1991-12-11 第122回国会 参議院 本会議 第6号 第二に、この関連で言えば、政府は、十カ年四百三十兆円の公共投資を実現するに当たって、公共投資全体のあり方を根本的に改めることなく、生活関連枠の継続、新たな別枠の設置という殖産興業的発想の延長線上にある手法で措置されようとしていますが、これは明らかに政策の誤りであります。今、国民が求めているのは、一律主義でなく、生活重視の社会資本整備への転換であることを知るべきであります。 寺崎昭久