1994-12-07 第131回国会 参議院 厚生委員会 第10号
比治山橋に着いたときは被爆から一時間三十分ほど経過していて、道の両側は、赤黒く焼けただれ、ばんぱんに膨れ上がって、男とも女とも見分けのつかない無残な姿で既に死んでいる人、今息を引き取る人、苦しんで水を求める人でいっぱいでした。少し動ける人は苦しさに耐えかねて川までおりていき、水を一口飲んだ後はそのまま流れに引き込まれるように消えていきました。
比治山橋に着いたときは被爆から一時間三十分ほど経過していて、道の両側は、赤黒く焼けただれ、ばんぱんに膨れ上がって、男とも女とも見分けのつかない無残な姿で既に死んでいる人、今息を引き取る人、苦しんで水を求める人でいっぱいでした。少し動ける人は苦しさに耐えかねて川までおりていき、水を一口飲んだ後はそのまま流れに引き込まれるように消えていきました。