1965-03-18 第48回国会 参議院 石炭対策特別委員会 第8号
しかしながら、今日なお石炭及び亜炭鉱業による残存累積鉱害量は、数百億円に達し、今後の採掘による将来発生鉱害量は毎年十数億円にのぼることが予想され、国土保全及び民生安定の見地から深刻な問題となっております。 このため、早急に全国鉱害の実態を調査し、実情に即応した鉱害復旧の促進対策を講ずる所存であります。
しかしながら、今日なお石炭及び亜炭鉱業による残存累積鉱害量は、数百億円に達し、今後の採掘による将来発生鉱害量は毎年十数億円にのぼることが予想され、国土保全及び民生安定の見地から深刻な問題となっております。 このため、早急に全国鉱害の実態を調査し、実情に即応した鉱害復旧の促進対策を講ずる所存であります。
しかしながら、今日なお石炭及び亜炭鉱業による残存累積鉱害量は数百億円に達し、今後の採掘による将来発生鉱害量は毎年十数億円にのぼることが予想され、国土保全及び民生安定の見地から深刻な問題となっております。 このため、早急に全国鉱害の実態を調査し、実情に即応した鉱害復旧の促進対策を講ずる所存であります。
まず、残存累積鉱害について申し上げます。 福岡県における鉱害に対しましては、戦時中の乱掘から発生しましたいわゆる特別鉱害につきましては、特別鉱害復旧臨時措置法によりまして、昭和二十五年度から昭和三十二年度までに、全国の復旧額約百五億の九〇%に当たります約九十五億円の鉱害を復旧していただいております。