2015-07-27 第189回国会 参議院 本会議 第34号
内閣が違憲立法を国会に提出し、それを批判する国民多数の声を踏みにじって衆議院での採決を強行したことは、憲法と国民主権のじゅうりんそのものであり、立憲主義の原則に反する歴史的暴挙と言わなければなりません。 総理は、PKO法のときも日米安保条約改定のときも反対論があったと述べました。国民多数が反対しても法案を強行するつもりですか。
内閣が違憲立法を国会に提出し、それを批判する国民多数の声を踏みにじって衆議院での採決を強行したことは、憲法と国民主権のじゅうりんそのものであり、立憲主義の原則に反する歴史的暴挙と言わなければなりません。 総理は、PKO法のときも日米安保条約改定のときも反対論があったと述べました。国民多数が反対しても法案を強行するつもりですか。
政府・与党の横暴は、憲法九条のじゅうりんというだけでなく、主権者である国民多数の意思をないがしろにする点で、国民主権の大原則をじゅうりんする歴史的暴挙であり、私は、満身の怒りを込めて、断固たる抗議の声を突きつけるものであります。 国会論戦を通じて、戦争法案が、憲法九条を破壊して、海外で戦争する国に道を開く最悪の違憲立法であることは、明瞭となりました。
ところが、政府・与党は、三月三十一日で失効したガソリン税暫定税率の租税特別措置法を、四月三十日、参議院否決とみなした上で再議決する歴史的暴挙を行いました。 二兆六千億円に上る大増税によってガソリン価格は一気に三十円もの大幅値上げとなり、折からの原油、食料製品などの値上げと相まって、生活必需品の物価高騰に拍車をかけ、国民生活に大きな不安と失望を与えているのであります。
(拍手) 政府・与党は、四月三十日、ガソリン税などの暫定税率を復活させる租税特別措置法を参院否決とみなした上で再議決する歴史的暴挙を行いました。二兆六千億円に上る大増税によって、ガソリン価格は一挙に三十円もの大幅値上げとなったのであります。折からの原油、食料製品などの値上げと相まって、生活必需品の物価高騰に拍車をかけ、国民生活に大きな不安と失望を与えています。
これは、参議院での審議内容やその意思を一顧だにせず、数の力を頼んで何が何でも押し通すというものであり、議会制民主主義を踏みにじる数の横暴、歴史的暴挙と言わなければなりません。 しかも、法案の内容は、憲法九条を真っ向から踏みにじる、米軍の戦争支援そのものであります。 自衛隊がインド洋で行うのは、米軍などによる報復戦争、掃討作戦への補給支援活動であります。
第二の理由は、戦争をしない国としてアジアと世界の平和を希求する日本国憲法を踏み付けにする歴史的暴挙を、小泉内閣は国会と国民を欺いて強行していることです。 小泉内閣は、自衛隊の派遣命令は、先遣隊の現地調査を受けて慎重の上にも慎重に検討して判断すると繰り返し国民に言明しました。陸上自衛隊の派遣先であるサマーワの治安が安定していることの最大の根拠として、住民の意向を反映した市評議会の存在を挙げました。
私は、アジアと世界の平和を希求する日本国憲法を真っ向から踏みにじるこの歴史的暴挙に断固抗議するものであります。 反対の理由の第一は、自衛隊が米英による無法な戦争と占領に支援、参加、合流するものだからであります。 政府は占領軍の指揮下に入らないと言ってきましたが、連合軍司令部や米軍の文書で自衛隊が占領軍の指揮を受けることが明記されています。
戦争をしない国としてアジアと世界の平和を希求する日本国憲法を軍靴で踏み付けにする正に歴史的暴挙であります。しかも、衆議院で日本の命運を分けるこの重大問題を虚偽とごまかしで押し通したことは絶対に許されるべきものではありません。
重火器で武装した自衛隊を戦争状態が続いているイラクに派兵することは、憲法の平和原則を根本から踏みにじる歴史的暴挙であり、絶対に許すことはできません。 世論調査でも過半数の国民が自衛隊の派兵には反対し、八割以上の人々が政府は十分に説明していないと答えています。
イラクへの自衛隊派兵は、アメリカの無法な侵略戦争に加担し、不法な占領支配に合流し、日本国憲法を破壊し、平和の国際秩序を願う世界の大勢に逆行する、歴史的暴挙であります。我が党はイラクへの派兵計画を直ちに中止することを強く求めて、質問を終わります。(拍手) 〔内閣総理大臣小泉純一郎君登壇〕
(拍手) 今回の掃海艇派遣は、日本国憲法の平和原則のもとで、戦後の歴史上初めて、紛れもない軍隊である自衛隊を海外に派遣し、軍事活動を行おうとするものであって、違憲、違法の歴史的暴挙と言わなければなりません。(拍手)。私はまず、この海上自衛隊掃海部隊のペルシャ湾派遣決定の撤回とその中止を強く求めるものであります。(拍手) 自衛隊は違憲の軍隊であります。
この重要な税制改革の論議が突然自民党によって強引に打ち切られ、異常な状態で法案の採決が行われたかに見えたことはまさに歴史的暴挙であり、認めることはできません。議会は全く異常な状態に陥っていると言わざるを得ないのであります。