2021-03-23 第204回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
一方で、火災鎮圧後に完全な鎮火に向けまして消防隊員が水の入った放水機を使って人力で最終的な残火処理を行う段階では、給水のために山間を往復する労力が軽減されることから、より少量の水で消火が可能な消火薬剤を使用したと聞いております。 いずれにいたしましても、消火薬剤の活用につきましては、消火方法、水源の状況等を踏まえまして各消防機関等において判断されるべきものと考えております。
一方で、火災鎮圧後に完全な鎮火に向けまして消防隊員が水の入った放水機を使って人力で最終的な残火処理を行う段階では、給水のために山間を往復する労力が軽減されることから、より少量の水で消火が可能な消火薬剤を使用したと聞いております。 いずれにいたしましても、消火薬剤の活用につきましては、消火方法、水源の状況等を踏まえまして各消防機関等において判断されるべきものと考えております。
その後、現地の消防本部におきまして残火処理といったような形で対応を取っていただきまして、最終的には三月十五日に鎮火といったところでございます。 今回は、火災が覚知されました二月二十一日から、まずは現地の足利市の消防本部、それから足利市の消防団の方々が対応されておられます。また、栃木県の消防防災ヘリも初日から消火活動を実施をされておられます。
具体的な消防活動といたしましては、消防隊員が建物内部に進入しての注水、建物の外壁を破壊してはしご車により建物内部への注水、また大量かつ広範囲の燃焼物に対する残火処理などが必要であったというふうに聞いております。
消防団は、消防本部、消防署が置かれていない非常備町村にあっては、消防活動を全面的に担っているほか、常備市町村においても初期消火、残火処理等に積極的に活動しているところであります。
消防団は、消防本部・署が置かれていない非常備町村にあっては消防活動を全面的に担っており、常備化市町村においても初期消火、残火処理等に活躍しているほか、多数の警防要員を必要とする大規模災害時には大量の消防団員が動員され活動されており、その活動は高く評価されています。
火災時の初期出動あるいは警戒、残火処理などを初めとしまして、特に大火とか林野火災、さらには地震とか風水害などの多数の人員を必要とするような大規模災害時には非常に大きな役割を果たすものでございます。ところが、消防団員は現在百四万人おりますけれども、年々減少の傾向にございまして、さらに御指摘のように、団員の高齢化も進んできております。
延焼の防止は翌十五日にかかりまして零時二十七分、鎮火は同じく十五日の一時三十八分、残火処理終了は十五日十四時ちょうどでございます。 殉職いたした者は消防吏員十八名、消防団員一名、計十九名、負傷者は消防吏員八十名、消防団員九名、一般−と申しましても警察官を含みますが二十五名、計百十四名が負傷者でございます。 建物の被害と申しますか焼損でありますが、全焼は十棟でございます。