1984-03-27 第101回国会 衆議院 大蔵委員会 第9号
そうすると、だんだん絞ってまいりますが、多段階税の方がよいのではないか。ところが、私、新聞記事で読みましたら、総理はたしか取引の全部に投げ網でございますか、網をかけるような税はやらないということをおっしゃっておられました。
そうすると、だんだん絞ってまいりますが、多段階税の方がよいのではないか。ところが、私、新聞記事で読みましたら、総理はたしか取引の全部に投げ網でございますか、網をかけるような税はやらないということをおっしゃっておられました。
多段階税としては一九五〇年ごろまでヨーロッパにございましたような取引高税、これはすべての取引段階について薄い税金を全部かける、こういうものでございます。日本でもかつて二十三年から三年ぐらい実施したことがございます。
その際に、私が先ほどお答えしました中のEC型の前段階税額控除と申しますか、累積排除の多段階税になるのか、製造段階一段階の製造者消費税になるのか、幾つかの型について、中期答申を御審議いただきます際に税制調査会で御議論を一通りしていただいたわけでございますが、どういう形が一番よいか、またどういう形がわが国の経済取引の実情に即したものであるか、その点についての御結論が出ないで今後の検討にゆだねられておるというのが
○村山(喜)委員 そこで、一般消費税のパターンなんですが、いまお話がありますように、累積税方式あるいは単段階税方式あるいはECの付加価値税方式、これは二つ大きく分ければ、いまお話がありますように累積型と非累積型ということになるのでしょうが、その内容を説明をされます場合に、どういう内容の説明をなさっていらっしゃるのでしょうか。
具体案を考える方向としては累積税方式、単段階税方式、付加価値税方式というものをいろいろ準備しておられまして、将来導入を考えるとすれば、EC型の付加価値税が一般消費税としては中心になるであろうということも述べられております。
一つは累積税方式、もう一つは単段階税方式、もう一つは付加価値税方式だと、この付加価値税方式は、前段階税額控除型という注が特別についていて、この三方式を述べて、まあEEC型の付加価値税が検討の中心になるべきだという趣旨のことをいっております。いま検討されているのも、この税調のいわれるいわゆるEEC型の付加価値税制、これでしょうか。
そこで議論になっておりますところを中心にして申し上げますと、ただいま御指摘になりましたような形での売り上げ税——御存じのとおり、消費税でございますというと、いわゆる累積式、それから単段階税、付加価値税、この三つがあるわけでございます。
○柴田政府委員 個人につきましても段階税は現在やめております。ただ税率を一種、二種、三種と分けておりますのは、これは従来営業税から発展したものでございます。
そうすれば、そこにあまりにも差があり過ぎるから、もう一段階税の対象になるようなものを作っても私はいいと思う。逆にいえば、貨物車と乗用車との兼用車に税をかけるぞ、しかしその税は非常に安いぞと。そういうようないろんなことが出てくるだろうと思う。私が言いたいのは、全体として物品税を下げるときに、片一方で新しく設けてくるというような考え方なのです。どうですか、その辺は。