1971-07-23 第66回国会 衆議院 商工委員会 第1号
残存ネガ個別審査の分もやがて十業種、八業種、七業種というふうにどんどん来ますけれども、やはりここは基本的にものをきちっとされて問題の起こらないようにみんなが納得した上でこれを進めていかれるというふうなものをお考えになっていらっしゃるかどうか、こういうことをあわせて聞きたいと思います。
残存ネガ個別審査の分もやがて十業種、八業種、七業種というふうにどんどん来ますけれども、やはりここは基本的にものをきちっとされて問題の起こらないようにみんなが納得した上でこれを進めていかれるというふうなものをお考えになっていらっしゃるかどうか、こういうことをあわせて聞きたいと思います。
そこで、政府といたしましては、御承知のように、現在残っております残存ネガ・リストの品目がブラッセルの関税分類表で二百五十四品目あったわけでありますが、この四月一日から二十五品目減らしまして二百二十九品目になるはずでございます。
○説明員(宮本惇君) 新聞にも出たわけでございますが、今月末までで二百五十四品目残っておりましたのが、四月一日から二十五品目自由化――自由化と申しますか、自動割当あるいは自動承認制に移りますので、結局残りますいわゆる残存ネガ・リストはブラッセルの分類表で二百二十九になります。二百二十九品目でございます。
残存ネガ・リストと申しますのは、二百五十四からガットより当然制限をすることが許されておる品目がございます、これを差し引いたものでございますが、それをまだ現在のところ出せとは言ってきておりません。しかしこれは向こうで調べればわかることでございますし、言われたらこれは出さざるを得ないのじゃないかと思っております。
これはあまり大幅なものではございませんが、四月の末に理事会が行なわれるとして、何か言われましても、せいぜい出すのは、いわゆる残存ネガ・リストと申しますか、これは、ガットの規定から言えば、十一条国になれば当然そういうものを出して、そうしてしかる後日本の残りの自由化をどうするのかと言われるわけでございますが、この四月ごろの理事会では、おそらく、そういうことはわかりませんが、今の状態ではないのじゃないかということでございます
ただ、残存ネガ・リストというのは出さなくても当然わかっておるわけであります。実は昨年の輸入制限協議会のときにもすでに二百六十二のネガ・リストは出しておりますので、そういうものは言われれば出す。そして、総会あたりでどういうことになるか別として、残りの自由化計画をかりに出せと言われても、きわめて抽象的なものその他にするといたしまして、あとは文句を言ってくる二国間との間の交渉に入るべきじゃないか。