1974-05-16 第72回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第13号
それから警察庁にお伺いいたしますが、死体捜査、行くえ不明者の救助について、機動隊、自衛隊、消防団、地元のいろいろな関係の方々が協力なさって本気に徹夜でやってくださった。このことは感銘の至りでありますが、二日、三日あるいは四日、五日とたってまいりますと、遺家族の気持ちはたいへん苦しいものになってくると思います。
それから警察庁にお伺いいたしますが、死体捜査、行くえ不明者の救助について、機動隊、自衛隊、消防団、地元のいろいろな関係の方々が協力なさって本気に徹夜でやってくださった。このことは感銘の至りでありますが、二日、三日あるいは四日、五日とたってまいりますと、遺家族の気持ちはたいへん苦しいものになってくると思います。
国鉄当局は、この事態に対処するため、災害発生と同時に支社に復旧本部を設置し、応急工事及び死体捜査に全力をあげたのでありまして、現場の復旧工事本部には、主任監査員以下十名を常駐させ、人夫約百名、ブルドーザー五台を使用して、崩壊土砂の取り除き、崩壊落下のおそれのある上部土砂の取り除き、鯉ケ渕橋梁の復旧等の工事を昼夜兼行で行なっており、三月九日現在で、上部のり面切り取りで進捗率五三%、崩土取り除きで六二%
それで、これが対策といたしまして、二十日の早朝、四国支社に復旧本部を設けまして、事故復旧工事及び死体捜査を続けておるわけでございます。なお、本柱の施設局長以下専門技術者を現地に急行いたさせまして、現地支社と共同調査をして、応急復旧対策を立てたようなわけでございます。
これに関連して、その八戸の所属の船が十数隻死体捜査のために綱を引いたのであります。このときに間違えまして相当地元の沿岸の方に御迷惑をおかけしたようでございますが、これにつきましてはさっそく私の方で第五久栄丸、竜神丸、第五宝運丸の三隻を検挙いたしまして、それぞれ浦河の地検支部に送致いたしてございます。
これを死体捜査の関係で自衛隊その他がこの木材とごみをひっくり返したために、その中に入っておりました家財関係のガラスがこわれて全部たんぼへ入ってしまう、くぎが入る、鉄片が入る、こういうことで、上の木材の排除なりこみの排除——ごみは燃やせば燃えてしまうからいいが、あとのたんぼはおそらく田植えはできないだろう、あるいは田の革はとれないたろう、こういう深刻な困難な問題が出ておるのであります。
その内訳は船の修理が一億五千万円、賠償が一億円、死体捜査費が六千万円、雑費が九千万円、合計四億ということになっております。
底引きによる死体捜査は、前日同様、十三組出動した。
潜水夫を入れて調べてみてもわかるが、それは当然宇部の沖に沈んでおるものを、死体を乗せたまま、死体を収容しないままに沈んでおる船を、死体捜査もせずにダイナマイトで爆発させて、死体もろともこつぱみじんに破壊し、二束三文にその船を払い下げておるというような問題が、民間の会社間に公々然とやられておるという事実を私は知つております。
坐礁したために転覆した、そういう所の船内死体捜査というものは、そんなに困難なものであるのか。これはわれわれもしろうとでございますが、遺族の身になつたら、行方不明者の家族の身になつたら、私は納得できないと思うのです。そういう点についてどういうような理由と、どういうような原因によつて、あとに残つておる行方不明者の遺体捜査ができないのか。これが実際に揚げられぬということは、弔慰金の問題とは別個だ。
○砂本説明員 先ほど申しました十六隻と申しますのは、洞爺丸並びに国鉄関係五隻の遭難に関しまして、港内並びに渉外のその後の死体捜査その他に当つているわけでございまして、他の遭難船に対しましては非常に広範囲になつておりますので、一つ一つの船に対する船艇の出動はみな一々わかつておりますが、ここに正確な資料がございませんから、これもあらためてまた御報告したいと思います。
それから今申しましたように、今は大体行方不明の死体捜査に全力をあげ、それから関係遺族の力との連絡を緊密にとるということと、それから死体の収容とか処理、そういうことについてとにかくねこの手も借りたいように忙しいときでございますから、特に運輸委員会あたりであげ足とりなどをやるように思われてははなはだ迷惑です。
死体捜査、生存者救助、救難という問題よりも、証拠発見に努力せられた形跡がある。すなわち、潮は南の方に流れておる。だから遭難船はだんだん南に行く。それを元の北の方に行つて、そこらを二、三時間ぐるぐるまわつてやられた。これは救難よりも、検挙第一主義であつたのではないか。