1959-12-15 第33回国会 参議院 内閣委員会 第10号
○伊藤顕道君 大臣のお話を承っておりますと、人事院の勧告について、いわゆる項目については夏季手当は夏季手当で、歳末手当は別なんだから、夏季手当に加えるんだ、そういうことは人事院の勧告をそのまま尊重して、時期については、まことに都合のいいように財政上できない、そういうようなことを言っておられる。これはまことにおかしいと思うのです。
○伊藤顕道君 大臣のお話を承っておりますと、人事院の勧告について、いわゆる項目については夏季手当は夏季手当で、歳末手当は別なんだから、夏季手当に加えるんだ、そういうことは人事院の勧告をそのまま尊重して、時期については、まことに都合のいいように財政上できない、そういうようなことを言っておられる。これはまことにおかしいと思うのです。
ところで、この夏季にもらうべきものをもらわなかったから、冬ぜひふやしてくれ、こういうお話が出ておりますが、手当の性質から申しまして、人事院勧告が言っておる夏季手当が足りない、これを歳末にふやしますことは、これは歳末手当が不適当だ、こういうことと一緒になりがちでありますので、私どもはその考え方には賛成はいたしておりません。夏季手当は夏季手当、歳末手当は歳末手当、区分をいたしまして処理する。
○安井説明員 歳末手当につきましては、これは御存じの通り、原則として年度予算をもつてまかなう意図で、鋭意努力をいたしております。どうしてもいかぬというようなことにぶち当りますですかどうですか、これについては多少考慮の余地も残しながら、十分の誠意を尽したいと存じております。
それはなるほど平均一万三千五百十五円の要求をしておりますが、歳末手当を二箇月分要求していることに対して、予算を計上しているかどうかということを尋ねているのであります。
まさに吉田内閣のとつて来ておるところの国連協力、向米一辺倒の政策こそその結果として、その犠牲が今やこの百億のインベントリー・フアイナンスによつて、当然前国会において補正予算に組まるべきはずの、たとえば地方財政に対するところの平衡交付金八十八億円の予定が三十五億円に減額されあるいは歳末手当一箇月分が半箇月分に減額された。
歳末手当の一銭二銭の問題にも関連する問題でありますので、この点をお伺いいたしたいと思うのであります。
併しこの私は私の意見でありまするから、野村委員長がこの際に教員の歳末手当の義務負担をこの中に全然入れることができなかつたのであるか、或いは全然性質が違うから、この委員会がこの頭を出すべき性質のものでないとお考えになつたものであるが、その点を伺いたいのであります。
三十五億で、公務員の給與の問題まで、歳末手当の問題まで切りまわしができるはずだというふうにお考えのようでありますが、私どもは切りまわしの余地が全然ないのではないか、こういうふうな強い考え方を持つわけなのであります。
○波多野鼎君 ですから大臣にはつきり聞こうと思つているのだけれども、事務当局は明らかに歳末手当と裁定の一部履行とを一緒にしているとこう考えております。大蔵大臣が来ましてから質問いたします。
それから一般公務員の歳末手当に関しましては、われわれは公共企業体と一般公務員、官公庁職員は同様に扱うべきであるという見地から、一生懸命努力しております。
歳末手当と言うか、今年出し得るように一生懸命準備を整えております。