1973-09-21 第71回国会 衆議院 内閣委員会 第50号
そこらが国会議員の歳費に触れるものだから、お手盛り歳費だ、歳費値上げなんということをすぐ世の中がおっしゃる。四十五万、こういうのだけれども、袋をもらってみると、税率の関係からいくと私は二十三万です。二十三万でいいかと思っていると、総合所得だから今度は申告するときまた取られることになる。ばかな話でございましてね。
そこらが国会議員の歳費に触れるものだから、お手盛り歳費だ、歳費値上げなんということをすぐ世の中がおっしゃる。四十五万、こういうのだけれども、袋をもらってみると、税率の関係からいくと私は二十三万です。二十三万でいいかと思っていると、総合所得だから今度は申告するときまた取られることになる。ばかな話でございましてね。
議員の歳費値上げについては文句を言う人でも、公務員のこの問題については文句を言わないと思うのです。国の大切な仕事をしていて、営利事業やなんかでもっての副収入はないはずです。そうすれば、やはり十分手厚く考えるというのは当然だと思う。
ただいまのおあげになりました歳費値上げの問題にいたしましても、これは衆参両院の議員の方々の良識の結果、これにつきましていろいろ制約を設けようとされる、これは両院の皆さま方の良識がそのようにしたと、かように私は思います。私の念願するものは、率先垂範というような大それたことでは毛頭ございません。どこまでも国民とともに進む、こういう政治でありたい、かように思っております。
また、府県議員には審議会を設ける、そして歳費値上げのときには審議会で審議をして決定しろということを法律に出そうというわけです。しかし、法律にしてもらわぬでも、われわれは自主的にやると言う。中国地方のほうでは、何だ、国会議員はやらぬのに、県会だけこれをやらしめるということは適当でないじゃないか——これは新聞に書いてあることを言うのですよ。私が言うのではない。これに対して当局はどう考えているのか。
これは自治体の良識、世論にまかすほうが地方自治のためにいいのじゃないか、こう判断しているわけでありまして、決して私は、だからと言って法外な特別職の議員の歳費値上げを賛成しているというのでは断じてございませんので、その間の真意をひとつおくみ取り願いたいと思います。
私は議員でありますけれども、奇妙なことに、議員は歳費値上げにはやや趣味をお持ちのようですけれども、健康保険制度はありません。ここに医局というのがあって、名医と名医でないのとまじっておりますけれども、しかし、大事な病気のときにはその次局に行くわけにはいきません。わが家でする。そうしますと、健康保険制度がありませんから、議員は病気をしたときに非常に苦労します。
実情は、毎回そうだと思いますが、国会議員の歳費が上がった、それに右へならえするという単純なことじゃないかもしれませんが、結局それが一つのきっかけになりまして、やはり相当のところまで地方議員の歳費値上げという問題がまた再燃してくるのじゃないかということにもなるおそれがありますし、皆さんせっかく御苦心なさってこういう結論をお出しになったんだろうと思いますけれども、そういう意味からいいまして、これはやはり
国会議員各位の歳費値上げ等につきましては、先ほど森口参考人から言われましたように、われわれのいわゆるベース・アップなるものは、最低百五十円から最高七千円というような相当較差のあるものが、いわゆるベースとして千円値上げというような格好で出されますが、そういうふうな状態に比べまして、議員諸公の値上げが最低一万五千円ないし二万円という状態につきましても、率直に私たちは疑問を持っております。
従って、やはり地方財政のあり方と、そうして議員の歳費値上げの問題との関連性の中で問題を考慮していかなければならない。すなわち、こういう問題で議員と住民とがだんだんと離間するということは、やはり地方自治体の行政の面からも非常に将来問題を投げてくるので、できるだけ住民の納得の上に立ってこういう問題を処理するように、長官として都庁の方へ指導を願いたい、これに対して長官の御意見を承りたいと思います。
その後昨年の暮れ、ずっと大阪を初めとして大体二府八県にわたって議員の歳費値上げがあった。こういう歳費の値上げブームと地方公務員のべース・アップ、この二つが私は大きな理由になっていると思うのです。従ってこの歳費の性格は、公務員の給与ベースの値上げと並行して行なわれなくてはならない性格のものであるかどうか。
そうすれば、歳費値上げというような問題は、そう大きな問題にはならないというようにわれわれは考えておるのであります。 ただ、歳費が一般の輿論にも肯定されつつ値上げされた場合にも、一つの注文といいますか、そういつたものを申し上げますと、その一つは、支給を厳正にしていただきたいということであります。委員会、本会議に欠席されておる方に滞在手当を出すということも穏当ではないのじやないかと思います。
われわれの説明が悪いかもしれませんが、それはともかくとして、そういう歳費値上げの要求から国会法を改正しようという意図でないことだけは、どうぞ誤解なく御承知おき願いたい。 それからもう一つは、このお手盛りでやることに世間は非常に不愉快を感じておられる。これはひとり世間だけじやない。そもそも終戦後の新しい国会法をつくる時分に、そのことがすでにわれわれの間でも議論になりました。
特に議員歳費値上げの絶好のチヤンスをとらえて、もつて共産党以外の各議員諸君と、ここにあらためて共産党に対する認識を深め、彼らの欺瞞的行動に対して監視の目を怠つては相ならぬということを強調いたしまして、本案の趣旨にかんがみ、ただいま趣旨弁明いたしましたる本案には、共産党以外全部の御賛成を期待いたしまして降壇する次第であります。(拍手)
これをとらえてほかの議員はみんな歳費値上げに賛成するだろうが、共産党だけは、労働者の味方だから、歳費をあまり上げることには反対だ、という態度を見せたい。——しからば諸君に聞く。 〔発言する者多し〕
これはあげ足をとるのではないけれども、ただ國会が地方議会の歳費値上げにまで影響したと思われても困りますから、ちよつと申し上げておきます。 それで今の小沢君の問題ですが、機構が厖大になればいろいろな機関が必要なので、今の副議長二名といつたような傾向も最近、殊に戰爭中からたくさんあつたように思う。