2010-04-23 第174回国会 衆議院 法務委員会 第9号
〔委員長退席、樋高委員長代理着席〕 事件以来、きょうで十三年七カ月と十七日過ぎて、いまだ犯人が捕まらない中、想像を絶する恐怖と失望の中、お父さん、お母さん、助けてと叫びながら絶命したであろう順子の無念を満身に受けとめて、そして、同じ殺人事件被害者遺族、宙の会の方々を代表し、ここに至る公訴時効制度見直しの流れを踏まえ、時効制度の廃止に向けた決意の一端を述べさせていただきます。
〔委員長退席、樋高委員長代理着席〕 事件以来、きょうで十三年七カ月と十七日過ぎて、いまだ犯人が捕まらない中、想像を絶する恐怖と失望の中、お父さん、お母さん、助けてと叫びながら絶命したであろう順子の無念を満身に受けとめて、そして、同じ殺人事件被害者遺族、宙の会の方々を代表し、ここに至る公訴時効制度見直しの流れを踏まえ、時効制度の廃止に向けた決意の一端を述べさせていただきます。
柴山 昌彦君 馳 浩君 柳本 卓治君 遠山 清彦君 園田 博之君 城内 実君 ………………………………… 法務副大臣 加藤 公一君 参考人 (東京大学大学院教授) 大澤 裕君 参考人 (日本弁護士連合会副会長) (弁護士) 江藤 洋一君 参考人 (殺人事件被害者遺族
本日は、本案審査のため、参考人として、東京大学大学院教授大澤裕君、日本弁護士連合会副会長・弁護士江藤洋一君、殺人事件被害者遺族の会「宙の会」代表幹事小林賢二君、被害者と司法を考える会代表片山徒有君、以上四名の方々に御出席をいただいております。 この際、参考人各位に委員会を代表して一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙の中、御出席を賜りまして、まことにありがとうございます。
私自身も極めて感じることがございましたし、また、つい最近ですか、先月二十八日でございましたか、例の世田谷の一家殺害事件で長男一家四人を失った御遺族を会長として、いわゆる殺人事件被害者遺族の会というのが結成をされて、殺人事件の時効撤廃、廃止の実現を求めていくというような動きも始まっているわけでございまして、やはり今、一度いろんな状況の中でこの公訴時効の在り方について見直すべきときが間違いなく来ているんだろうと
和解を求める殺人事件被害者遺族の会というのが名称です。ボストンに事務局を置き、会員数四千人余りの中規模な全国レベルの組織です。 ここに集う人々は愛する家族を殺されたという共通の体験を持っていますが、事件の内容や背景、事情、そして遺族が抱いている感情そしてニーズというのは本当にさまざまです。四千人の会員ですから四千通りあるわけです。