1990-06-01 第118回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
それで、オーエスキー病は哺乳豚、子豚が感染した場合には死亡率が高い、また妊娠豚においても死流産の発生が見られるということでございますが、成豚というのか、育成されてきた大きな豚につきましては感染いたしましても特に外見上健康だと。ただ、ウイルスを体内に持ち続けるというような性格の伝染病でございまして、人への感染はない、人に対しては無害であるということでございます。
それで、オーエスキー病は哺乳豚、子豚が感染した場合には死亡率が高い、また妊娠豚においても死流産の発生が見られるということでございますが、成豚というのか、育成されてきた大きな豚につきましては感染いたしましても特に外見上健康だと。ただ、ウイルスを体内に持ち続けるというような性格の伝染病でございまして、人への感染はない、人に対しては無害であるということでございます。
で、第一点の、昨年、南九州から千葉、その他関東まで、起こりましたあの牛の死・流産、奇形児の問題につきましては、われわれも当委員会でも申し上げましたように、これは一過性の病変から、えさや飼養管理、その他ではなくて、ウイルス的症状が明白になっておりまして、その二、三種類、子牛等からも採取されましたウイルスについて最終の同定を急いでいるというのが現段階でございます。
私も七月の初めに畜産問題で議論をいろいろいたしましたけれども、その際にも、私ども大分県でも奇形児やあるいは死・流産が非常に発生しておるということをかねてからお聞きをいたしましていろいろ調査をいたしたわけでありますけれども、その点についても、配合飼料そのものの原因ではなくて、やはりそれを与える過程の中における、いろいろな複合的な原因ということではないかということを農林省としては言ってきたようでありますけれども
それからまた、その際も申すべきであったんでございますが、各種の奇形については一代雑種の豚の肥育等が大部分でございまして、遺伝的な問題とか発ガンの問題もあるわけでございまして、それらについてはなお検討を要するという問題があるわけでございまして、現に豚の奇形のほうは——ただいま終息したというのは例の死・流産でございます、牛の。
○政府委員(大河原太一郎君) お答え申し上げますが、最近における牛の死流産なり奇形児の出産なり、あるいは豚の問題等についていろいろ問題が提起されておりますが、それらのうちの主要なものについての状況と、その解明の現段階等についての、専門的立場からの中間段階についての判断を申し上げてみたいと思うわけでございます。
○大河原(太)政府委員 いわゆる牛の奇病、昨年夏以来九州をはじめといたしまして四国、九州、南関東等に多発いたしました牛の死流産につきましては、当委員会においてもしばしばその原因等についてお尋ねがございましたし、飼養管理なり環境なりあるいは人工受精をしておりますのでそれらの点、あるいは導入先とか、その他各般について検討しておるわけでございますが、端的に申し上げますと、粗飼料のみ給与した牛についての死流産
○信藤説明員 昨年の秋から九州を中心といたしまして、牛の異常死流産が発生いたしまして、本年の四月まで続いたわけでございます。五月になりましてほとんどなくなったわけでございます。
○信藤説明員 昨年の九月以降に豚の死流産も多発しておるというような報告がございまして、農林省といたしまして主要な子豚の生産県につきまして状況を調査したわけでございます。
それで、現在の豚につきましても豚の死流産を予防するために日本脳炎ワクチンを私たちは利用いたしておるわけでございますが、必ずしも学会の報告その他を伺いますと、感染予防に的確と、いわゆるビールスを豚の体内で増殖させることを押え得るかどうかということにつきましては相当の疑義がございますので、私どもが現在の知識で脳炎ワクチンを大量に打ちましても、あるいは豚の死流産を予防することができるかもしれないけれども、