1948-11-15 第3回国会 衆議院 本会議 第12号 独裁的なこと、ものぐさとわがまま、貴族趣味と殿様氣分は、民主主義には許されないことである。さればこそ、民自党内におきまして、吉田総裁を含めての一部幹部たな上げ論が行われ、その結果が、民自党内に山崎首班擁立運動の火の手が上つたのは、なるほどとうなずかれるのであります。この吉田総理大臣に対するたな上げ論は、民自党ばかりでなく、吉田内閣が成立するや、世界の輿論は、まことに日本にとつて遺憾なものがある。 細川隆元