また、先日も修正の話を多少やりとりした中でも、やはり参議院自民党なり参議院の意見としては、参議院の選挙制度と同じ比例代表全国区というのは、これは参議院の意見としてだめだ、したがって、衆議院の比例単位はどうしても都道府県が難しいならブロックにした方がいい、こういう趣旨のお話も承りましたし、自民党の党大会における活動方針も、選挙制度の比例単位はブロックとする、それから小選挙区は二百八十以上とする、こういう
市川雄一
全国区制度でやってきた歴史と伝統、そしてまたここから選ばれました我々にとっては、これは一つの存在の意義を問われることでございますので、さらに検討を深めまして妥当なる比例単位を参議院としてひとつこれはつくり出さなきゃいかぬ、かように思うわけでありまして、人の家に上がり込んで、住み心地がいいからあなた方は出てくれという、これはいささか礼を失するんではなかろうかと思うわけであります。
野沢太三
そうして、その選挙区の範囲につきましては、都道府県の案ありブロックあり、そして全国一本ありましたけれども、一方において小選挙区制をとりいわゆる民意の集約という言葉に代表される選挙のシステムであるとするならば、一方においては民意の反映を一番よくすることができるとだれもが考えることができるこの全国比例単位ということを選択した次第でございまして、その意味におきましては、そうした選挙制度全体の構造の中から比例部分
山花貞夫
比例単位については、いわば道州制的な考え方に沿って考えてほしい。かつての選挙制度審議会答申に見られたような全国十一ブロック案なども大いに参考になろう。私は、ブロック単位にするのが今日の実情にかなうものと考える。今や住民の生活空間も都道府県の枠にとらわれないようになってきているし、その意識もそれにつれて変化してきている。
有権者も、都道府県単位では小選挙区とかわりばえがしないと言うのでは。
茂野隆晴
まず、比例単位について、清水先生、和田会長、お二人にお伺いをしたいと思います。
お二人の御意見を伺っておりますと、顔の見える選挙、やはり自分たちに顔が見えて、人格、人柄、そういうものをわかった上で選びたいというふうなところで、都道府県単位の方がいいのではないかという御意見がございました。
前原誠司
さらに、比例代表、比例単位から選ばれた人が、とかく衆議院は数の政治と言われているわけですけれども、二院は、三権ではありませんが分権しているわけですね。しなければいけないわけですが、さっきも言ったように余りしていないのですけれども。
茂野隆晴
それをあえて一地方議員が申し上げるにふさわしい何も持ち合わせておりませんが、ある近隣の親しくしている市議会議長さんから、比例単位については、身近な選挙、より民意の反映が可能な選挙とする方向が望ましい、したがって都道府県を単位とすることが最もふさわしいというお話を承り、私ももっともだとうなずいた次第でございます。
次に、政治資金規正法の一部を改正する法律案について述べることといたします。
伊藤俊
何人かの方から、比例単位は都道府県単位がいいという、例えば千葉の竹尾議長さんですか、ございました。あるいは三%条項の話もありましたが、例えば自民案でいきますと、千葉は比例が七人でありますから、これは例えば一〇%から一二%ぐらい得票した政党でも議席が配分されないという実態も起きますので、まあそのことはさておきまして、山脇市長さん、済みません。
堀込征雄
一つは、総定数と定数配分の問題がありますし、比例単位をどうするかという問題、あるいは投票方式の問題、それから政治資金の問題、また公費助成の問題、それから戸別訪問の問題、あるいは政党要件、ここらあたりが一つの大きなこれからの詰めていかなければいけない問題点だ、こう言われておるわけであります。
いわゆる小選挙区比例代表並立制、ここまでおりてきて、ここから始まっておるわけであります。
河村建夫
一つは、議席配分の問題、投票方式、比例単位、企業献金等々において自民党案、与党案異なっているわけでありますが、それぞれについてお伺いしようと思いました。しかし、大宅参考人の方からは、そんなごちょごちょを言わないで、とにかくやれという御指摘もありました。また岡原参考人の方からは、事細かにもう資料としていただきました。本当にいろいろと貴重な御意見をありがとうございました。
大畠章宏
○大畠委員 それから当初、議席問題、投票方式、比例単位問題等について御質問する予定だったのですが、先ほど言いましたように、岡原さんの方からは、もう既に細かいものが出ておりますので割愛させていただきます。
大宅さんの方にちょっとお伺いしたいのですが、例えば議席配分で異なっているのは、民意の反映か民意の集約がというので、この議席配分いろいろこの委員会でも議論されました。
大畠章宏
ところが、やはり自民党案はそこに一票制を組み込んだ、それから、比例単位を各県別にしたことによってどうもその比例本位の機能が果たせない仕組みになっておって、大変矛盾だらけだということを私はこれからちょっと指摘をしたいのであります。
堀込征雄
次に、自民党案の無理は、比例単位を各県単位にしたことだというふうに私は思います。
さきの本会議で、政府案に対して自民党議員から、三%条項は小政党や少数意見の切り捨てにつながるんだ、こういう御指摘がございました。
堀込征雄