1954-03-03 第19回国会 衆議院 文部委員会 第12号
これが共産党のスローガンである民主人民政権の樹立とは誰いておりませんけれども、しかしこれは明らかに労働者独裁を主張するところのいわゆる民主人民政権樹立であると私どもは解釈いたします。さらにこの間私は引用したのですが、十二日某日の日教組のいわゆる実力行使行動方針書の中に、われわれの行動は合法的ではない、遵法的ではないとはつきり言つているのです。こういうことが共産党の方針と合致しておらないかどうか。
これが共産党のスローガンである民主人民政権の樹立とは誰いておりませんけれども、しかしこれは明らかに労働者独裁を主張するところのいわゆる民主人民政権樹立であると私どもは解釈いたします。さらにこの間私は引用したのですが、十二日某日の日教組のいわゆる実力行使行動方針書の中に、われわれの行動は合法的ではない、遵法的ではないとはつきり言つているのです。こういうことが共産党の方針と合致しておらないかどうか。
今聽濤委員は、わが党あるいは吉田内閣に対して、労働運動に対する無理解であるということを言つておるけれども、この終戰後四年の間における共産党の指導いたしておりますところの労働運動は何である、これはまつたく労働運動に名をかつて、そうして常に彼らの唱えておるところのいわゆる民主人民政権の樹立のための道具に使つておるにすぎない。
○鍛冶委員長 それからまた、組合員はがつちりスクラムを組んで、賣國吉田内閣を打倒し、われわれ人民のための人民の手によつて眞の民主人民政権を樹立して、安心立命の基礎にせよ、こういうことを言われたということでが。
それが共産党のいわゆる民主人民政権獲得の一つの鬪爭方針である。あなたは先ほど中央の共産党の方針に基いてやつているということですが、それは共産党のいわゆる鬪爭方針であるとわれわれは思うのですが、あなたはそれはどうですか。職場鬪爭からいわゆる地域人民鬪爭に持つて行つて、そうして最後に権力鬪爭をやる。
○吉武委員 九月には革命があるそうだ、あるいは共産党の天下になるのだ、共産党の民主人民政権ができるのだと言つておつたが、そういうことはどういうところから出たと思うか、こういうことです。
なるべく早く吉田内閣を打倒し、民主人民政権を樹立してこそ、初めてわれわれは生き返ることができる、民族を保持することができる。(拍手)この点に関しまして特に吉田首相の明快な回答を望む次第である。(拍手) 〔國務大臣吉田茂君登壇〕
私は、最後に結論として、こういう國家的な重要企業を合理的に、能率的に運営するためには、民主人民政権のもとにおける國営人民管理以外にないということを断言いたしまして、この四法案に反対の意を表するものであります。(拍手)