1948-12-11 第4回国会 衆議院 厚生委員会 第2号
またある患者のごときは、ちようどわれわれが参りましたときに、兄弟ともこの副作用にかかりまして、六才になる兄の方がわれわれの参りました前日でありますか、死亡いたしましたが、弟の方がまた腕の肉がぽつこりと落ちておりまして、それをほうたいをしておる現場を見たのであります。この弟も元氣ではありましたが、つまり重体のようでありました。
またある患者のごときは、ちようどわれわれが参りましたときに、兄弟ともこの副作用にかかりまして、六才になる兄の方がわれわれの参りました前日でありますか、死亡いたしましたが、弟の方がまた腕の肉がぽつこりと落ちておりまして、それをほうたいをしておる現場を見たのであります。この弟も元氣ではありましたが、つまり重体のようでありました。
その後も本日の新聞などによりますと、すでに三十五名の多きにわたつて死亡者を出しましたということは、まことに遺憾のきわみでありまして、政府といたしましてこれが法的の根拠がどこにあるかなどということは、今後十分檢討いたした上のことであろうとは考えますけれども、道義的に考えましても、何とかそのなくつた方々にお報いをいたし、また重症であられる方、なお引続いて病床におられるような方々に対しましても、弔慰並びに
それで予防接種によつて続々と死亡者というアナウンスをつけて、病院の子供の悲惨な場面だけをとりまして、それに厚生省で何とか説明を加えろと言いましても、私どもは説明の言葉がない。
なお、死刑の執行を受けた者の遺族に対する補償において、もし本人の死亡によつて補償を受けるべき者に現に生じた財産上の損失額が証明された場合には、その損失額に一万円を加算した額の範囲内で、裁判官の相当と認める金額の附加的補償をすることといたしました。
次に、第二條に参りますが、第二條の規定によりますと、補償を受けるべき者が死亡した場合において、遺族に対する補償を規定いたしております。この建前は、現行刑事補償法と同じ立て方をいたしておりまして、改正刑事補償法におきましても、補償請求権を財産権とは考えておりません。言換えまするならば、相続の対象になる財産権とは考えておりません。公法上の一身專属権と考えております。
そうして戰爭が終つてから今日まで、ソ連なり中共地区なりに捕虜となり、作業に從事しておる途中において、負傷したり死亡したりする者も相当出て來ておる現状でありますが、こういう人たちに対して、労働基準法なんかは、そのものは適用できないかもしれませんけれども、こういう者に対して、やはり特別な何か考慮をしていただかなければならぬと思います。
尚死刑の執行を受けた者の遺族に対する補償において、若し本人の死亡によつて補償を受けるべき者に現に生じた財産上の損失額が証明された場合には、その損失額に一万円を加算した額の範囲内で、裁判所の相当と認める金額の附加的補償をすることといたしました。
これは厚生委員会の方で伺おうか、予算委員会の方で伺おうかと相談いたしましたが、こちらの機会で伺うことにいたしたのでありますが、死亡者の弔慰金、重傷者、軽傷者の見舞金、それらをどういうふうに御処理なさつたであろうかという点でありますが、これは政府の方におきましては、國家賠償法において云々と或る政府の事務当局等が言つておるようでありますが、國家賠償法の適用は、又これは別の途でもあるように考えられるのであります
それがために、どうせなにするのだつたならばというので、母子心中を図つたのですけれども、本人の話によりますと不幸にして本人が警察の処置によりまして死亡せずに済んで、裁判の裁きを待つようになつたということは本人は申しております。
御承知のように國家の予防接種という法律によりまして、ジフテリアの予防注射をやつたわけでありますが、その後中毒作用を起しまして、すでに八百数十名が罹病いたしまして、入院をしております百九十名の中で、十名が死亡、また麻痺症状を起しまして片輪になつている者が今のところ百名ばかりあります。
○佐々木委員長 他に質疑はありませんか——なければ私よりもう一度お聞きしておきたいのでありまするが、今度のジフテリア副作用患者に対しまして、京都市並びに府当局から死亡者に対する葬祭料であるとか、患者に対する見舞金であるとか、患者並びに付添人の通院の交通費等として、すでに支出いたしました経費は約四百万円に達しておるのであります。
○太田典禮君 京都市並びに京都府の地元からたびたび私の所へ來ておりますが、それによりますと、すでに入院患者に対しては京都市として五千円、京都府として二千円、外來患者に対しては京都市として二千円、京都府として二千円、死亡者の葬祭料として京都府が一万円、京都市として一万三千円の金を厚生省の了解を得て支出しておるというのでございますが、了解を得ないでも当然支拂うおつもりであつたと思うのであります。
○佐々木委員長 なお委員長から総括的にちよつとお聞きしておきたいのでありまするが、今日までの患者が八百数十名、そのうち入院した者が百数十名、不幸死亡いたしました者が八人というような報告でありましたが、その後さらに承りますと、十二月一日におきましては、後麻痺患者が約二十名発生したことを報告して参つておりまするが、この調子で行きますると、さらに百名程度の同様の後麻痺患者が現われはせんかという報告を受けておるのでありまするが
なお一方文化に惠まれず、また衞生保健的な見地から見ましても、この村落民の二万一千名は交通の不便によつて、急患等の死亡率が非常に多いのであります。願わくば御審議の上、至急にここに仮停車場を御設置願いたいということを御請願申し上げる次第であります。関係町村長署名をもつてお願いしております。どうぞ何分の御審議をお願いいたします。
もしそうでないにしても、手術は成功せり、患者は死亡せりという悲しむべき結果をもたらすことは火を見るよりも明らかであります。天の時は地の利にしかず、地の利は人の和にしかずと申されます。有機的運営を必須條件とする現業廳において、同床異夢、すなわち同じ寢床の中に違つた夢を見ているというようなことでは、文化國家の中樞神経とも言うべき逓信事業が、半身不隨に陥るの危險を思わざるを得ないのであります。
尚、島根縣におきまして、同じ製藥によりまして二百数十名の副作用を発生した者を出しましたということは、誠に重ね重ね残念なことでありまするが、目下これが調査のために予防局長も派遣をいたしまして、その調査をいたしておりまするが、幸いにして京都の発生の直後であつたのでありまするから、まだ死亡者などを出すというまでには至つておらないように考えております。
ないといたしましても、事後において、これが果して精神異常者であるかどうかということはできるだけ早い機会に再鑑別いたしまして、適当な処置を取らなければならんのにこの処置を二年余に亘つて取り得ずにいたしまして、而もその間に樺かに九百カロリーの栄養を與えて栄養失調に陷らしめて死に至らしめたことは、而も火葬場不備に名を籍つて、(「誰の内閣だ」「片山内閣だ」「継続々々」と呼ぶ者あり)火葬場不備に名を籍つて、この病院で死亡
それから只今ジフテリア患潜の死亡者に対してのお話でありまするが、これは厚生省といたしましては直ちに弔問者を出しもいたしまするし、そうして現在におけるところのできるだけの弔意を表しまして、そうして尚今後取るべき方法があるものといたしまするならば、その処置を今後において取りたいと考えております。さよう御了承置きを願います。(「もつと具体的な答弁をしろ」と呼ぶ者あり) —————・—————
かつて私は申上げたと思いますが、大阪控訴院管内における死亡率よりも滋賀の刑務所の死亡率の方が高い。一日の一人ずつ死んでおる状態です。これは戰爭直後のことでありますから、もちろんだんだん改善されておると思います。死刑の宣告を受けている者はやむを得ませんが、死刑の宣告を與えてない者が生命を失うような取扱を受けることは、これは人道上の問題からいつても憲政の道からいつても許すべからざることです。
この紛爭による死亡者は、もちろんございません。また一部に流布されておりますように引揚げ船上において十数名の人が海に投ぜられたというようなことも、まつたく事実無根でありますので、まずまずさような死亡者を出さずに済んだことにつきまして、ほつとしているようなわけであります。 非常に雜然となりましたが、先般発生しました舞鶴の不祥事件につきまして一應御報告を申し上げておきます。
一たびこの病を病むや、終生癒ゆることかたき病苦と鬪い、牢固として拔くべからざる社会的因襲の重圧に苦しむ癩患者は、かつて健康であつた日の美しき夢と希望を失い、あたたかい肉身とのきずなを断つて、この人生を癩病院に終らねばならぬ悲しい運命のもとにありますが、なおその上に結核等を併発して、二重三重の病苦に苦しみ悩まねばならぬ実情は、全國五箇所の國立癩療養所における死亡原因の六〇%が、結核である統計を見ても明
この事件は單にけが人を出したとか、あるいは死亡者を出したとかいうだけの問題ではないのでありまして、この事件によつて今後のわが國におきます予防注射の上に非常な障害を來すごとに相なるのではないかと思うのであります。その点に対する厚生省当局の責任も重大なものと考えるのであります。
死歿者の遺族補償につきましては、戰歿旧軍人の死亡賜金、遺族補償にかわるべきものは、現在一律に二百七十円であり、軍属に対しては当時の月俸の最大二十箇月分を支給される。しかし一般労働者に対しましては、労働基準法により平均賃金の千日分と定められております。
○太田典禮君 この間、京都市及び京都府においてジフテリアの予防注射をやりまして、そのために六名の死亡者を出し、多勢の子供が注射部位に化膿を生じたという被害があつたのであります。これは一地方における小さな問題のように考えられますが、実は大問題でございまして、一体予防注射によつてどの程度の被害があるのかということは、むずかしい問題であります。
今回のこの予防接種は、京都市におきまして実施したものでありますが、接種を行つた人員は実に一万五千五百六十一名の多きにわたりまして、そのうち七百五十二名の傷害患者を出したのでありまして、まことに遺憾ながら、七名の死亡者を出したわけであります。
(イ)の、これは各委員のお手許にありますが、「軍隊勤務の理由によるもの」という箇條の中で、但書がありまして、「受給者の勤務能力を制限する肉体的不具癈疾に対する補償金は軍部以外の勤務により生じたる同程度の肉体的不具癈疾に対する最低補償を越えざる率にで支給する事を得」こういう但書があるのですが、これに対して法制局の見解は、終戰後に強制収容されまして、そこで死亡したり或いは作業中に負傷したというようなものは
併し旧軍人軍属の公務災害の補償は、殆んど全部が昭和二十年、終戦前に発生したものでありますが故に、その適用を受けておるものは、死亡者一万人につき僅かに一、二名に過ぎないのであります。而もその算定の基準となる平均一人百円として、一般公務災害に比しますと、三十分の一程度にしか過ぎません。このような災害補償しか受けておらない。
今日朝野を挙げまして、政局は非常に微妙な点に立つておりますけれども、そういう党利党略よりは、尚國民が重しでありまして、これはただ数人の子供が死亡したというようなことではなくいたしまして、全國民が関心を持つております。
從つて患者は次々と栄養失調に陥つて、遂に多数の患者を死亡させた。而も火葬費を節約するために、全部の火葬をいたさず、病院の西北隅の塵溜の中に、多数の死体をそこに埋没しておつた。
法定脱退の規定は組合員たる資格の喪失、死亡または解散、除名、こういうようなことが法定脱退の理由であります。当然この事由が起りますれば、組合員は脱退をいたさなければならぬのであります。ただ從來ございましたような禁治産及び破算というものを、特に脱退理由とはいたしておりませんが、これは生産者たる漁民がそういうふうな宣告を受けましても、漁業生産を営むに支障ないような場合もあるわけであります。
なお父母、妻子等の死亡に際しましては、最高七日間を限つて忌引が認められております。この二点だけがいわゆる共済制度確立までの暫定的な措置として與えられております保護の唯一のものであります。しかもこの有給の九十日の休暇が認められておりますが、御承知のように今連合軍の部隊におきましては、経費節約という面から各部隊に定員制をしておるのであります。