1998-03-18 第142回国会 衆議院 労働委員会 第4号
これはもう実は歴史的要請を受けているというような段階でもあるわけです。
これはもう実は歴史的要請を受けているというような段階でもあるわけです。
だから、私は、今のお話にもありましたけれども、これから先の国際紛争を解決する手段として、日本だけじゃなくて世界のすべての国が武力は使わないというのが、これから先の歴史段階のいや応なしの歴史的要請だと、こう思います。 そういう国際間の問題、民族間の問題を武力で解決しようとする姿勢を改めない限り、どんな国でも核兵器を持ちたいと思うことは間違いない。
この歴史的要請は恐らく時だつにつれていよいよ決定的になるのではないかと思います。高い平和モラルなしには人類の生存が不可能になりつつあるのではないかと、こういうふうに思います。現代は、戦争をやれば共倒れになりかねない、そういう時代で、同時にまた地球環境の悪化が決定的になる時代でもあります。
そこで、本法律案が独自案と言われるならば、参議院に対する憲法的要請、歴史的要請にどうこたえようとされているのか、今日までの検討された経緯と内容について国民の前に明らかにしていただきたいのであります。 第二は、さきの自民党案もそうですが、本法律案を出すに至ったその手続の問題であります。 選挙制度の改革というものは議会制民主主義の根幹でありますゆえに、国民の立場で出すのが当然であります。
(拍手) もし日本がいまこの努力を怠るならば、ヨーロッパにおいて米ソの平和共存がドイツ問題の犠牲においてなされんとしたごとく、将来、米中は、日本を乗り越えて両国共存の時代を切り開くことは、むしろ歴史的要請というべきでございます。