2015-05-21 第189回国会 参議院 財政金融委員会 第12号
○中西健治君 そうしますと、確認ということになりますけれども、特別に追加的な歳出抑制策を取らずとも二〇二〇年度の黒字達成はほぼほぼでき得るであろうというふうに考えていらっしゃるということでしょうか。
○中西健治君 そうしますと、確認ということになりますけれども、特別に追加的な歳出抑制策を取らずとも二〇二〇年度の黒字達成はほぼほぼでき得るであろうというふうに考えていらっしゃるということでしょうか。
いずれにいたしましても、この法施行により市町村の事務量は大幅にふえることが予想されますので、三位一体改革による国の歳出抑制策が進行する中で、地方が新たな財政的負担に耐えていくことは至難のわざであります。国の新しい強力な財政支援策が必要であることも申し上げて、私の意見陳述といたします。どうもありがとうございました。(拍手)
十六、十七、十八のこの三位一体改革の中は、歯を食いしばって改革に、本会議でも言いましたけれども、地方も理解をし、必死になって懸命な努力を続けるということがこの三年間求められているんだろうと思いますが、ただ、十六年度、各県、マスコミにも報道されておりますが、今回の地財計画での歳出抑制策、これで恐らく地方は財政調整基金あたりが底をつくのではないか、こういう気がしているのですね。
社会保障自体の改正というのは、EUの統合の折に、収れん条件というのがありまして、赤字をGDPの三%以内にするとか、そういったものがありましたが、そのときに、社会保障は国の支出の大きな部分でありますから、歳出抑制策というのはさまざまに行われました。私が今申し上げております改革というのは、そういうための改革というよりは、もっと根本的な原理原則にかかわる改革であった。
歳出抑制策は、従来のシーリングをキャップ制に名を変え、硬直的な財務構造を一層硬直化させるものであります。歳入面では、赤字国債を民間経済の成長率に合わせて枠をはめる制度となっておりますが、国債の種別や特別会計とのやりくり等によって抜け穴を周到に用意する例外が施され、一方で、経済への機敏な対応を損なう内容となっております。当面の目標を二年先送りしても、内容の不備が補完されるものではありません。
○野間赳君 これまでの予算編成におきます歳出抑制策を見ますと、その一つといたしまして、地方財政対策で当該年度に支払わなければならないものを先送りするという手法をとってきたように思われます。これこそ国が赤字財政だから地方にも一部肩がわりをしてもらおうという安易な考えによるものではないかと思います。 大蔵大臣、このような手法は予算編成の本来のあり方ではないと考えますが、いかがでありましょうか。
こうした中で、まず、各地方公共団体が自ら強い自覚をもって事務事業の合理化」等々がございますということが書いてございまして、二番目に「国としても、地方歳出の多くが国の経済政策や予算と密接に関連していることから、国・地方双方に通ずる歳出抑制策を検討するとともに、地方単独施策等を抑制する等により、地方財政計画の策定に当たって、国と同様に一般歳出を抑制する等の地方財政健全化方策を検討する。」
つまり、徹底的な歳出抑制策を行ったということであります。 次に、これまた現代にも通じると思いますけれども、産業を興して領内を富まそうと図ったわけです。そのため、荒れ地を開いて農業を営もうとする者には農具料とか種もみなどを与えまして、そして、この辺が肝心なところなんですけれども、三年の間税金を免じたというのです。まさに、この破綻寸前の財政状況で、一銭の金でも欲しいというときに税を免じた。
反対理由の第二は、一般歳出伸び率ゼロという歳出抑制策が見せかけ倒れとなっており、しかも財政再建目標が完全に破綻していることであります。 一般歳出伸び率ゼロの中身は、公務員給与改善費の二年連続未計上、厚生年金国庫負担の先送りなど歳出の繰り延べや特別会計、財政投融資へのツケ回しなどによって巧妙に操作されたものであり、単なる見せかけの圧縮にすぎないのであります。
政府の厳しい歳出抑制策のもとで、厚生省はこれまで支出繰り延べや制度改正などによりやりくりを続けてきたが、それも限界にきたと判断している。あなたがまさにこのことを、人がふえたとか財政がどうだとか、だから削ると言っている。ところが、あなたたちは、それではいけない、限界に来たから巻き返すと言っているのじゃありませんか。どうです。
六十一年度の社会保障予算における問題といたしまして、人口の高齢化やあるいは物価の上昇などで少なくとも六千億から七千億の当然増が今後見込まれるわけですが、六十一年度においては抜本的な制度改正による大きな財政効果の上がる制度改正はこれは仮にできないと、まあ次に六十一年度から新しい年金制度が発足して従来とられたような年金の国庫負担への一部繰り延べがやりにくくなった、こういうような理由から社会保障費における歳出抑制策
交付税特別会計における借り入れと財源対策地方債の増発という借金政策をもってする財源補てん措置並びにその間の歳出抑制策は、まさにこのことを鮮明に証明しているのであります。地方交付税法並びに地方財政法の趣旨を無視し、いたずらに借金政策を続けること九年、この間、地方財政の計画的運営や地方自治の発展が阻害されてまいったのであります。
○国務大臣(竹下登君) まず最初の、交付税特会借入廃止、財源対策地方債の増発及び歳出抑制策は、地方交付税法及び地方財政法の趣旨を無視して地方自治の発展を阻害するものではないか。 これは総理から正確に御答弁がございました。
まず、国の都合によって財源措置や歳出抑制策が適当に行われるということは地方自治の発展を阻害しないかということでございます。 従来から、公経済の車の両輪として国及び地方の財政が円滑に運営されるように、毎年度の地方財政対策において考慮してきたところでございます。
しかるに政府は、第二臨調が指摘し続けている徹底的な歳出構造の見直しに十分着手しないばかりか、国債費の定率繰り入れの停止、自賠責特会からの一般会計への繰り入れ、住宅金融公庫利子補給金の繰り延べ、厚生年金等の国庫負担金の四分の一減額等々、約二兆円にも上る巨額を後年度に先送りするという財政技術的小手先の表面的な歳出抑制策をとろうとしているのであります。
しかるに政府は、第二臨調が指摘し続けている徹底的な歳出構造の見直しに十分着手しないばかりか、国債費の定率繰り入れの停止、自賠責特会からの一般会計への繰り入れ、住宅金融公庫利子補給金の繰り延べ、厚生年金等の国庫負担金の四分の一減額等々、約二兆円にも上る巨額を後年度に先送りするという、財政技術的、小手先の表面的な歳出抑制策をとろうとしているのであります。