1967-06-23 第55回国会 衆議院 内閣委員会 第23号
ところが、太田薫さんのほうは——ぼくは、彼が議長で私が副議長で六年も一緒におったからよく知っておるのだけれども、心臓病で、奥さんが毎日弁当を届けるのですよ。中にコンニャクととうふとニンジンしか入っていない、心臓病だ、糖尿病だというので。それでも彼は命をかけて、それこそやらなければいかぬのだというのでやってきたのですよ。
ところが、太田薫さんのほうは——ぼくは、彼が議長で私が副議長で六年も一緒におったからよく知っておるのだけれども、心臓病で、奥さんが毎日弁当を届けるのですよ。中にコンニャクととうふとニンジンしか入っていない、心臓病だ、糖尿病だというので。それでも彼は命をかけて、それこそやらなければいかぬのだというのでやってきたのですよ。
従いまして、そうした農家は、今日の段階におきましては、果樹園も農具も農舎も完全に売り払いまして、毎日弁当を下げて四百円の日傭取りに二百五十日出て行く方が、むしろ農業経営をやるよりは有利だ、こういうようなきわめて危険な段階に追い込められておるということが計数的にはっきりと出て参るわけでございます。
北海道の旭川地方の開拓地の小学校では、全校六十二人のうち約半数が毎日弁当なしで通学をしているというようなことがいわれております。また山梨県東山梨郡三富村の大平開拓地では、いまだ一戸当り十万円の借金を抱えている。地域的に見ると、こういうように非常な不振状態にあるのであります。
毎日弁当を持って働いておる勤労所得者に対して二十万、三十万ぐらい税金がかかる、こういうような税体系について、それはまあ理窟はいろいろ付けようはあるかも知れないが、今の社会観念からして少し行き過ぎではないか。
ところが毎日弁当を持って通っておる者は、二十万円税金を納めなきゃならぬ。こういうことになるように思うのですが、これはあまり一つ……、考えがどうか知りませんけれども、構想は、いかがになっているのかどうか、お伺いしておきたい。
○多賀谷委員 では今度の場合でも、こういうような第二組合ができて、しかも通勤をすれば十分自宅で食事ができる場合、これをカン詰にしておりますから非常に困るのでありまして、毎日弁当を持つて行けば行き得る場合において、食糧庁としては、こういうものに対して応急米を出してもよろしい、法的には何も違反でないと考えられるかどうか、お尋ねいたしたい。
しかたがないから首切られた臨時人夫が毎日毎日弁当を持つて現場に來て働いているという事実が雄弁にこれを証明している。あるいはまた地方施設部がこのような形において腐朽荒廃をしているにもかかわらず、どんどんつぶして行つている。岐阜の施設部のごときは、実働員千人いるにもかかわらず、これを百七十名にしようとしている。今月の十五日が最後期日だと言つて來ておる。