大切なことは、勞資間の問題を、できるだけこの政府の努力といいますか、公的關係において摩擦を避けるということが必要であります。それは勞働省がそこにできますれば、これは勞働省の仕事であり、又勞働省の中の監督の任務に當る局が非常に責任があると思うのであります。
同時に勞働組合が自由的に發達して行くところに日本の民主化があるのであります。聯合軍からもその援助が與えられておる。但し私共はこの危機に面して最も大切なことは、勞資間の問題を、できるだけこの政府の努力といいますか、公的關係において摩擦を避けるということが必要であります。それは勞働省がそこにできますれば、これは勞働省の仕事であり、又勞働省の中の監督の任務に當る局が非常に責任があると思うのであります。
國家の民主化に伴つて、國家の女性に対する各種の教育は必須なものとなり、又女性自身の自覚努力が必要となるのであります。殊に性教育におきましては重要であると思います。過去におきまして、日本におきましては余りにその性教育の徹底しておらなかつたところに又このような問題があると思います。
そういう階級の小企業者の意見も入れられたところの漁村の民主化について、今どういうことが要求せられておるかということろに、大きな水産行政の問題があるのであります。そういうところを十分剔抉すべき必要がある、そういうことから考えていつて、どうしても水産廳の考え方をもつと深く、もつと幅を廣くして國政全體とどういう振合いをとるのか、また行政機構の上においてどういう摩擦が起き、どういう整理が要るのか。
なお漁業の民主化の問題についても、私どもはやはり勤勞漁民の立場から、その生産意欲を高揚して、漁業生産の増大をはかつていくというようなことが必要であろうと考えております。この問題につきましても、現在漁業權制度の改正に關連いたしましても、私どもの方でも十分考究をいたしておる點でございます。なお御意見のところは十分これを尊重いたして考えていきたい、かように思つております。
今日においてもなおかつ漁場の民主化ということが徹底的にできない。水産廳ができる場合に、この漁場經營の民主化、というよりも社會化ということについて十分なる注意を拂つていただかなければ、水産の能率はあがらないと私は思う。
次は政黨の組織及び運用の民主化、竝びにこれをなるべく公開して、國民の自由なる批判の對象においておく。いはば政黨の活動、組織というものをガラス張りの中に常において、十分なる國民の批判に任せるそういうことを立法的に整理すべきだらうか、こういう點でございます。
以上、簡單でございましたが、私は自由党の、特に徹底的民主化をおやりになることに関して、自由販賣制に対する私の所見を申し述べまして、意見の開陳といたします。(拍手)
ただいま三浦君の主張されましたところは、社会党案は徹底的民主化をはかるところにあるから無理があるというようなお説のように承つたのでありまするが、よほど自由党の皆さんは徹底的な民主化ということがお嫌いのように伺うのであります。すなわち、地理、交通あるいは労働、経済、そういつた諸條件を異にするから民主化ができないということは、まことに理屈に合わぬことであります。
尚その他いろいろの点につきましても、國営若しくは國有にしないならば到底実現のできないようなことがたくさんあると思うのでありますが、只今中川議員からも高度の技術を採用すべしという御提案があつたのでございますが、御意見誠に御尤だと存ずるのでありますけれども、独占禁止法その他近くいろいろと日本の経済民主化のために発布せらるべき各種の法案、並びにこの法案の実施によつて日本の産業界の遂げる変貌を考えますならば
君主があるということによつて、また君主に特殊的な地位を與えることによつて、國家の民主化、國民の民主主義の實現に對しては毫も妨げがない。これはきわめてはつきりしたことであり、わが国の憲法の中でも、天皇を國家の象徴とし、國民あこがれの的として立つていくということによつて、民主主義の實行に何らの妨げもないものであるという結論に到達いたしておりますことは、憲法の質疑應答を見ても明瞭であります。
この点につきましては十分な檢討を加えまして、当初におきましては尚この規定を存置いたしましてやはり國民の統合であらせられる陛下の御地位を、特殊に刑法上も認めて行こうという考えも持つておつたのでありまするけれども、いろいろな事情と、日本がこの新憲法下におきまして、國際的に民主化するというような事情からいたしまして、この規定を削除いたしまして、一般の規定によらしめることの方がよろしいのではないかと、かような
しからば、これを單に飾物的存在たらしめることなく、現實に具體化せしめることこそ、わが自治法の根本精神たる地方自治の分權化、民主化の基本的要請の一でなければならないと信ずるのであります。 第二に特別市制の沿革であります。特別市の問題は、遠く明治二十年代に、まづ帝都(東京市)の問題として取上げられ、官治による都制、民選市長による特別市制の形でしばしば議會の議に上つたのあります。
第三は、地方醫師會、地方人、一般保健所が三位一體となりまして運營の民主化をはかつていただきたい。以上の希望條件を附しまして保健所法の改正に贊意を表します。 次に傳染病豫防法の一部改正の問題でありますが、國民生活の實情を考えてみますと、今後傳染病に對しましては、大いなる關心をもつてあらゆる豫防の方策を立てねばならぬと考えているのであります。
ただしかし、西尾國務大臣が全官公職員のそういう決議に對して、速やかに實現することに努力するというお話のあつたことは、これは私もまつたく同じ考えをもつておりまして、そういう國營醫療機關を強化擴充する、あるいは醫療行政を民主化するというようなことは、いずれもわが國の今日の民主的政治をする上においては當然なことでありまして、それはその決議のようにしなければならないということは申すまでもないのですから、そういうことの
先般全官公廳の勞働組合の政府に對する要求といたしまして、國營醫療機關強化擴充と醫療行政の民主化ということがありました。これに對して七月十二日附の西尾官房長官の名におきまして、贊成である、できるだけ速やかにこれを實現する方針であるという囘答がなされております。この要求及び囘答は、どういう内容においてなされたのであるかということを一應承りたいのであります。
こういうことは日本の民主化のためにも憂うべきものでありまして、むしろ私は肉體勞働は、その肉體勞働に從事することの誇りをもつていなさればならないし、同時にまた肉體勞働者の社會的地位の向上というような點から考えましても、日本人の從來の官尊民卑の弊風を根本的に改めて、勞働者の地位の向上をはかるという方面からも、その根本を直すことがやはり勞働教育ということになるのは當然だと思つております。
そのためにはただいまの附帶決議の趣旨をあくまで遵奉して、これを實現してもらいたいと思いまするとともに、なお一、二希望をいたしておきたいと思いますことは、勞働省は日本民主化の基本的な省であり、今日もまた産業復興の上に片山内閣における最も重要な省であると考えますので、この省の性質から申しましても極力官僚化を防ぎまして、徹底的にこの省は特別に民主的に成長してもらいたい。
従つて今後日本の教育の民主化のためにも、自分らは再教育を進んで受けたいと思うが、今まで免許状をもつて教職についていた自分らの立場としては、これは一つの既得権であつて、もしこの講習會のあとで試験を受けて、自分らの既得権が失われるということになれば、事は組合としては非常に重大である。
何となれば民主化という問題に對して、その一環が結局作物の豫想報告と實收高報告であるということになる。この調査要綱によりますと、ここに報告事務所長及び食糧事務所長は必要に應じ實收高に關し意見を徴するとあります。
而も今囘の國會が眞の民主化された國會であるということに國民全體の大きな期待がかけられておるところへ、今度のこの公團法は半民半官を逆戻りしまして全然官吏統制になつておる。その官吏統制をやつて國民がどこまで納得するか、國家經済における利害が、どういう利害があるか。
によつて行われて來て、農民の意思というものは十分には取入れられていないということが一つと、それから食糧調整委員會というものが一應公選の形をとるようにはなつておりますが、その權限というものが上からの割當の範圍内のみにおいてするところの調整に過ぎないので、府縣中心の食糧委員會というものが官僚の單なる諮問機關に過ぎないので、こういうふうな供出機構というものは、結局天下り割當を合理化するための單に……一層民主化
もし役場にやらしめるならば、役場に三人分か四人分の金をこしらえてやりさえすれば、役場の人は喜んで私の今言つた通りにして、それが民衆からは、非常に民主化された方法であるとして喜ばれるのでありますが、それをわざわざ公團を設けられるというゆえんが、私にはわからぬのであります。この點はいかがなものでありましようか。
これに対し政府からは、行政の民主化、簡素化は現内閣の基本政策の一つであるので、労働省の設置にあたつても、この点には最も細心の注意を拂つており、すなわち労政局、労働基準局及び職業安定局の三局は、現在厚生省にある三局をそのまま引継ぐことにしており、新たに設けられるものは、大臣官房と婦人少年局及び労働統計調査局の二局に限定し、これの定員も必要の最小限度に止める旨の答弁があつたのであります。
婦人解放の問題は、女の方のごきげんをとるためにやることや、それからまた婦人のための問題だけでなくて、日本民主化の基本的な要件であります。
併し政府といたしましては、これらの罰條の存廃が、直ちに我が國民主化の問題の一環といたしまして、列國の注視の的となつておることを考慮いたしまして、挙げてこの章を削除することにいたしたのでございます。 次は第三章の「外患ニ關スル罪」を改正いたしました。
殊にその組織を徹底的に民主化するということ、あるいはアメリカその他の諸外國にも例を見ます通りに、政黨の腐敗を防止するためには、どうしても一つの基準を與える。この基準によりまして運用をさしていかなければならないものだとわれわれは確信し、この委員會に臨んでおる次第なのであります。
○小平委員 私は電力事業の民主化という點で、當局の所信を伺いたいのであります。申すまでもなく、電力事業は非常に獨占的な色彩を帶びておるのでありますが、また一面非常に公共的であることも申すまでもありません。
○小平委員 先ほど伺つた電氣事業の民主化について、商工大臣は、これは民間のことであるから、官廳の命令というよりも、會社及び業者等の自發的な行き方によつて、當局はこれに協力するという御意見のように拜聽したのでありますが、すでに配電事業が既成の事業として獨占されておるのでありますから、私は當局がもつと積極的にこれが運營の民主化に手を打たれたいと思うのであります。
その點については、文教委員會がもつと研究を十分にして、他との聯關において、世界、そうして日本が民主化をしなければならない段階におけるところのこの教材内容の檢討を、もつと確立しなければならないというふうに思うのであります。