1989-06-16 第114回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
なぜかというと、お米の残留臭素の暫定基準をつくるときに、農水、厚生とあわせて試験研究をやっているんです。その毒性についても事詳しくここに書いてあります。問題なのは、薫蒸の濃度、薫蒸の回数、それに相関してともに残留がふえていくというやつなんです。
なぜかというと、お米の残留臭素の暫定基準をつくるときに、農水、厚生とあわせて試験研究をやっているんです。その毒性についても事詳しくここに書いてあります。問題なのは、薫蒸の濃度、薫蒸の回数、それに相関してともに残留がふえていくというやつなんです。
この学校給食用の米に臭素が検出されましたという件につきましては、文部省におきましては直ちに学校健康会の方に、新米古米の別あるいは残留臭素が残っているかということについて調査するように指示を行ったわけでございます。
我孫子市の件につきましては、臭素米の混入の疑問があった関係もありまして、私ども、文部省と相談しながら、学校健康会、それから教育委員会、それから食糧事務所合同で調査をいたしましたけれども、ちょっとくどくなりますけれども、まずやりましたのは我孫子市立第四小学校に置いてありますサンプルを入手しまして、新鮮度判定と私ども言っておりますが、新米、古米の判定をする、それから残留臭素量の検定を行う、それからその玄米
○森元説明員 五十四年産米の検査につきましては、五月末在庫が約一万七千トンございまして、これにつきましては、五十三年産米と同様に、残留臭素が暫定基準に適合しているかどうかを確認しながら売却をしているということでございまして、現在、七月末までにこの暫定基準に適合するものといたしまして食糧事務所に通知した数量が約二千トンございます。
残留臭素の関係でその半分ぐらいしか使えない、こういうことになると、約十万トンは使えるであろう。そこへ十五万トンの韓国米の輸入があるということになれば、他用途米に使える米がことし二十五万トンある。そして韓国米が七月末か八月末に入ってくるとすると、他用途米の使用料は一カ月平均二万トンないし二・一、二万トン。
○山田(岸)政府委員 恐縮でございますが、今大臣から御説明させていただきました数字の中で、五十三年産米の残留臭素の暫定基準に合格するものの数字でおおよそ十万トンぐらいか、こういうふうなことでまず御説明があったのですが、その数字はまだ十分固まってない段階でございますし、最終結果につきましては検査を進めてみなければわからないということが一点。
我孫子市で学校給食米から残留臭素が検出されたという件につきましては、現在、まずこの事事関係をはっきりさせることが先決だと思っておりまして、日本学校健康会に指示いたしましてその事実関係について調査している最中でございます。
このような状況の中で、五十三年古米残留臭素問題に端を発した韓国米輸入問題は、生産農家及び農業団体にとってはまことに割り切れない死活問題であります。 なぜなれば、米は長期的に過剰であるとされ、六十万ヘクタールの転作がなされる一方での米輸入であります。これは単年度需給計画がもたらしたもので、原因は在庫をできるだけ少なく抑えようとした、財政を第一に考える需給計画にあると考えられます。
五十三年産米の残留臭素の問題につきましては今先生御指摘のように、厚生省の方で暫定基準というものを設定し、暫定基準以下のものを今後売却するようにという連絡もございまして、私どもといたしましては五十三年産米の残留臭素の検査を今行っておる段階でございます。
四年続きの不作、そこで五十三年産の超古米を出すということになると今度は残留臭素の騒ぎ、そして韓国米十五万トンの緊急輸入というふうな、こういう一連の事態を見ておりますと、完全に自給できるはずの唯一の食糧である米の需給が農林水産省の場当たり農政の結果、全く危い綱渡りをしていることを暴露したというふうに言わざるを得ないと思うんです。
厚生省の方で、五十三年産米の残留臭素について調査をするということをお決めになったその動機は何でございましょうか。これは私の知る範囲では、国会で、この三月の衆議院の予算委員会でいろいろと五十三年産米の安全性についての議論があったその際に、竹中局長から農水省と相談をするという御答弁があった記録を私は見ておりますけれども、それが始まりでしょうか、それともその前から何かございましたでしょうか。
○松浦政府委員 五十三年産米の残留臭素の検査についてでございますが、現在、売却計画に支障のないように検査を実施しているところでございまして、その結果どのようになっているかというお尋ねであろうと思います。 この検査結果につきましては、これまでも御答弁申し上げてまいりましたけれども、暫定基準に適合しているものとして食糧事務所に通知した数量が二万六千トンでございます。
○国務大臣(中曽根康弘君) 五十三年産米につきまして残留臭素の関係から今のような御迷惑をおかけすることを大変遺憾に思います。
○田中(慶)委員 そこで、実は五十三年度の古米といいますか、加工用に回すということで、先般汚染の問題が出てきたわけですけれども、この汚染の問題も、国際基準上の残留臭素という形でそれぞれ問題が出てきたことが前提となって今回の韓国米の輸入といいますか、返還といいますか、そういうことになったわけですけれども、この汚染の度合い、これがどの辺まで、状態によっては、極端なことを言えば、調査結果から、何も返還なり
○松浦政府委員 食糧庁といたしましては、厚生省から示されました残留臭素の暫定基準に適合することが確認されたものを売却するということで、現在検査を進めているところでございます。したがいまして、五十三年産米のうちで暫定基準に適合しないために売却できないものがどの程度出るかということは、現在まだ検査を進めている段階でもございますし、また、ロットの大きさにもいろいろと、大きなもの、小さなものがございます。
そこで質問に入りますが、五十三年産米につきまして厚生省より安全性について問題があるとして残留臭素の暫定基準が示されたのでありますが、その経緯についてまず説明をいただきたいと存じます。
○吉浦委員 五十三年産米の臭素汚染についてお尋ねをいたしたいのですが、昭和五十三年産米の主食用への繰り入れについては、既に数回にわたって論議をされましたが、臭化メチルによる薫蒸がなされ、その残留性が問題視されているところでありますが、五月二十八日、厚生省はその検査結果を発表するとともに、残留臭素が五〇ppm以上のものについては出荷停止を申し入れてきた、こう言われているわけであります。
五十三年産米につきましては、米の残留臭素につきまして暫定基準が示されたことに伴いまして、六月以降当該基準に適合するものであるということを確認した上で売却をするということを行おうとしておるところでございます。 米の生産調整と米の備蓄制度の問題につきましては、米の生産力は潜在的には依然として需要を大幅に上回っております。
五十三年産米の薫蒸剤の残留問題につきましては、先般の厚生省の食品衛生調査会残留農薬部会の報告におきまして、薫蒸剤の有効成分残留は認められなかったものの、その分解物である臭素の残留が認めら九、人の健康に影響するものとは考えられないとしながらも、今後より一層の安全性を確保する観点から、米の残留臭素につきまして暫定基準が示されました。