2005-03-08 第162回国会 衆議院 本会議 第9号
採算重視すべき分野は民間に任せるとの決意で歳出査定をされているでしょうか。 仕組みの構築とあわせ、財務大臣にお尋ねいたします。 IC旅券の導入費二十五億円は、外務省から予算提案があった時点で、行政側ででき上がっております。議院内閣制の我が国において、行政が立法府の与党と一体となり予算提案をするため、議会としての査定機能にも疑問を抱いております。
採算重視すべき分野は民間に任せるとの決意で歳出査定をされているでしょうか。 仕組みの構築とあわせ、財務大臣にお尋ねいたします。 IC旅券の導入費二十五億円は、外務省から予算提案があった時点で、行政側ででき上がっております。議院内閣制の我が国において、行政が立法府の与党と一体となり予算提案をするため、議会としての査定機能にも疑問を抱いております。
ということは、従来からのいわゆる歳出査定の中で、世間の常識から見て、過大であるかあるいは不適当であるかということは常識に照らしてみて相当改正すべき点があるだろう、その部分を改正するだけでも随分と予算の削減につながっていくということがございます。基準のとり方もそうでございますので、そういう点、細かく個々の問題について親切に見直していくということが当然財政の削減につながっていく、こう思っております。
具体的に一般会計の歳出査定額を見ますと、三十八年度と比較いたしまして、増減をずつと作つて見ました。ここに表がございますが、時間が制約されておりますので、一々申上げませんが、片端から削減されておりますが、大きく殖えたのはいわゆる私たちで言う軍事費、再軍備費、或いは軍人恩給、警察費などでございまして、その他は一切削減しているとしか考えられない。
歳出査定の上におきましてその割合でどうこうという問題は恐らくはないと思います。従いまして今何%になるかということは答えられませんが、これは今のように歳出に対する割合も今年のように七万五千の警察予備隊の人が殖えて、これは百二十億の中の相当の部分を占めている人員が殖えた割合に対して歳出が多くなつておるということで、給與の引上げを考えるということには行きません。