2014-04-15 第186回国会 参議院 外交防衛委員会 第11号
○参考人(舩橋晴俊君) これは非常に大局的な歴史状況の認識が必要だと思うんですね。それで、短期的で小さい利益云々ということではなくて、世界全体がエネルギー政策についてどういう方向に進むのが望ましいのか、そこで日本の見識をどういう形で示すのかという問題があると思います。
○参考人(舩橋晴俊君) これは非常に大局的な歴史状況の認識が必要だと思うんですね。それで、短期的で小さい利益云々ということではなくて、世界全体がエネルギー政策についてどういう方向に進むのが望ましいのか、そこで日本の見識をどういう形で示すのかという問題があると思います。
○参考人(土井真一君) 国家の、それぞれの国の歴史、状況によって基本的人権の具体的な保障の在り方が変わるかという一般論については、それはそのとおりだろうとは思います。ただ、基本的人権は、人が人として当然にということですので、基本的には人であればという原則があるわけで、そこの意味においての普遍性というのは大事だろうと思います。
あるいは単なるテクニークかと思っていたんですけれども、よく考えたら、日本国憲法、本当にぎりぎりぎりぎりこの歴史状況の中で困っているのは九条、これはどうにもならないと思うんですね。いずれにせよ、整理しないとぐちゃぐちゃ。その他のことは解釈や下位法で間に合う、テクニカルには。となると、九条についてだけ整理するんだったら加憲なんですよね。
ですから、歴史、状況が変われば、当然内容がそれでいいのかと、こういう検討されるのはもうこれは当然の流れでございまして、例えば、よく言われますが、いわゆる第二次大戦の、背景にして国連憲章ができているわけですから、当然、日本もドイツも敵国になっているわけでございますから、残念ながらいまだに消去されていないという現状も、これはどう考えてもおかしいわけでございますし、また現在の日本国憲法も、全体がこれでいいのかということで
また、メキシコですけれども、セラーノ教授からは、ヘゲモニー主義に同調しないメキシコの憲法原則と同国を取り巻く歴史状況について説明を受けました。 先ごろの国連総会で、アナン事務総長や各国からの批判の言明に見られますように、アメリカの先制攻撃戦略は国連憲章に反しており、国際協調を揺るがすものになっております。
これは国の成り立ち方によって、あるいは置かれている歴史状況によって、あるいは民族の構成によってさまざま違います。ある国は国の名前も変える。ソビエト連邦がロシア共和国に変わったということはその一つの代表でありました。イデオロギーの時代が終わってみると、新しい時代に、新しい世界史の時代にソビエト連邦という名前ではいかぬということですね。
つまり、言いかえますと、有色人種の中でひとり日本人だけが形成してきた近代国家としての日本の世界史の中での意味合いというものを私たちは考えて、それに対する評価が、有色人種と、ありていに言えばほとんどの有色人種を植民地として支配してきた白人の評価とがかなり相対的に異なるということも私たちは歴史の事実として認識し、憲法がつくられたときの五十年前の歴史状況、さらにそれを規制してきた過去百年に及ぶ、あるいはそれよりもっと
総理、村山政権の置かれた今日の歴史状況をよく御認識いただきたい。内外ともにいろいろな意味で制度疲労を起こし、国内的には、政治改革の完結と行財政の改革、規制緩和など経済改革が求められております。国際的には、国連改革はその最たるものでありましょうし、六年にわたったウルグアイ・ラウンド交渉は戦後の世界貿易の発展を支えてきた枠組みの大きな改編でありました。
そういう時代の歴史、状況についてあなたはどう考えておられますか。一方では軍拡だ、重税だ、大変な財政危機だという中でそれをやろうとしている。他方では、公務員に犠牲をいろんな意味で強いようとしている、その流れで行革も動きつつある。防衛庁長官というよりも、政治家としてのあなたに少しく所見を伺っておきたいと思います。
フィンランドには大変失礼な言い方かもしれませんが、その第二次世界大戦前からの歴史を見ると、きわめて同情すべき歴史状況にあるわけであります。あるときは独ソ不可侵秘密協定によりましてソ連の範囲内に入れられまして、ソ・フィン戦争が行われましてそれに屈服する。そして今度は独ソ戦が始まりますと、ドイツと一緒になってソ連に対抗する。結局敗北をいたしまして国土の大半の地域をとられておる。