2007-10-24 第168回国会 衆議院 法務委員会 第2号
先ほど死刑論議の中で、殺人事件、人の命を絶つような事件をゼロにしたいというのが私の最大の願いでありますと申し上げたけれども、現実にこういう事件が起きている。 例えば、教育の問題もあるかもしれない。社会全体が何か物質主義、拝金主義に走っていくような風潮もあるかもしれない。あるいは、再犯を減らすのが矯正の最大の役割でありながら、再犯率の低まりという傾向が顕著にあらわれてこない。
先ほど死刑論議の中で、殺人事件、人の命を絶つような事件をゼロにしたいというのが私の最大の願いでありますと申し上げたけれども、現実にこういう事件が起きている。 例えば、教育の問題もあるかもしれない。社会全体が何か物質主義、拝金主義に走っていくような風潮もあるかもしれない。あるいは、再犯を減らすのが矯正の最大の役割でありながら、再犯率の低まりという傾向が顕著にあらわれてこない。
例えば死刑論議を見てもそういう要素を感じるわけですね。 ただしかし、基本的に言えば性善説に立って物を考えることは私は正しいと思う。その上で、ですからこそ、こういうものは発動されないのにこしたことはないわけですが、現に国会に議席を得て、そして国政の場で活動されている皆さんがまさに、この条文は手直しをするにしても、みずから内発的にこの手の法律をつくるべきである、そのように思っております。