○毛利説明員 気象庁測候課長からお答え申し上げます。
○毛利説明員 わかりました。
○毛利説明員 申し上げます。 気象庁の五十年度の人員要求は十数人を要求しておりますが、もしいただけましたならば、われわれが予算要求いたしました仕事は、従来の人員とともに活用いたしましてできると考えております。
○毛利説明員 申し上げます。 ただいま先生が御指摘になりましたように、近年世界の天候が変わってきておりますことは、世界の多くの気象学者や気候学者などが指摘いたしまして、また研究もしているところでございます。 それによりますと、大体一九四五年ごろから世界の気温はやや下がる傾向にございますが、この現象は、大体は北緯六十度以北でございますが、特に高緯度の地方で顕著でございます。
○毛利説明員 申し上げます。 春日市につきましては、三十一日零時三十分ごろ、降り始めてから三十ミリという通知がございます。これは春日消防署でございますが、一時十五分ごろ、降り始めてから六十一ミリという報告がございます。福岡の気象台におきましては、当日日勤であります予報課長が夜泊まっておりまして、レーダーの観測とこの資料を勘案して、警報の発令を一時半に出したわけでございます。
○毛利説明員 春日消防署からの報告は、各一時間の雨量が、二十四時には三ミリ、午前一時には二十三ミリ、午前二時には百六ミリ、午前三時には九十七ミリ、午前四時には四ミリという報告でございます。
○毛利説明員 申し上げます。 世界の気候が少しずつ変りわつつあるということは、世界の気象学者や気候学者がいろいろ調べておりまして、この二十年くらいの間に少しずつ世界の気温が下がる傾向が出てきております。特に北緯六十度から北のほうでは、温度が下がるということが非常に顕著な形であらわれております。
○毛利説明員 お答え申し上げます。気象庁の予報部長でございます。 先般、気象庁におきまして、近年の世界の天候につきまして、印刷物にしまして発表がございました。先ほど先生が申されました異常ということでございますが、この世界気象機関のきめによりますと、大体二十五年以上に一回起こるような現象を異常と申しているわけでございます。
○毛利説明員 お答え申し上げます。 先ほど間違えましたのを訂正させていただきますが、一九六五年、昭和四十年でございまして、昭和三十五年と申し上げましたので訂正させていただきます。
○毛利説明員 よくわかりました。
○毛利説明員 私、残念でございますけれども、今回のたつまきにつきましては詳しい報告を準備いたしませんので――昨年の台風九号のときに、関東地方でたつまきの大きい被害がございました。
○毛利説明員 お答え申し上げます。 今回のいわゆる台湾坊主と申します低気圧が、一月二十九日に沖繩の西方で発生いたしまして、三十日、三十一日には東京付近を早朝通りまして、北海道の根室付近まで通過いたしました。
○毛利説明員 お答え申し上げます。 今回の低気圧に伴います雨の特徴でございますが、五十有余日続きました天気が一変いたしまして、大体月平均の降水量を上回るような大雨が降りまして、特に三重県の宮川では、三時間に百十一ミリというような雨が降りました。そのほか、北海道地方でもかなりの大雨と大雪が降りました。東京では、三十日に五十八ミリの降雨量でございます。
○毛利説明員 現在の雨量計が旧式でございまして、こういうものは将来もっとりっぱなものにしなければならないという先生の御意見に同感でございます。
○毛利説明員 お答え申し上げます。 長期予報の結果などにつきましては、一般の報道関係のほか農林省農政局などを通じて発表してまいっております。
○毛利説明員 ただいまの先生のお話に関しまして、立山のレーダーに関しましては、私の上司である長官に申し上げて検討したいと思います。
○毛利説明員 お答え申し上げます。 近年の大きな天候の傾向といたしましては、最近北方方面に非常に強い、これは上空までおおいます強い空気がだんだん多くなってくる傾向がございまして、この影響が世界各地にも及んだのでございますが、日本といたしましてはある過渡期的な状態で、非常な変動の多い気候状態を持ってきつつある現状でございます。
○毛利説明員 お答え申し上げます。 いま先生のお話のございました集中豪雨という現象に限りますと、これは将来どうなるかということは非常に困難な問題でございます。ただ従来の傾向を見ておりまして、やはりこういう現象は多少、はっきりわかりませんけれども、起こるのは起こるだろう、その程度しかまだわかりません。
○毛利説明員 お答え申し上げます。 最近の気候の変動の状況でございますが、北半球全般を考えますと寒冷化、つまり温度が次第に下がる方向を現在たどっておりまして、何らかの形でこういう影響が日本に及んでくるということは考えられるわけでございます。また、われわれといたしましては、そういう状況の一つの過渡期であるというふうに考えております。これが大体現在の世界の気候学者の定説となっております。
○毛利説明員 お答え申し上げます。 北半球全体の傾向と申しますと、やはり長年のことでございまして、大ざっぱに申しますと、次第に天候が約八十年前に戻りつつあるという見当になりますので、こういう形はやはりしばらく続く可能性があるというふうに思われます。
○毛利説明員 大体現在までは、いろいろの異常についてわれわれ十分検討しておるのでございますけれども、やはり、たとえば寒いときには、暑いときの予報というものまでが大体われわれの限度でございます。
○毛利説明員 最近の気象の状況でございますけれども、これは日本だけでございませんで、世界的にもかなりいろいろの異常が出ているのでございます。たとえば、最近の日本の状況を申し上げましても、この季節にしては非常にあたたかい日があらわれたり、急に寒くなったり、これは全体に大気の流れと申しますか、そういうものがかなり異常になっているというふうにいえると思うのでございます。