1955-01-24 第21回国会 参議院 本会議 第7号
しかし放漫経済政策の大転換に当つて、その責任をとらず、デフレ政策による中小企業の倒産、失業者の続出という問題を残したまま自由党内閣は消え去り、ここに民主党内閣が成立したわけでありますが、一萬田大蔵大臣は財政演説において、三十年度一般会計予算は一兆円のワク内にとどめ、防衛関係費の総額は前年度並みに押えるということを言つているのであります。
しかし放漫経済政策の大転換に当つて、その責任をとらず、デフレ政策による中小企業の倒産、失業者の続出という問題を残したまま自由党内閣は消え去り、ここに民主党内閣が成立したわけでありますが、一萬田大蔵大臣は財政演説において、三十年度一般会計予算は一兆円のワク内にとどめ、防衛関係費の総額は前年度並みに押えるということを言つているのであります。
鳩山総理の政界遍歴は、最近におきましては自由党を脱党して日本自由党で総選挙を行われ、その後自由党へ復帰し、今回またまた自由党を脱党し、民主党を結成し、その総裁となられたのであります。戦前においては政友会を脱して政友本党へ走り、続いて政友会へ復帰され、その後重ねて政友会を離脱しておられるのであります。政党への離脱並びに復帰をしばしば繰り返しておられるのであります。
もちろん民主党に入りましたにつきましては、保守主義政党の大合同、保守主義を基盤とする新民主社会の建設を目ざしまして、今後の政党政治のあり方について深く期するところがあったからであります。従って私の政治信念に基いて行動をいたしたのであります。このことが民主主義にもとる等のお考えでもあれば、それは根本的に御了解が違っていると存ずる次第であります。 それだけお答えをいたして答弁といたします。
民主党の政綱中には、特別会計を設けて利潤を吸収するとあるが、いかなる方策を実施するのか、言明をしていただきたい。あなたが、砂糖について、初め脱兎のごとく、終り処女のごとき態度をとつておることについて、世間では、自由党内閣のドル箱であつた砂糖資本家を脅かして、獅子の分け前にあずかり、甘い汁を吸おうとしたための謀略であつたとさえ極言しております。
その生きた証拠に、現にここに一萬田大蔵大臣というりつぱな見本が存在しておるではありませんかはなはだ失礼ではありまするけれども、日本銀行総裁に就任するまでは一介の銀行マンにすぎなかつた一萬田さんが、今日こつ然として大蔵大臣のいすにすわり、民主党次期総裁説まで流布されるゆえんのものは那辺にありますか。一にかかつて日銀総裁として八年の歳月を日銀の上に君臨していたというこの一点に尽きるのであります。
要するに、今度の選挙の結果によつては、いさぎよく社会党に政権を渡すか、あるいは自由党または民主党のいずれかが相手を切りくずすか、保守合同または保守連携による政権にかじりつくか、二つに一つの道が残されているにすぎないのであります。
なお、委員長として、この際、政府与党の民主党の方に、委員長としての要請というか注文といいますか、一応申し上げます。今きまりましたことは、休憩なしにこの順序で進むのであるが、今日のすべての案件は、与野党、政府ともに話し合いのもとに進んできたのであります。
しかしながら、今同僚山本君からも申されましたように、人事委員会で可決いたしました地域給の問題は、昭和二十八年の人事委員会以来引き続いて、現に民主党に席を有しまする川島正次郎君が、人事委員長として、自由党、民主党、社会両党一致の意見をもってこれを通過させたものであります。
○山本(幸)委員 ちょっと民主党に質問申し上げたいのですが、今松井君が言われたように、腹を割って率直に申し上げると、おおむねきょう解散ということらしいのです。そうすると、これは、事実あなたの方の腹づもりですが、質疑が終ったとたんに解散する手もありましょう。それからまた、一応これを本会議に上程して、採決してから解散する手もありましょう。
そのろちの特定の人に、これは民主党の本吉漁業部と言うておりますが、富山県の、かつては民主党の幹事長であった松村さん、及び政務次官である内藤さんが、石川県庁へ相当の圧力を加えておる。あるいは、あなたの方の水産庁の某係官に圧力を加えている。そうして長崎県の丸一漁業部という船を、これは長崎県から移動して来た船です。
そもそもこれは民主党も自由党も、選挙を前にして社会保障制度の拡充強化というようなことをいろいろ言っております。ことにこれはわが日本社会党の表看板の一つであるわけであります。従ってその社会保障制度の根幹をなすところのこの社会診療制度、こういうものは国家の総力をあげて拡充強化して行かなければならぬ。
従って、これはあえて竹山建設大臣の意図のもとに発表されたものでない、民主党の選挙対策の放言であるということを、私はここで確認していただきたい。
しかしながら、この御説明のうちの政治的、事務的にという二つの考え方を述べていらっしゃいますが、じゃ私、政治的な意味における発言だというならば、政治的というのは、内容は、来たるべき衆議院の総選挙において政治的に有利に、自分のほうに、民主党のほうに勝ちをかち取ろうという意味から、内容は事務的に何ら検討されていない。
いずれ文部大臣が出て来て、また民主党内閣ができて、あの大臣様になった場合において、私らはこの責任を追求するつもりですから、この点だけは念のために申し上げておきますが、少くとも調査をするということだけでは相済まぬことだろうと思うのです。事務的にでもあなたたちは陳情も受けているだろうし、熾烈な要望もされておるはずです。それを受けて何らか措置せられるような御努力を私としては希望しておきます。
私どもは鳩山総理大臣の出席が困難なのを見越して無理やりに出席を要求したのじゃないのですが、民主党の委員の中にその経緯を知らざる人もおありのようでありますから、あらためて公式に御説明申し上げます。 本年の一月五日に内閣委員会におきまして事務当局と打ち合せをいたしました。
委員長の発言を妙に誤解して解釈すると今のようなことになりますが、委員長はそう言ったのではないのでありまして、民主党の総裁である内閣総理大臣鳩山一郎氏、こういうふうに考えて、その出席を要求したわけです。そうすなおに解釈すれば、若干言葉の足りない点はあったにしても、これをあえてここで荒立てて問題にする必要はないと思いますので、このまま一つ進行していただきたい。
それは民主党の委員の中にきょう初めて出てきた者もあるから経過を報告しますということで、なるほどわれわれ代理委員がここに幾人かおりますから、その点は多といたしますが、その中で委員長がこういうことを言われました。
岡崎さんの時代なら私はこういうことはくたびれて言わないのですけれども、尊敬する民主党の新内閣の諸兄だから言うわけです。話せばわかる、こう思っているわけです。 大体、保守とか革新とか言いますけれども、私は、今日の時代では、平和を守り、国民の福利を増大するためには、保守でもいいと思うのです。保守反動が悪いのであって、保守ならば、話せばわかると思う。
三千万ドルなら私は何も民主党になってもらいたくなかった。自由党の言うのは、今年の輸出承認額が三千万ドルで、輸出実績が二千万ドルでしよう。それならば吉田さんと同じだ。やはりプディングの味は食うにあるで、実際成果が上らなければだめですから、やはり次官はえらいと思う。三千万ドルというのはひどい。
しかし、これらの民主党の政策のうち、どれだけが不渡り手形に終り、どれだけが国民に深い幻滅の悲哀をやがて二、三カ月後に与えるかどうかということに思い及ぶと、まことに寒心の至りであって、行政当局並びに民主党の同僚諸兄たちの御奮闘を切望するわけでございます。
これを私ども率直に申せば、大臣の意見か、民主党の意見かしりませんが、これをあえて反対にした。この反対にしたことについてはどういう特別な理由があつてかような前回と異なる措置をとらざるを得なかつたかということについて、大臣の考え方をお尋ねしたい。
ましてこの問題は自治庁長官として今後地方行政をやつていかれる上においても、これは非常に重大な意味を持つた問題であるだけに、党内におけるどういう地位であろうとなかろうと、いやしくも民主党が政権を握つておつて、しかも民主党の与党の党員をこういう問題について何ら手放しで勝手にしておいて、そうして委員会へ出て来られて、こちらからの質問に答えて、そういうことはもう少し自粛にまかしておいて、どうしてもいかねば法律
○秋山長造君 そういう御議論を長官が持つておられるならば、せめて自由党だとか、社会党だとか、他党の候補者を束縛するということはできぬでしようけれども、せめて与党である民主党、あるいは民主党系の知事だけでも、こういう繰り上げ辞職で繰り上げ選挙というようなことを自粛すべきだと思うのです。
鳩山民主党内閣の外交方針あるいは重光外交の外交基本方針と申しますか、それと、自由党内閣のとつてきた方針、または自由党のとつておる外交の基本方針とは、一体どこが違つておるのか、もし違っておるとしたならば、その点を御指摘願いたい。昨日の外相の演説を拝聴いたして、全部の外交方針を要約いたしますというと、第一、自立、自主独立の完成ということ。第二は、自衛体制の整備ということ。
あなたの率いる民主党が、一政党といたしまして主義政策を発表されて、これを国民に訴えられることは、まことにこれはけっこうだと存じますが、選挙管理を唯一の任務といたしておる短期間内閣が、毎日盛りだくさんな政策、方針、大綱、計画等を発表宣伝して国民をたぶらかすことは、まさに総選挙を前にして選挙の事前運動と断ぜられてもいたし方のないところでございます。
あなたの民主党総裁就任は、政治家の最後を飾るために総理になる、総理にさえ推戴してくれれば、過去のいきさつや、主義主張はどうでもよいというふうに見えるのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり、拍手)あなたの民主党総裁就任の心境を、率直にこの議場を通じて表明願いたいのであります。
各党間においては三日間という説が強くて、なかなかまとまらなかったものを、まず時間で切って、どうしてもやむを得ないときにはその翌日になることは了承してもらいたい、そのときは、場内交渉等において、今までもあることであるから、十二時に至るからこの辺でどうであろう、明日に残すということを交渉したい、こういう民主党の対策委員長の発言もあったのであります。
○菅家委員長 なお、積雪寒冷単作地帯振興対策審議会委員の補欠選任の件でありますが、これも、従来の例によりまして、大村清一君の後任には自由党の植木庚子郎君、内藤友明君の後任には民主党の楠美省吾君、この二人を選任いたしたいと思います。
(拍手)すなわち、去る十二月十四日発表された民主党政調会の具体案なるものによりますると、依然として現在のココム協定の線まで緩和をするよう努力するとなつておりまするし、石橋通産相は、組閣当時の大々的な宣伝をあたかも忘れたかのように、最近では、中国貿易はそれほど期待できないと、吉田内閣当時と同じ口吻に豹変しておられるのであります。
(拍手)国会の解散、総選挙を前にして、民主党が党の方針や政策を示すこと、これはよろしい。それは当然のことであります。しかし、選挙管理内閣の首班たる鳩山首相が、あたかも実行でもするかのような幻影を国民に与える施政方針、それは不用意のうちに作られたものではございますが、そうした施政方針を述べられたことは、私の了解しがたいところであるのであります。
(拍手)元来、民主党内閣は、選挙管理内閣であり、たとえば実体のない影のような存在であります。影に対して質問することは、あたかも空を打つような感じもいたしますが、将来のため、全国四千万農民の言わんとするところ、聞かんとするところを申し上げて、質問といたしたいのであります。(拍手) 第一にお尋ねいたしたいことは、民主党内閣に農村振興の根本対策ありやといふことであります。
民主党内閣では少しでもいいことをやるのだということになりますると、保利前農林大臣の言った以上のことをやらなければならないと思うのです。そこで第一は、これは法律に命ぜられた明らかなことでありまするから、作況指数が現在のように九二・一と出て参りますと、減収加算をしなければならないということは、これは行政府として認めなければならないと思うのです。
これは民主党の農業政策の一つのバロメーターにもなると私は思うのです。宣伝が本意であるか実質が本意であるか。ほんとうにあなた方が世間に発表しておられるような謙虚な気持で農民の実情に沿わんとするならば、この補正という農民の要求くらいに沿えないようなことでどうするのですか。あてがい扶持で上から補正を天下らして行くということになれば自由党農政以前ですよ。
そこで第一にお尋ねしたいのですが、この三割を是認されたか是認されなかったかは別にいたしまして、今の民主党内閣において自作農維持金融を考えておられる。この面からいって、三割くらいを農手で置いて縮小したいという願望と、これとは衝突するとおそらくお考えになっていなければならぬはずだと思うのですが、矛盾、衝突はないとお考えになっておるかどうか、この点お伺いしたい。
○政府委員(床次徳二君) こまかい折衝の経過につきましては、他の委員から御必要がありますれば御説明申し上げたいと思うのでありますが、これは民主党内閣が成立いたしました後に、アメリカとの折衝の結果によりまして、従来の金額等におきまして著しく差がありましたものが、と申しますか、比較的少額というふうにアメリカが考えられておりましたものに対しまして二百万ドルという数字まで努力をすることになったのであります。
そんなことでこれを民主党の功績などとあなたはたたえられますけれども、そういうことを言われるから、みんなこれは選挙管理内閣の性格でありながら選挙宣伝内閣に堕していると言われているのです。どうなんですか。
民主党内閣においてどういう見解のもとにこれを一月の初旬に妥結されたのですか。
○菅家委員長 私に対する御質問ですから申し上げますが、そもそも委員会が、二日、六時間四十分ときめたことは、政府与党であるところの日本民主党の代表者たる石田国会対策委員長が見えられまして、必ず二日間で、この時間で上げてくれないかということであった。そのときの石田君の発言ではっきりしておることは、二十四日じゅうにはいかなることがあっても解散しないと、はっきり言明したのであります。
従って私は、本委員会を休憩いたしまして、各党の対策委員長会議において決定されたことが基本になるか、ならないか、与党である民主党の対策委員長の言葉を、政府は尊重するという誓言ができるか。できないならば、対策委員長会議の申し合わせは無効であるから、それを基礎にした本委員会の審議は、暫時休憩して出直していただきたい。
○菅家委員長 なお、この趣旨弁明のことは、前回の委員会の経過等にもかんがみて、民主党に一つ譲歩してもらいたいという強い御要望が、理事会その他でありましたが、とにかくこれは第一党たる自由党に今回はやらせるということに、別に採決したのではありませんが、理事会において話し合いできめた次第であります。さよう御了承願いたいと思います。
ところが不幸にして、与党である民主党の方から、県を先にし、これに五大市をも加えて一緒に先にやれ、こういう案が出ました。私は案そのものにはあながち反対ではございませんが、五大市を一緒にやりますと、五大市におきましては市会議員の選挙と市長の選挙と、さらに県会議員なり府会議員なりの選挙と知事の選挙と、同時に四つ行われることになります。
というのは、選挙後、民主党内閣ができるとは限っておりませんから、今の政務次官に約束せよということは無理かもしれません。けれども内閣の座にすわっておって、こういう問題についてどう考えるかということの考え方が足りないような気がするのです。というのは、NHKの予算は、この予算が成立をしなければ歳入の全部である受信料は決定できないのです。
であるからして御自信があれば――これは自信の問題ですからやむを得ませんが、これ以上議論してもしようがありませんが、そうなりますと、その責任はあげて現在の民主党政府、同時に大臣代理として来られた小島政務次官の責任において他には何ら迷惑をかけない、責任を押しつけない。もしそういうことでもっていろいろな不始末が起きた場合には、いわゆる民主党内閣が責任をとるということを言明してもらいたい。
○橋本(登)委員 非常に自信があるのですが、ただ民主党内閣がおできになれば、今度民主党内閣の責任を追及できるのでありますが、もし他の社会党内閣でもできますと、それは民主党内閣の小島政務次官が言ったというようなことで、われわれは責任追及のしようがないのです。われわれは、政府をいじめる考えでこの間そういうことを申し上げたのではないのです。法なら法の根拠に従って運用していきたい。
それからその次に、労働者住宅の問題をおっしゃいまして、非常にこれも私たちといたしましても感謝いたしておるのでありますが、ただ住宅を多く作るのだ、大幅に作るのだと言われたんでははっきりわかりませんが、自由党がいわれておるように、今までできもしなかった三年間に百万戸、あるいは民主党としては、三年間に三百万戸も作っていただけば、今のやつは非常によくなるかわかりませんが、どのくらいの労働者住宅を作ろうと思っておられるのか
自由党に反対してお立ちになった民主党の労働大臣だから、それに労働者の福祉を守るということをしきりに言っておいでになる千葉さんだから、ここでもしもお出しになったならば今度の選挙で勝ちますよ。これは冗談じゃないのですよ。全国の労働者がいかにこの労働金庫連合会の発足を念願しておるかということは、もう大臣の御想像以上なんです。こういう点を一つ腹に締めて御答弁をお願いしたい。
少くとも今新聞論調を見ましても、その他の評論家の論調を見ましても、民主党の再軍備問題、徴兵制の問題、憲法改正の問題、この大いなる問題については、何か割り切れないものがあることを一斉に論じておりますので、これは民主党のためにも、鳩山内閣のためにも、事を明らかにして選挙に臨みなさることが、得策じゃないかというふうに考えておるのであります。
ただ官房長官及び委員の方々にもお話申し上げたいと思うことは、鳩山総理に委員会に出席してもらってその所信を聞きたいという理由は、これは選挙を前にいたしまして、鳩山内閣並びに民主党、この内閣並びに政党が、大きな国策についてはっきりした態度を示して選挙に臨みたい。これは公明選挙を行う最も大切なことです。党の政策に興味を持たせて選挙を戦うことによって公明選挙を推進する。