1985-03-08 第102回国会 衆議院 予算委員会第三分科会 第2号
○松永国務大臣 私は、子育てに関する書物は好きでありまして、何冊も読んでおりますが、その書物ももし読ましていただければありがたい、こう思いますけれども、私が今までに読んだ子育てに関する本の中で、数年前でございましたが、「母原病」という本を読んだことがございます。その本によりますと、乳児期における子育ての母親のミスが結局は子供の病気となってあらわれるという本でございました。
○松永国務大臣 私は、子育てに関する書物は好きでありまして、何冊も読んでおりますが、その書物ももし読ましていただければありがたい、こう思いますけれども、私が今までに読んだ子育てに関する本の中で、数年前でございましたが、「母原病」という本を読んだことがございます。その本によりますと、乳児期における子育ての母親のミスが結局は子供の病気となってあらわれるという本でございました。
いろんな病気が、母親が原因で起こっている病気も多いんで、母原病という名前もあるわけです。だから、母親というものが自然科学というものと本能との間に挟まって、そして社会というものとの間にまた挟まりまして行くべき道に非常に迷っているのではないかというふうに私は思われてならないわけです。それははっきりした支柱がない、精神的な支柱がないからであろうと思います。
この前もお話ししましたように、母原病というのもこういうところから来ている一つの病気でございますが、こういう者の一部分は非行というものに走るのじゃないかと思うわけです。 そこでお尋ねしたいんですけれども、カウンセラーというのは何%ぐらい充足しておるのか、それから、この養護教諭というのはどれくらい充足しているのか、その点をまずお聞きをしたいと思うわけです。
最近、御存じか知りませんが、母原病というものがございます。それはお母さんが原因になった病気だというので母原病と言いまして、ぜんそくだとかあるいは引きつけだとかいろいろな病気が起こるわけです。これはお母さんは十分高等教育を受けておりまして、子供はどう育てる、何カロリー与えるということは知っているわけです。ところが子供は病気になるわけです。
愛知医科大学だと思いますが、久徳先生の「母原病」、それからアメリカで出されておる「赤ちゃんの愛欠病」、これが成人した後の性格に影響してくる、心と体の形成に影響してくる、こういうことでやはりそばにおって子供を直に見れるという態勢、いわゆる有給育児休暇などということが先決だと思います。 ベビーホテルの問題でありますが、これは同じ現象がアメリカでもニクソン大統領のときに起きたことがありをする。
第一には、やはり母乳で母親がそばにおって育てる、こういうことが一番大事でありまして、愛知大学の教授が「母原病」などという本を出しておりますが、これを拝見をすると、母乳じゃない、母親と子供が一緒にいないというわけで、そのひずみが心身形成、人間形成に非常なゆがみを来しておる。子供のぜんそくあるいは神経系統、こういう病気は全部それからきておる。