1947-08-21 第1回国会 参議院 決算委員会 第5号
その理由といたしましては、第一に我が國の民主化の徹底のために、本問題は第一に採り上げられなければならない問題であつて、決してこの問題は參議院の一理論派云々の問題ではないというふうに考えております。特に新憲法の精神によりまして、眞に政治が國民の手に歸しました今日、而も第一囘國會において、かかる問題はこれを明白にすることを斷行しなければならないと強く考えておるものであります。
その理由といたしましては、第一に我が國の民主化の徹底のために、本問題は第一に採り上げられなければならない問題であつて、決してこの問題は參議院の一理論派云々の問題ではないというふうに考えております。特に新憲法の精神によりまして、眞に政治が國民の手に歸しました今日、而も第一囘國會において、かかる問題はこれを明白にすることを斷行しなければならないと強く考えておるものであります。
こういう不平をいつも聞いておつたのでありますが、日本人の民主化というのは概ねかくの如き感があるのです。議員バス等についてみましても、最近議員以外の諸君は座席を御遠慮願いたいとい貼札が出てから漸やく座われるようになつた有様でありまして、私は五六囘乘りましたが、まだ一回も腰をかけたことがありません。バツチを見ますと議員以外の人がかけておる。こういうような始末であります。
(発言する者多し)経済安定本部があるうちは、眞の民主化はあり得ない。よつて私は、あくまで経済安定本部に関して… 〔発言する者多く、聽取不能〕
○片島港君 私は、日本社会党を代表いたしまして、わが國の行政機構の民主化、合理化、能率化を促進する上において根本課題であるところの官吏機構について所見を申し上げまして、いささか改革すべきポイントについて私見を附け加えたいと存ずるのであります。
國の徹底的民主化をはからんといたしますには、まず地方制度の民主化が政治的に取上げられなければならないと考えるのであります。
これが我が國を本当に民主化するために、明朗に民主化するために、必要な大前提であると考えるのでありまして、そのためには批評の自由並びに報道の自由というものを極度に尊重しなければならない。事実であるならば遺憾ながらこれを否定するわけにはいかんのでありまするから、それが表現せられましても、これを阻止するわけにはいかんのであります。
私はわずかな金のことだけを言うのではありませんが、こういうところに、ほんとうに日本の民主化ができない原因があると思います。私はかように思いまするがゆえに、法制當局としてはこの點に對して十二分の御考慮を願いたい、私はかように考えております。
第二に、勞働協約によつて五百人に一人の組合の専從者を認めたことは、これは勞働攻勢によつて押しまくられたのであつて、正しくないという御意見であるようでありますが、これまた勞働組合が今日法律上認められた存在であり、しかも日本の民主化のために、産業再建のために、健全なる勞働組合の觀念ということがきわめて必要であるということは、何人も認めるところでありまして、從つてその勞働組合が組合の仕事をする際に、相當數
しかしこの制度につきましては、勞働の民主化という考えからいたしまして、おもしろくない制度だというので、實は進駐軍勞務に關します限りでは、昭和二十年の十月からすでにこの制度を廢止いたしまして、その職能は勞働安定所で現に果しているわけでございます。
○猪俣委員 この新生活運動にしろ民主化、平和化にしろ、農村まで浸透することが大切なことで、これは竹内氏が常に言つていることで私も同感でありますが、これはなかなか容易ならぬことで、その根本の問題は、やはりその村に適當な指導者がいないということであります。
これはここに猪俣委員もおられますが、森戸文相は、日本文化人連盟の理事長に御就任されたとき、その席上でも私お話したと思いますが、日本の民主化は日本農村の民主化を絶體條件にするという大きな問題にぶつかつておるときに、私どもはどうしても農村文化を具體的に進めなくてはならぬということを毎日考えておりまして、その具體的な方向を實は考えておるのですが、そういうときに文教當局としては、指導してはいかぬ——かつて農村
第三には、供出制度を徹底的に民主化する。この方法については、他日の機会に檢討いたしたいと思います。 第四に、農産物の價格を是正する。これは先ほどの民主党の御意見に全面的に賛成をするものであります。他の物資、特に農業生産必需物資と均衡を得せしめる價格でなければなりません。
○大島(多)委員 ただいまの御説明で、從來いろいろ使われてきているから、あるいは深長な意味があるからとおつしやいますけれども、法律というものが民主化されなければならない時代に、こういうむつかしい文字をお使いになることは、私としてはやはり贊成できない。こういうところは、今度のこれは新しい法律でありますから、もつとやさしい文字を使つていただいたらという希望をもつているわけであります。
○加藤シヅエ君 ただいまの司法大臣の御答辯を承りまして、非常に不備であると私どもが思つておりますところのただいま審議中のこの改正民法の法案は、暫定的なものであつて、將來はもつともつと完備したものを用意しなければならぬということを承りましたので、やや安心いたしたのでございますが、それでも一應どの程度にまで民法が民主化されるかということは、次にほんとうに十分に時間をとつて審議さるべき新しい民法が生まれるときの
要するに各政黨々々で黨の大會等において適當にきめるべきであつて、甲の政黨ではその役員の任期を二年にする、乙の政黨では任期を三年にする、丙の政黨では任期を四年にするということは一向に差支えないのであつて、政黨法自身がそうした拘束を規定することは、やはり政黨の民主化を阻害することではなかろうかと考えるのであります。
なるほどその意見も御もつともな點が多いようでありますが、しかしながら組織の民主化ということでどこが一番大事かといえば、結局黨内の役員の選擧、その他あるいは黨の重大方針を決定するそのやり方、ここにあるのだろうと思うのであります。
ということはこれが正しい政黨の發達、しかも目的としまして、組織の民主化ということが政黨をつくりまする一つの大きな目標となつております關係で、できる限り初期においては屆出を履行をさせまして、そうして正しく民主化されておるかどうかということを、やはり他の一般の人々がわかるようにしておいた方がよろしいのではないかと考えております。
そうすることによつて、今まで官僚的に見られておつたそうした組織が民主化されて行く。こういう點からも特にそうした團體を、それからもう一つ、これに加えるのに各父兄も或程度混ぜて貰いたい。學識經驗者という中に入つても結構だと思うのですが、特に教育に對して熱心な第三者的な父兄を入れて貰いたいと思う。
○矢野酉雄君 高良君の意見はこれは根本的に考えが違つておるのであつて、教育内容を民主化するというようなことを國家が財政的にこれを負擔することがこれが恰かも國家主義であるというふうな考えが非常な間違いであつて、且又私立學校、私立教育というものを國家が財政的によしんは負擔するからといつて、これを否定するという思想でも何でもないのであつて、石炭さえも國管をしなければならんという思想はとこから生れたか、七十幾
○兼岩傳一君 民主化に使うのに、そうむつかしいことをいう必要がないし、それから若しそういうような場合、今事務總長の言つたような場合があれば、それは無論本會議が大事ですから、その場合は延期するというような配慮さえ講ずることができれば、問題は何もないのじやないですか、ただそれだけです。
すなわち本法案の規定によつて認められる勞働組合法による勞働組合が勞働大臣の許可を受けて行うもののほか、從來多く行われてきた勞働者供給事業ほ、中間搾取行を行い、勞働者に不當な壓迫を加える例が少くないのに鑑みまして、勞働の民主化の精神から、全面的にこれを禁止しようとするものであります。
そこで政府といたしましては、諸般の事情も併せ考慮し、この際内務省を廢止することが行政の民主化と地方分權の趣旨に副うものと認めたのであります。しかして解體に際しましては、大要次のごとき方針に基き實施いたさんとするのであります。
最後にポツダム宣言により要請せられたる日本の民主主義の徹底が眞に遂行されておるか否かを省みるとき、未だその足らざるものを恥ずるものでありますが、これでは更にかくのごとき懇請をするのはおこがましいじやないかという論も出るかと思いますが、私共はこの懇請を連合國が聞き届けられることにより、日本の民主化は拍車をかけられ、我々民主化の徹底を望む者は勇氣百倍し得るものと考えるのであります。
さらに法律の民主化も、單にこれを社會化する、経濟化するということに止まらず、究極は倫理的な習俗的なものでなければならぬと私は固く信じておるのでございます。從いまして倫理や習俗の問題だからとして、家族生活を軽々しく法律のらち外におこうとするようなことは、法律自身の進化にも、またその民主化にも反する。かえつて保守的な退歩的な舊式な法律關係ではないかと考えるのでございます。
なお内容を申し上げますならば、その運營をする委員會の構成等に十分注意をしていただき、眞にこれが民主化されるよう、私はこの機會にお願いしておきたいと思います。
さらにそれを利用する面もまたあつたということが、日本の警察をして今日のようないろいろな非難であるとか、いろいろな誤解を招く因をつくつておると考えておるのでありますが、これに對して何か警察の、ここに書いてありますように、民主化のために警察の權限を明確にしてやるということも結構だと思いますが、運營に當つて何かお考えになつておる點かございますか。
それで公團や公廳をつくる前に、まずそれらの官僚を一掃してしまわなければ民主化はできないと思うのであります。それをやる腹があるかないかお尋ねいたします。
以上の諸政策を実行するためには、関係官廳、特に貿易公團の徹底的民主化をおはかり願いたいと思うのであります。特に貿易の実施をやる場合には、貿易という実務官廳及び貿易公團のごときものは、行政というよりも、むしろビジネスそのものが仕事の実体でございます。
從つて私はそう解釈いたしておりまするが、それが偶偶日本の特殊の國情に鑑みても、又日本民主化を促進する上においても適切なる規定であると、こう考えるのであります。