1997-02-03 第140回国会 衆議院 予算委員会 第5号
しかし、そばに置いておいて、自分たちの国が今置かれている歴史的位置づけはどういうものだろうということを考えるというだけで、先に向かっていく努力を自分がしているんだという気持ちでみんな積んでおいたというんですね。 私は最近、司馬遼太郎さん、亡くなられたけれども、司馬遼太郎さんの本がここ二、三年非常に売れているというのは、それと似たようなところがあるんではないか。
しかし、そばに置いておいて、自分たちの国が今置かれている歴史的位置づけはどういうものだろうということを考えるというだけで、先に向かっていく努力を自分がしているんだという気持ちでみんな積んでおいたというんですね。 私は最近、司馬遼太郎さん、亡くなられたけれども、司馬遼太郎さんの本がここ二、三年非常に売れているというのは、それと似たようなところがあるんではないか。
これから二十年間の日本の経済社会の歴史的位置づけというものが第一点。第二点に、いわゆる二〇〇〇年の我が国経済社会というのはどういう姿なのか、これが第二点目であろうかと思います。第三点といたしまして、その二十一世紀に向けての我が国がとるべき基本戦略あるいはその課題というのは何であろうか。この三点に尽きようかと思います。
この「展望と指針」の総論の中の次の記述が、「一九八〇年代の歴史的位置づけと変化の方向」という題目のもとに、戦後の我が国とそれから世界全体の動きを概括し、振り返っておるわけであります。その後に「一九八〇年代の変化の方向」というのがその〔二〕としてここに掲げられておるわけであります。