2012-08-01 第180回国会 衆議院 農林水産委員会 第11号
現在の正確な被害状況はまだ調査中ということでございますけれども、マダイ、ハマチ、カンパチ等で死魚が百七十万尾以上、被害総額十億円以上というふうに言われておりまして、これは宇和海で過去最大で、極めて深刻な事態である。
現在の正確な被害状況はまだ調査中ということでございますけれども、マダイ、ハマチ、カンパチ等で死魚が百七十万尾以上、被害総額十億円以上というふうに言われておりまして、これは宇和海で過去最大で、極めて深刻な事態である。
柱といたしましては、被害額のうち養殖共済が及ばない部分の国と県による補てん措置、赤潮被害に対処するために自治体において要した費用、例えば死魚の埋設費用を初め、あるいは緊急雇用対策の費用であるとか、そういった、自治体において発生した費用の国による財政措置であります。そしてまた、無利子貸し付け、償還期限の延長などの金融措置が入っております。
地方自治体におきましては、死魚の埋却費用、雇用対策費、あるいは利子補給、あるいはまた被災養殖業者の国民健康保険の保険料等の減免、さらに、損失の補てんを行った場合に要した費用など、赤潮被害に対処するための多くの出費が予定をされるところでございます。 赤潮被害対策のために地方自治体が支出をした費用について、当然、特殊財政事情として特別交付税の対象とすべきと考えます。
また、自治体における死魚の埋設処理など、赤潮被害対策に係る経費負担が自治体に大きくかかってくるわけであります。緊急雇用対策もまさに緊急の大きな課題となっているところであります。 こういったことを含めまして、担当大臣として、この赤潮被害に臨む決意というものをお伺いしたいと思います。
すでに御承知のように、スケソウの死魚の大量海中投棄問題というのが発生しているわけです。商品価値の高いモミジコの原料となる雌の卵巣を取るために、雌の腹を切って、そして残った身の部分は雄とともに海中に投棄をする。いまわかっただけでも卵抜きスケソウは百トン近くに達しておるのではないか、こういうふうにも言われておるわけであります。まさに目に余る操業、これが現実に堂々と行われておる。
「死魚ベルト 延々50キロ 漁業者死活問題と悲鳴 新潟沖などのイワシ大量死」、こういうことなんです。そして、中身を見ますと、融雪水が急に川から流れて海にいって、その冷たい水、融雪水でもってイワシが死んだのだ、こういうことなんですね。
三日間にわたる死魚の回収を終え、腐敗ハマチを満載した運搬船が太平洋沖に向かった後だけに、漁民は心身ともに疲労こんぱいの様子でありましたが、声をふるわせ海に生きる以外に道はないと語りかけておりました。
したがいまして、今回発生いたしましたこの赤潮により難死しましたハマチの死魚の処理でございますが、この際も埋め立て処分というのが原則でございますけれども、一夜にして大量の斃死ハマチが出現したということでございまして、埋め立て処分をいたします際にも処分地の確保等の面でも緊急を要したということもございまして、埋め立て処分もございますけれども、それで物理的に対応し切れない分につきましては、ただいま先生からお
○山原委員 現在、漁民の置かれておる状態というのは、御承知のように死魚をどう始末をするかということに必死であったわけですね。これが赤潮発生直後の状態でございました。だから、この段階ではほとんど将来のことを考える余地のないほど、目を真っ赤にして徹夜作業が続いておったわけです。
それは先ほども水田委員の方から質問が行われました死魚の回収または廃棄の問題でありますが、四十七年の場合はたしか死魚を海底に沈めたと思っております。そのために二次公害が発生をいたしました。今回は漁民の方たちは、一匹といえども海の底に沈めないということで、まさに不眠不休の活動が展開をされたわけであります。
このころになりますと、海には腹をひっくり返した死魚が浮いている、近隣のネコはほとんど狂い死にしてしまう、あるいは湯浦川、佐敷川、これは私の地元でございますけれども、スズキとかボラとかチヌなんか、こんな大きなやつが、何か酒に酔ったようなことで川の上まで上がってくる、それを知らない住民の人たちはわれがちに争ってその魚をとって食べたものでございます。
○山中国務大臣 ちょっとそこまで、私現業の問題について、そういう工場の具体的な設計、開発計画等についてはタッチいたしておりませんので、私としては、やはり美しいところであるならば美しさをなるべく残し、現在のようにあなたの書かれた地図で死魚が浮くとか、ノリ被害ということになっておる現状であるならば、これをなくするようにする努力と同時に、さらにそれに汚染を加えていくような計画についてはよほど地元の知事、市町村長
私は単に死魚の内臓の亜鉛、カドミウムの含有量が多いということであるならば、これはあるいは一時的に流したという場合も予想されると思うのですが、この水ゴケの亜鉛、カドミウムの含有量が相当高いということは、私はやはり長期にわたって汚染されているということの証拠ではないかと思うのであります。