1953-12-03 第18回国会 衆議院 郵政委員会 第2号
これが手順であつて、その資金ということは、これは死文句であつて、こういうことじやなしに、やはり形式的に予算総則に縛られておるものであつて、給与総額の中にはないからなどということは、これはまつたくへりくつじやないかと思う。やはり持つておるならば持つておるだけを正直に出して、しかも国会の承認を経てこれを使うようにするのが筋じやないかと考えるのでありますが、そういう点についてもう一回お伺いしたい。
これが手順であつて、その資金ということは、これは死文句であつて、こういうことじやなしに、やはり形式的に予算総則に縛られておるものであつて、給与総額の中にはないからなどということは、これはまつたくへりくつじやないかと思う。やはり持つておるならば持つておるだけを正直に出して、しかも国会の承認を経てこれを使うようにするのが筋じやないかと考えるのでありますが、そういう点についてもう一回お伺いしたい。
ところがその後労働省あたりの考え方、それから過去の政府の考え方をずつと聞いてみますと、そうではなくて、十六条の予算上資金上不可能ということは、実は予算上可能か不可能かというところに重点があるのであつて、資金上可能、不可能は、十六条の資金上ということは、実質的にはあれは死文だ、死文句だ。
従つて公労法の第十六条の二項に関する限りは、予算上又は資金上というのでありますけれども、実は予算上というところに全部の意義があるのであつて、資金上のほうはむしろ修飾文句、或いはもつと極端に言いますならば、死文句になつておるのだこういうふうな考え方でおるわけであります。