2013-03-27 第183回国会 衆議院 文部科学委員会 第2号
教科書検定については、教科書検定基準につき文部科学大臣が各教科書共通で記載すべき事柄を具体的に定める方式に改める、そして複数の説がある事項について記述する際は、多数説、少数説を明記する、そして数値、特に歴史的事項について複数説がある際は、その根拠について明記する、さらに教科書検定基準におけるいわゆる近隣諸国条項に関しては見直すということを、自民党の教育再生実行本部の中で中間取りまとめをしております。
教科書検定については、教科書検定基準につき文部科学大臣が各教科書共通で記載すべき事柄を具体的に定める方式に改める、そして複数の説がある事項について記述する際は、多数説、少数説を明記する、そして数値、特に歴史的事項について複数説がある際は、その根拠について明記する、さらに教科書検定基準におけるいわゆる近隣諸国条項に関しては見直すということを、自民党の教育再生実行本部の中で中間取りまとめをしております。
ただ、これを具体的な教科書として書いていく場合に、歴史的事項については客観的に記述すると、特に第二次大戦について、価値判断がいろいろある新しい事件でございますので、断定的な判断はしないというだけのことでございまして、いま先生が言われたような基本的な趣旨について御指摘の教科書についてその点が検定上不適当であるという指摘がなされたわけではございません。