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87件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

1949-07-29 第5回国会 参議院 法務委員会 閉会後第9号

ともすれば労働組合その他労働運動者関係から、労働者が官憲の不法行爲によつて死を生じた場合と、下山事件の総裁が、それも自殺か他殺か分らないにも拘わらず莫大なる國費を以て調査をしておることと対照すると、飽くまでも日本のまだ警察官及び警察界人々人権を平等に取り扱つておるのではないのであつて労働者に対しては甚だ不親切である、こういう非難を浴びておる今日におきまして、新民主主義國においては飽くまでも一人

大野幸一

1949-06-18 第5回国会 参議院 法務委員会 閉会後第4号

私共といたしましては、中正にして健全な民主主義國家として日本を再建するためには、絶対にこの種の暴力團体を一掃しなければならんと考えておるのであります。今後の処理方針といたしましては、全國的に基礎的にデーターを調査蒐集いたしまして、これに基いて組織的に要注意團体を選択し事件未然防止に努めますると同時に、悪質な事案に対しましては、容赦なく解散を断行して行きたいと考えておる次第であります。

吉河光貞

1949-05-30 第5回国会 参議院 本会議 第38号

先進民主主義國におきましては、報道機関と雖も人の人格問題につきましては容易に言及しないと言われております。一遍傷けられた人格というものは、後で如何に無罪と言いましても、到底とつて帰らないからであります。すでに私の人格は、この壇上に立たせられて弁明をしなければならないということだけども傷けられました。私は重ねて申上げます。

天田勝正

1949-05-23 第5回国会 参議院 懲罰委員会 第5号

それとこの議院内の言論の許される範囲との間におけるこの限界をどこまで認めるかということが非常にむずかしいことでありまするが、併し民主主義國においては軍國主義と違いまして、武力、実力、暴力を一切排除する代りに、或る程度まで議論と言論とにおいて相手を屈服しなければならないし、相手を説得せしめなければならない、そこに言論はやや緩和し、やや拡張し、その範囲を拡げて行かなければならないと思うのであります。

大野幸一

1949-05-16 第5回国会 衆議院 本会議 第30号

さらに凶悪犯罪その他の犯罪行為に対しましてわれわれが考えなければならないのは、何ゆえにこの種の犯罪が起るかということを究明し、その原因を芟除するところの方策を何ら講ぜずして、現れて結果を取上げて、それに対して重圧と彈圧をもつて臨むがごとき態度は、眞に民主主義國家としてとるべき態度ではないと信ずるのであります。

田中織之進

1949-05-14 第5回国会 参議院 地方行政委員会 第16号

地方自治現状が、民主主義國家にふさわしいとは言い難い、こういう状態にあるということを先ず述べて、次に地方財政現状といたしましては、今地方自治そのものに対する十分な尊重の念がないということと、もう一つには経済九原則により財政を健全化しようという精神が、いろいろな方面において現われようとしておるけれども、何といつても國の財政自身を健全化するという点に重点がおかれて、地方財政の点まで未だ及んでいないことが

荻田保

1949-05-14 第5回国会 衆議院 本会議 第29号

ことに重大な時期にあるにもかかわらず、殿樣然としてのこの國会を睥睨している形は、民主主義國家の大宰相では断じてないと私は思う。(拍手)そういう点は御反省願いたい。そうでなければ、ほんとう國会というものが國家最高機関としての権威を維持することができないのです。しかも総理大臣は、みずから衆議院議員の候補に立つて当選し、議席を持つている。

椎熊三郎

1949-05-12 第5回国会 衆議院 建設委員会 第17号

申すまでもなく現在、日本はその使命といたします民主革命を行う途上にあるのでありまして、今日の日本に、民主主義國家としての一應の形態は、戰後國民努力によつてできているようでありますが、なお内容については、今後國民努力によつて完成されなければならぬものが多くあることは、万人の認めるところであります。

前田榮之助

1949-05-10 第5回国会 衆議院 法務委員会文部委員会連合審査会 第1号

なるほど諸團体が届け出ます機関誌紙そのものを、一般國民に公開するという規定は現われておりませんが、事実上閲覧者に対しましては、届出事項のほかに、その求めによりまして、つとめてその機関誌紙をも公開して、團体内容國民一般に公開して、健全なる民主主義國家の育成をはかりたいというのがこの九條の趣旨であります。新聞紙法の十一條には、発行と同時に納本せよというような納本制度が規定されております。

吉河光貞

1949-05-06 第5回国会 衆議院 建設委員会 第12号

また法制的にも、日本の将来行くべき政治の方式といたしましても、さらにまた日本国民が完全なる民主主義國民になるゆえんからいたしましても、これがほんとうの道であるのでありますが、こういうことをいたして都道府縣知事の指示を得なければ、自分の管轄内の水防もできないというような國民であつては、決して民主主義國家などと言えるはずのものではないのであります。

瀬戸山三男

1949-04-27 第5回国会 衆議院 内閣委員会労働委員会連合審査会 第1号

もし大臣が調節ができるというようなあいまいな言葉で、基本的人権が制限をせられるということならば、これは民主主義國家におけるゆゆしき問題であつて、少くとも基本的人権に関する問題は、労働大臣といえども、あるいは何人といえども、おそらく神樣といえども、基本的人権を奪うことはできないのであります。從つて公共福祉というような事項にとらわれて、労働者基本的人権をいささかも制限してはならないのであります。

土橋一吉

1949-04-21 第5回国会 衆議院 大蔵委員会 第18号

なおまた厚生省におきましても、民主主義國家における医療のあり方というものが、社会保障を根本にして打立てられなくちやならないということは、皆樣もすでに確認されていることと思うのでありますが、從來果して來た國立病院の実績は非常にゆるいものではありましたけれども、社会保障の基盤に立ちまして、今申し上げましたような八〇%の生活保護法社会保險全額免除、こういう人々を積極的に吸收して扱つて來ているわけであります

堀江信二郎

1949-04-16 第5回国会 衆議院 労働委員会 第5号

青野委員のお尋ねでありますが、御意見の通り、私は暴力團存在ということは、これは民主主義國家の敵だと考えておるのであります。警察の一番力を入れなければならぬ点は、自由なる言論が、この暴力團的行為によつて抑圧をされるというようなことがあつてはならないということでありまして、われわれといたしましては、かような存在を一日も早くなくするということが、一番の緊要な事柄だと私は考えておるのであります。

齋藤昇

1949-04-16 第5回国会 衆議院 本会議 第18号

第三には、この外資は單に一つ二つの國に片寄らないで、世界民主主義國と全面的な提携をやらなければならないということを言つておる。第四に、今のような外資導入やり方、官僚と大きな資本家の代表、この少数のやみ取引による外資導入、このやり方にわれわれは反対しておる。そして、民主的な方法によるところの外資導入方法をわれわれは主張しておる。  

野坂參三

1949-04-07 第5回国会 参議院 本会議 第11号

これはヨーロツパに北大西洋條約ができたから太平洋にもこれと同類のものを作ろうというのであろうが、連合國の一國たるソ連、並びに中國共産党によつて人民民主主義國に一大変化している中國の立場を無視し、我が國をして一方的に國際條約に縛り付ける危險を敢てせんとするものである。これが戰爭を放棄し、民主主義平和國を作ることを誓つた日本國政府内の一高官から出る言葉であろうか。

細川嘉六

1949-04-06 第5回国会 参議院 本会議 第10号

それは決定的に負けつつある侵略主義國に対して、決定的に勝ちつつある民主主義國が、己れの非を世界の前に公然と認め、賠償の問題を公然と採り上げたというところにあるのであります。それは交戰諸國が、その勝ち負けに拘わらず、それを越えて一樣に服すべき國際正義に対して忠誠を示したというところにあるのであります。

中野重治

1949-04-05 第5回国会 衆議院 本会議 第12号

第二次世界戰後世界民主主義國家群共産主義國家群二つの陣営にわかれ、冷い戰爭の名によつて呼ぼれる二大國家群対立は深刻なるものがあるのであります。北大西洋同盟條約の締結は、さらにこの対立を激化しつつあります。戰爭準備は急速に行われつつあります。米ソを初め、世界は第二次戰爭後わずか三年にして再軍備時代にあるといつても過言ではありません。

淺沼稻次郎

1949-03-30 第5回国会 参議院 本会議 第5号

日本戰爭を放棄して民主主義國家として、平和日本文化日本道義日本の建設を高らかに宣言いたしましたところの新憲法は、國民福祉を以て我が國是とするという精神に貫かれておるのであります。特に憲法第二十五條は、國民基本的人権に基くところの國民厚生福祉が、國家の極めて重要なる基本的要件であることを定めておるのであります。

塚本重藏

1949-02-09 第4回国会 参議院 厚生委員会 閉会後第3号

説明員内野仙一郎君) 社会保障を実施いたし、又実施いたさんとしておりまする國は十指に余るのでありますが、民主主義國の殆ど全部がこれを採用し、又は採用せんとしているのでございます。この國々につきまして全部を全部細かく申上げるということは時間も許しませんので、若干の主要國を一覧表的に申上げてみたいと思つております。

内野仙一郎