1964-06-25 第46回国会 衆議院 運輸委員会 第46号
○比田政府委員 ただいま御指摘になりました座礁しまして海難を受けた船舶は、おおむね小型船でございます。大きいのは御承知のとおり沖に退避しまして、いわゆる本船には異常はなかったのでございます。したがいまして、はしけとか機帆船とかごく小型の船につきましては、比較的取り除く仕事は簡単な仕事でございますので、復旧工事の中にぜひ取り入れたい。
○比田政府委員 ただいま御指摘になりました座礁しまして海難を受けた船舶は、おおむね小型船でございます。大きいのは御承知のとおり沖に退避しまして、いわゆる本船には異常はなかったのでございます。したがいまして、はしけとか機帆船とかごく小型の船につきましては、比較的取り除く仕事は簡単な仕事でございますので、復旧工事の中にぜひ取り入れたい。
○比田政府委員 港湾関係につきましては御指摘のとおり通産省の所管でございますけれども、港の地帯のいろいろなレイアウト、配置計画というようなものは私どもの所管でございますから、それと切り離しては議論ができないはずでございます。したがいまして、私どものほうは、レイアウトの面から見ました立場からいろいろ通産省に御意見を申し述べたいと思います。
○比田政府委員 重要な施設に対しましてはさようやりたい。ただこわれましたところでも、当然災害として直してもらう権利はあるのですけれども、いますぐ急いでやらなくてもいいというところも場所によってはあるかもしれません。そういうような点を考えまして、新潟港で昨年でも四百六十五万トン扱っているのですから、それを扱えるようにするための処置といたしましては、大体二年間で終了いたしたいと考えております。
○比田政府委員 お説のとおりだと存じます。特に、海岸のほうはでこぼこがあってもよろしゅうございますから、海岸の決壊のほうはかっこうにかまわずに、おっしゃるとおりにやったほうがいいと思います。また川岸もそれに準ずると思いますが、ただ岸壁の線は、船の長さが長いものは百五十メートルぐらいありますから、そこにでこぼこがあっては困るので、まっすぐに平らにしなければならない。
○比田政府委員 一つ申し添えたいと思いますが、この地方の潮の満ち干の高さでございます。東京湾ですと大体二メートルくらい、大阪湾ですと三メートルくらい、この地方は四十センチないし五十センチでございます。つまり一番干潮のときから一番満潮のときで四、五十センチしか上がりません。
○比田政府委員 小型船の港はございますけれども、大きいのは、北のほうへは酒田ぐらいまでいかなければならぬ。それから西のほうでは直江津がありますが、これも自分のところで一ぱいでございます。なお、新潟が普通の状態で使用できるようになるにはかなりの期間がかかるかもしれません。
○長尾説明員 比田政府委員がほかの委員会で現在答弁中でございますので、長尾防災課長でございますが、かわって御説明申し上げたいと思います。 四月七日現在までの青森、秋田関係の被害額は、港湾関係のみでございますが、二億八百三十万円と現在被害報告に接しております。この内訳は、主として青森県であります川内、八戸、深浦となっておりまして、大部分、港湾区域内の海岸堤防の損傷でございます。
○比田政府委員 御説のとおりでございます。そのような行政指導を従来もやってまいりましたが、今後も一そう強めてまいりたいと思います。
○比田政府委員 含まれております。
○比田政府委員 まず最初に申し上げますのは、港湾の整備がまだ不十分であるという点は、確かに御指摘のとおりでありますが、ただ、今回の事故が必ずしも防波堤が低いために越してきた波のみで起こったようには判断されないわけでございます。ということは、風の強さが非常に影響しているのではないかということでございます。
○比田政府委員 八戸の港内におきまして、ノルウェー船が二月の十一日座礁いたしましたことは、ただいま御指摘のとおりでございます。八戸港は、東北の、特に青森県におきましては非常に重要な港湾でございますので、われわれ当局といたしましても、従来整備を非常に急いでまいっております。
○比田政府委員 これも一般船舶の場合と同じようなことでございますけれども、まず六大港が一番問題になりますので、港としては六大港を中心としていきたい。場合によりましては、それに準じたものに適用することもあると思います。
○比田政府委員 荷役機械は大型から小型までいろいろございますけれども、大きいものにつきましては主として港湾管理者等が整備いたしますので、この公団にお願いいたしますのは小型ないし中型のも一のでございます。船内と沿岸と分かれておりますが、船内のほうはバケット・コンベヤー等を主としております。また沿岸のほうはモビール・クレーン、トラック・クレーン、そういうような動いて作業できるものであります。
○比田政府委員 六大港を中心といたしまして業者から希望を取り寄せまして、それに幾ら割り当てるべきかということを検討いたしておりますけれども、率直に申し上げまして、私どもの要求いたしております公団からの金が、予定いたしましたものよりもかなり下回っておりますので、真に必要なものに割り当てますと、もうなくなってしまうのが実績でございます。
○比田政府委員 はい。
○比田政府委員 賃金は各国その国情、あるいは経済状態、あるいは港の地理的条件等によりましていろいろ異なっておりますけれども、平均いたしまして日本の、たとえば横浜を一といたしますと、世界のおもなる国の平均は三倍半ぐらいになっております。
○比田政府委員 お答えいたします。 船内の荷役の実績は、昭和三十七年度におきまして一億七千二百万ドルでございます。そのうちおおむね半分が外国船によるものということになっております。
○比田政府委員 平均いたしまして百六十円ぐらいでございます。
○比田政府委員 さっそく関係各省に伺いまして、はたしてうわさのごときことが近い将来に行なわれるかどうかを確認いたしたいと思います。確認いたしたあかつきにおきましては、従来とってきました運輸省の考え方は、ただいま先生の御指摘と同じ考え方でございますので、その線に沿うて関係各省と折衝いたしたい。まず第一に確認することでございます。
○比田政府委員 さような計画があることは私のほうは聞いておりません。したがいまして、私どもはだだいまの荷主筋と荷役業者関係との申し合わせどおり今後は袋積みでまいるということに判断いたしております。以上でよろしゅうございますか。私のほうはそういうことは全然聞いておりません。
○比田政府委員 ただいまおっしゃるとおりでございます。第二船以降はバラ積みにしてもらいたくないということを申し入れまして、荷主の方もさように了承しているということになっております。
○比田政府委員 お説のとおりでございまして、そういう点に十分配慮をいたして進めてまいりたいと思います。したがいまして、きょう、あすにばたばた片づかないということが現況でございます。おくれ九申しわけをいたしておるようでございますが、念には念を入れて、いま御指摘のありました点も含めまして手間どっているわけでございます。
○比田政府委員 おっしゃるごとく港湾の運送業の料金の大部分は労賃でございます。特に船内は六〇%ないしは三分の二ぐらいまでは労賃でございます。
○比田政府委員 京都大学に実験を依頼しましたのは、非常に急いでいたしましたし、必ずしも万全でなくて、性質を知るための結果ということになっておりますが、それによりますと、防波堤の入り口をそのままにいたしまして広げない。
○比田政府委員 この防波堤の効果といたしまして当初きめましたのは、高潮の高さは五十センチ減殺する。それから波がそのほかにございますが、波浪の高さは場所によって異なりますので、七十センチないし一メートル三十センチ、平均いたしまして約一メートルの低減をいたします。したがいまして、一言で言いますと、潮と波と合わせて一メートル五十だけ沿岸の潮の高さが低くなるというような数字的な決定になっております。
○比田政府委員 伊勢湾台風がまいりましたための異常の潮の高さ、これを偏差と称しておりますが、三メートル五十だけふだんの潮よりよけい上がったというふうな数字が出ております。
○比田政府委員 二つに分けてお答え申し上げます。 第一点は、これから港をつくるというような場合の計画面におきましては、あらかじめ船の運航に関係いたしております専門家の方の御意見を十分に聴しまして、航路の曲がり方とかあるいは幅とか、あるいはまた安全なる水面であるかどうが、防波堤等によって囲まれておるかどうか、あるいは気象条件等をいろいろ勘案いたしまして、岸に着くまでの経路の形はきめております。
○比田政府委員 陸上にあります土地につきましては、起債の対象になり得るわけでございます。
○比田政府委員 ただいまおっしゃいましたお問いの方向でわれわれもやっておるわけでございます。
○比田政府委員 私どもといたしましては、できるだけふやしたいと思って、いろいろ民間の業者からの希望額を調整いたしておりますけれども、開銀の融資等がなかなかむずかしゅうございまして、大規模にふえるとは予想しがたいと思います。できれば多少なりともふやしたいと考えております。
○比田政府委員 その数字は出ているはずでございますが、ただいまの御質問でございますが、説明に時間がかかりますので、あとで御説明申し上げたいと思います。
○比田政府委員 ただいま御指摘がございましたように、三十八年度の港湾全体の予算といたしましては、公共事業といたしましてはまずまず順当な伸びをいたしております。 ただいまの御指摘の中で特に地方の港湾あるいは離島の港湾につきましての考慮はどうかということでございますが、その点お答えいたします。
○比田政府委員 この問題につきましては、附帯決議の趣旨に基づきまして、その後検討を続けてきたようでございます。最近におきましては、事務的にはこれは地方税の問題でございます。税の問題でございますから、自治省の方とも事務的な折衝をいたしておりますけれども、いまだ結論に達しておりません。ただ最近では、御承知と思いますが、倉庫の保管料の値上げの問題が別途に出ております。