1990-06-22 第118回国会 衆議院 決算委員会 第7号
これは昭和三十一年に行いました調査から計算しますと五回目の世論調査になるわけでございまして、いずれも政府としての責任ある世論調査をさしていただいておるわけでございますが、一番最新の世論調査では、もう委員も御案内のとおり、六六・五%の人たちがやはり死刑は廃止すべきでないという意思を表明しておられるわけでございまして、死刑廃止賛成論者は一五・七%にとどまっておるわけでございます。
これは昭和三十一年に行いました調査から計算しますと五回目の世論調査になるわけでございまして、いずれも政府としての責任ある世論調査をさしていただいておるわけでございますが、一番最新の世論調査では、もう委員も御案内のとおり、六六・五%の人たちがやはり死刑は廃止すべきでないという意思を表明しておられるわけでございまして、死刑廃止賛成論者は一五・七%にとどまっておるわけでございます。
いま福田先生も——それから下村先生は先ほど死刑廃止賛成の御意見でありましたから、福田先生も段階的に廃止したい、いずれも死刑廃止には御賛成である趣旨でありますならば、福田先生の段階的解消の第一歩として、こういう法案を出してどういうものだろうか、こう思うわけですが、これはしかし、あまり議論するようでちょっと適当な問題じゃないわけでありますが、あなたの段階的死刑廃止論の前提として、この法案に御賛成いただけませんか
○公述人(木村亀二君) 私は結論といたしましては死刑廃止賛成、従って今回の刑法の一部改正法案には賛成しておるものでございます。 この賛成の理由を申し上げます。皆さんは十八世紀の有名なフランスの政治学者で、今日の三権分立論の確立者といわれているモンテスキューの法の精神という本を御存じでございましょうが、この中に、日本に関する記事が非常にたくさん出ておるのであります。
おそらくこれはだんだん弁護士会の世論も向上していくと思いますが、少くとも私はここで委員長に非常に喜んでいただきたいことは、日本の弁護士会に千人の死刑廃止賛成者がいるということは、これは非常な大きな問題だということを確信しております。