1960-04-01 第34回国会 衆議院 決算委員会 第15号
しかも、立法趣旨がちゃんと書いてございまして、「歳計予算ヲ予定法律ト為ストキハ其決算ヲ決定法律ト為スヘキハ道理上無論ナルヲ以テ仏国等ニ於テハ之ヲ法律ト為シテ議定スト雖トモ英国其他ニ於テハ必シモ敢テ然ラサルモノアリト聞ク、故ニ本邦ノ如キニ在テハ必シモ之ヲ法律ト為スヲ要セス両院ニ報告スルニ止マルヲ可トス」というわけで、大蔵省案は、両院に報告するを可とするというわけであったわけでございます。
しかも、立法趣旨がちゃんと書いてございまして、「歳計予算ヲ予定法律ト為ストキハ其決算ヲ決定法律ト為スヘキハ道理上無論ナルヲ以テ仏国等ニ於テハ之ヲ法律ト為シテ議定スト雖トモ英国其他ニ於テハ必シモ敢テ然ラサルモノアリト聞ク、故ニ本邦ノ如キニ在テハ必シモ之ヲ法律ト為スヲ要セス両院ニ報告スルニ止マルヲ可トス」というわけで、大蔵省案は、両院に報告するを可とするというわけであったわけでございます。
と申しますのは、当委員会では、地方公共団体のこの災害による負担増、収入減というものを合せて二十八年度の歳計予算において、約百三十四億地方公共団体が負担が殖えるのだ、で、これを通常の方法を以ていたしますれば、もとより起債或いは平衡交付金、特別平衡交付金の増額等において、これを賄い得る途はないわけではない、が併しさよういたしますると、現在の特別平衡交付金の額或いは平衡交付金全体の額というようなものから、
(「質問が悪い」と呼び、その他発言する者多し)歳計予算について、先の見透しを聽くのがどこが悪い。状況の変化に対する大体の予想をして予算を立てるのが、政治家の務めであります。政党も政治家も、事情の変化によつて大体の予測を立てられるのがあたりまえであります。これが半年立つての追加予算のことならなお恕すべし。わずかに三十日以内にこの予算が変更されて、そのことに対して、少しの責任も感じない。
○綱島委員 そういたしますと、この歳計予算というものを組んでおられる根拠が、少しもわからないのであります。歳計予算というものは、御承知の通り、一箇年の予算でありますが、一箇月の見透しはつかない。與党がどうか言えばすぐその通りになつてしまう。結局政府と與党と一箇月間の予想がつかなかつたという結果になるのでありますが、そういうことで内閣をやつておられるということに承知してよろしいのでありますか。
○石坂豊一君 ちよつと質疑ではありませんが、お話のことについて申上げて置きたいのでありますが、予算の審議に対して政府の提出の遅れることは政府としてしようがないが、議会は政府がたとえ出そうと出すまいと、民主主義時代であるからして、議会みずから歳計予算について檢討した方がいいじやないかというようなお話があつたようにちよつと耳に來たのでありますが、これは現在の機構として、ちよつと外の法律案は、これは自分で
第一点は、政府の歳計予算提出が何ゆえにかように遅延いたしたか、この遅延に対する責任をどうされるつもりでおるかということであります。