1948-06-11 第2回国会 参議院 予算委員会 第28号
○政府委員(三木正君) 昭和二十三年度國有鐵道事業特別會計歳入歳出豫算に關しましては、すでに四月、五月、六月分につきまして暫定豫算として、昭和二十三年度特別會計豫算、同補正特第一號及び同補正特第二號を以て御承認を得たのでございますが、今度會計年度全體に亙る豫算の編成を完了いたしましたので、ここにその概略につき御説明をいたし、御審議の資といたしたいと存じます。
○政府委員(三木正君) 昭和二十三年度國有鐵道事業特別會計歳入歳出豫算に關しましては、すでに四月、五月、六月分につきまして暫定豫算として、昭和二十三年度特別會計豫算、同補正特第一號及び同補正特第二號を以て御承認を得たのでございますが、今度會計年度全體に亙る豫算の編成を完了いたしましたので、ここにその概略につき御説明をいたし、御審議の資といたしたいと存じます。
○国務大臣(冨吉榮二君) 昭和二十三年度遞信省所管一般會計、通信事業特別會計及び簡易保險及び郵便年金特別會計の歳入歳出豫算について大要を説明いたします。 先ず一般會計におきましては、その歳出額は六十二億三千八百萬圓となつております。
即ち一般會計歳出豫算に對しまして、公共事業費は、昨年度の六・九%に對して七%、復興金融金庫出資金は昨年度の一・四%に對して四・五%と相成つておりますのでありまして、我が國の経済の復興に寄與する財政の役割も、それだけ増大して來たと思われるのであります。
次に歳出豫算の主なる事項の金額を申上げますれば、終戰虚理經費九百二十六億圓、賠償施設處理費六十四億圓、連合國財産返還費十六億圓、價格調整費五百十五億圓、物資反物價調整事務取扱費六十九億千四百三十餘萬圓、公共事業費四百二十五億圓、地方分與税分與金四百四十九億千六百萬圓、地方警察費國庫負擔金二十八億九千七百九十餘萬圓、住宅復興資材費十八億九千七百三十餘萬圓、政府出資金百八十九億七千三百五十餘萬圓、國債費七十五億二千二百八十餘萬圓
又歳出豫算額は十三億三千五十四萬餘圓でありまして、これに前年度からの繰越額二萬圓を加えますと、歳出豫算現額は十三億三千五十七萬餘圓となるのであります。これに對しまして支出濟額は十億六千百九十六萬餘圓でありますから、差引二億六千八百大十一萬餘圓の支出減少となつております。この丙二千二百四萬余圓は翌年度に繰越したものでありまして、残額の二億四千六百五十六萬余圓が不用となつた金額であります。
又歳出豫算額は七十五億七千五百三十四萬餘圓でありまして、これは豫算現額も同額でありますが、これに對しまして、支出濟額は五十九億六千四百七十三萬餘圓でありますから差引十六億千六十一萬餘圓の減少となつて居ります。之は全額不用となつた金額でありまして、主として實行上豫定の費額迄を要しなかつたのに因るのであります。
昭和二十一年度大藏省所管一般會計の第二復員局關係經費の歳出豫算額は二十億五千三百八十二萬八千圓でありまして支出濟額は十六億二千二百七十七萬八千四百四十二圓餘であります。これを豫算額に比較いたしますと四億三千百四萬九千五百五十七圓餘減少いたしているのであります。
即ち先程の説明にもありましたように、地方公共團體の長は歳入歳出豫算に關する議會の議決について異議があるときは、十日以内に理由を示してこれを再議に付することができるものとし、議會がそれにも拘わらず三分の二以上の多數で再度議決をしたときであります。 第四點の住民の直接參政の範圍の擴充等による腐敗行爲の防止、及び公正の確保に關する新たなる措置について申上げます。
今囘更に條例の制定、若しくは改廢、又は歳入歳出豫算に關する議決について全般的に拒否權の制度を認め、執行機關としての責任上、議會に對しに反省を促す機會を與えることといたした次第であります。 第四點は住民の直接參政の範圍の擴充等による腐敗行爲の防止、及び公正の確保に關する新たなる措置に關するものであります。
○政府委員(平田敬一郎君) 目下物價政策及び來年度の歳出豫算等との關連におきまして、最終の具體案を作成すべく諸般の見地から研究いたしております。
この豫算においては大體十一ヶ月分として二十億程度のものを考えておりまして、その差當りの分として一月分一億六千二百萬圓程歳出豫算を計上いたしております。大藏省證券の發行額は先程申上げました通り、二百億ということに改定いたしております。四月は暫定豫算において百二十億になつておつたのですが、最近のいろいろの收支の状況を考えて見ますと、大體二百億圓で十分である。
郵便年金特別會計へ繰入七千三百十萬餘圓、計十三億四千四百六十餘萬圖、政府職員に對して一時手當支給に伴いまして増加する所得税の收入の一部を地方公共團體に分與するため地方分與税分與金特別會計へ繰入一億二千九百十餘萬圓、地方公共團體の財政の實情に鑑みまして、地方費支辨の職員に支給する特別の一時手當の財源を地方公共團體に貸付けるため十億七千八十餘萬圓、合計三十三億九千六百六十餘萬圓を追加いたしますると共に、既定の歳出豫算
それは二點ございまして、一つは一般に土地及び建物につきましての全面的な例外を設けた點が一點、即ち土地及び建物を拔きまして、それ以外は一般會計歳出豫算額の千分の一に抑える。
「この場合において第一條但書第三號の規定の地方公共團體に對する適用については、同號中國の一般會計歳出豫算額の千分の三に相當する金額を超えない範圍内において大藏大臣の特に指定する購入契約により購入するものに限る」とあるのを『地方公共團體の一般會計歳出豫算額の千分の一に當相する金額(その金額が一萬圓に達しないときは、一萬圓)を超えない範圍内において購入するもの並びに……
この歳出豫算補正増加額の財源といたしましては、地理調査所における地圖拂下代千九百六十餘萬圓、前年度剰餘金受入六億十餘萬圓、合計六億千九百七十餘萬圓を充當いたすことといたしました。 以上を以ちまして、昭和二十二年度一般會計豫算補正第十一號の説明を終ります。何とぞ御審議をお願いいたします。
第三は貿易資金の運用に關しましても、歳出豫算に基くものと同樣に、財政法に基く契約等の計畫、及び支拂計畫の制度を實施することにいたそうとするものであります。 改正の主なる點は以上申し上げました三點でございまするが、この機會に貿易資金特別會計法の規定内容を、先般制定せられました財政法の趣旨に適合せしめるため、今囘所要の改正を併せ行つた次第であります。
「この場合において第一條但書第三號の規定の地方公共團體に對する適用については、同號中「國の一般會計歳出豫算額の千分の三に相當する金額を超えない範圍内において大藏大臣の特に指定する購入契約により購入するものに限る。」
この歳出豫算補正増加額の財源といたしましては、所得税收入の増加七億三千六百萬圓、刑務所收入の増加六千八百七十餘萬圓、特許發明明細書、實用新案公報拂下代六百餘萬圓、家畜拂下代の増加二百十餘萬圓、日本蠶絲統制株式會社の解散に伴う政府出資金收入二千三百十萬圓、公共團體工事費納付金及び分擔金二億五百三十萬餘圓、間接國税犯則者納金の増加二億千六百十餘萬圓、病院收入の増加一億三百八十餘萬圓、電力超過算料金一億四千萬圓
昭和二十年度第二復員省所管一般會計の歳出豫算額は三億三千六百十六萬三百五十圓でありまして、支出濟額は三億三千五百九十七萬六千七百七十五圓餘であります。これを豫算額に比較いたしますと、十八萬三千五百七十四圓餘減少いたしておるのであります。この減少はまつたく不用となつた金額であります。 次に特別會計について申し上げます。
また歳出豫算額は十億五千九百十六萬餘圓でありますが、これに豫備金外臨時支出額を加えました豫算現額は、十二億八千七萬餘圓となるのであります。これに對しまして支出濟額は十二億三千六百七十九萬餘圓でありますから、差引四千三百二十八萬餘圓の支出減少となつておりますが、これは全額不用となつたのであります。
次に、用品勘定の歳出豫算額は一億三千五百十五萬餘圓でありまして、これに前年度からの繰越額二百八十八萬餘圓を加えますと歳出豫算現額は一億三千八百三萬餘圓となるのであります。これに對しまして支出濟額は一億一千二百五十四萬餘圓でありますから、差引二千五百四十八萬餘圓の支出減少となつております。このうち二萬餘圓は翌年度に繰越したものでありまして、殘額の二千五百四十六萬餘圓が不用となつた金額であります。
その三つを寄せてみますると、大體一般會計歳出豫算額の千分の一、二億數千萬圓という數字になるのでありまして、二億を少しオーヴアーするのでありますが、實は千分の一という割合をきめて、その割合の範圍内のものについては材料、勞務に分解をする必要がないということを申しました趣旨は、大體今のようなものを頭に描きまして、これを一般會計歳出に對する割合といたすのであります。
この一般會計歳出豫算増加額の財源といたしましては、漁船登緑手數料その他各種手數料收入の増加による印紙收入の見込額七千百五十餘萬圓、東京大學附屬傳染病研究所における痘苗血清類及び豫防液代の收入見込額八百二十餘萬圓、國立病院及び療養所の入院料引上による收入増加見込額一億七千三百十餘萬圓、東京及び北海道大學附屬演習林の官行斫伐による收入増加見込額二千三百十餘萬圓、兩氷洋捕鯨事業に對する超過再保險料の收入見込額千九十餘萬圓
次にそれではこの大きくなつた豫算は、歳出はどういうふうに使われておるかということを見てまいりますと、一番大きなものとしてまず軍事費、それから敗戰國では占領費負擔、これを軍事費と同じものと見てその割合を見てまいりますと、イギリスでは戰爭中は、歳出豫算の八六%までは軍事費でございます。それが一九四六年には四二%に減つておる。今年度では二八%まで下つております。
政府は健全財政確立のために歳入歳出豫算を、租税が計畫通り徴收できることを前提として編成しておられますが、萬一豫算通りに徴收ができなかつたならば、明らかに赤字財政と相なつて、結果におきまして不健全財政と相なるのであります。
これは國鐵の特別會計に屬すると存じますが、國鐵歳出豫算の特三であります。食糧増産に要する經費三千萬圓というのが見積つてあるようであります。この點はすでに運輸大臣にも質問はされたはずでありますが、この食糧増産に對する經費の三千萬圓は、二十三年度の豫算におきましては削除していただきたい、こういう要求であります。これについての大藏大臣の御所見をも承つておきたいと思います。
以上によりまして勞働省所管一般會計歳出豫算總額は厚生省所管より移管した二十二年度成立豫算二億六千六百二十一萬二千圓、補正第一號第四號及び第五號による追加計上額二億一千二百五十九萬八千圓及び今囘提案の補正第七號追加計上額十億五千八百十七萬六千圓でありまして、以上を合計しますれば十五億三千六百九十八萬六千圓となりますが、これより、今囘提案の補正第八號の修正減少額三千六百九十二萬一千圓を差引きますれば、勞働省一般會計