1954-10-06 第19回国会 参議院 決算委員会 閉会後第10号
ところができたことにいたしましたが、工事のほうで残つておりましたので、あとの処置に困りまして、翌年度に先ずここにございます幌加内村の農業協同組合、こういうところから金を借りまして繋ぎをやり、それからほかの全然関係のない工事から人夫賃などを捻出いたしまして、合計二百七十二万円というのを前年度の残つた工事に注ぎ込んだ、こういう案件であります。
ところができたことにいたしましたが、工事のほうで残つておりましたので、あとの処置に困りまして、翌年度に先ずここにございます幌加内村の農業協同組合、こういうところから金を借りまして繋ぎをやり、それからほかの全然関係のない工事から人夫賃などを捻出いたしまして、合計二百七十二万円というのを前年度の残つた工事に注ぎ込んだ、こういう案件であります。
地方財政の緩和の意味におきまする全額補助は、われわれもその通りだと思うのでありまするが、しかしながら全額補助で今のように初年度二割あるいは一割五分程度の災害費きり出せない現状においては、残つた工事のためにさらに被害が増すために起つて来る国家的損失の方が相当大きいのではないか。そこでわれわれとしては、元の形にもどしてもらつて、災害復旧費を増額してもらいたい。