1958-04-09 第28回国会 衆議院 建設委員会 第22号
これより上流四キロの殿島橋の地点におきましても約三メートル河床が上昇してしまいました。このために両岸三百有余町歩の水田は湧水のために湿地化し、被害が毎年増加しておるような状況でございます。
これより上流四キロの殿島橋の地点におきましても約三メートル河床が上昇してしまいました。このために両岸三百有余町歩の水田は湧水のために湿地化し、被害が毎年増加しておるような状況でございます。
それから上流殿島橋付近までの区間につきましては、年々の河床変動に関して、河床上昇のはっきりした傾向が認められないようであります。ただいま申し上げましたのは、今まで数次にわたって河床の変動の状態を測量いたしました結果、年々場所によっては上ったり下ったりというようなところがございますが、ごく最近における平均の状態をかいつまんで申し上げたわけでございます。
それは三峯川が決壊いたしまして、殿島橋から上六十町歩というものが全部川原に化したのですが、昭和十八年にようやく水田に完成いたしまして、今日ならばぼつぼつ耕土もふえて米が多くならなければならぬというときに排水道がとまって、わき水が順次ふえていくようなことになりまして、もうこの六十町歩も排水しなければ効力がないというような立場であります。
これも六十町歩のいわゆる殿島橋上は、たった十五、六年間で排水の効力を失っておりまして、それがために今百四十何町歩の東西春近の耕地整理をしなければならない土地が、土地改良をしても見込みがないという状態になっております。