2012-11-15 第181回国会 参議院 厚生労働委員会 第1号
しかし、その一方で、民主主義というのは、民主主義自身が一つの方向性や理念というものを持っているわけではありません。民主主義とは何かということをあえて定義付けるならば、プロセスであり、その経緯というものをいかにしっかりとつくっていくかということであり、それは言ってみれば手続論であると思います。
しかし、その一方で、民主主義というのは、民主主義自身が一つの方向性や理念というものを持っているわけではありません。民主主義とは何かということをあえて定義付けるならば、プロセスであり、その経緯というものをいかにしっかりとつくっていくかということであり、それは言ってみれば手続論であると思います。
事態は非常に、いわば我が国の民主主義自身が危機に立っておるというふうに認識をいたしております。
いや国有財産だからおれたちは知ったことじゃない、私の月給から払うわけじゃない、こういうような無責任ないわゆる魂胆が、話し合い、話し合いという美名になって民主主義自身を崩しておる、こういうふうにあなたはお考えになりませんか。
こういうものにつきまして何か救済方法を認められない限りは、国会というものがありましても、反対党が政府の行政的な措置によつてどしどし片つぱしから追放にさせられるようなことが認められることになりまして、これは日本の民主主義自身がまつたく無視されるという結論になるのでありますが、この点についての救済方法をどうお考えになつておりますか、御意見を聞きたいと思います。