1963-02-12 第43回国会 参議院 商工委員会 第6号
イギリスからは毎年大量の羊毛類を購入している上に、こうした製品までも多量に買い入れねばならないというのはどうも不合理で、これではせっかく日本で毛織業が伸びてきたのに水を吹っかけるようなことになりはしないかと私はおそれるのであります。これに対して衆議院の予算委員会で池田総理は、これは一つの事例で越え得べき、越えなければならないものだと、こう言っておられる。
イギリスからは毎年大量の羊毛類を購入している上に、こうした製品までも多量に買い入れねばならないというのはどうも不合理で、これではせっかく日本で毛織業が伸びてきたのに水を吹っかけるようなことになりはしないかと私はおそれるのであります。これに対して衆議院の予算委員会で池田総理は、これは一つの事例で越え得べき、越えなければならないものだと、こう言っておられる。
それから紡毛糸につきましてもその約半分が大企業によって生産されておりまするので、毛織業では原料高で製品安ということが常態なのでございます。これから断ち切られるということはきわめて困難だと思います。もっとも昨今は金融引締めという事態がございますので、原料も安い、製品はもっと安い、こういう具合に言い換えられなければならぬと思いますが、実情はその通りでございます。
それは輸出や輸入の場合は必要に応じて相手国の度量衡を用いても差支えないから、紡績業や毛織業、輸入機械というようなものの部分品、又組立、修繕には何ら支障がなくなつて来る、現行法でも……。第二は従来の文書商品等に記載されておる度量衡の単位は期限後でも改訂することなくそのまま有効なんです。何も心配することはない。