2014-06-09 第186回国会 参議院 決算委員会 第10号
糖尿病と歯周病に関しましては、二十六年度で研究事業、これモデル事業で行って、今エビデンスがあるかどうかということをしっかりと研究をさせていただくわけであります。
糖尿病と歯周病に関しましては、二十六年度で研究事業、これモデル事業で行って、今エビデンスがあるかどうかということをしっかりと研究をさせていただくわけであります。
歯科医療は、昔は虫歯の治療や歯周病の治療、また入れ歯を入れるだけと思われがちでしたが、今現在は、食べること、そして会話すること、日常の生活を送る上で欠かせない営みを守る、治し、支える生活の医療へとの転換をしています。 パネルを御覧ください。(資料提示) これ、兵庫県の香美町というところの小さな区なんですが、そこで八十歳の方の口腔保健調査をしました。
歯科の問題は、皆様方ちょっと頭を切り替えていただいて、例えば虫歯、カリエス、歯周病ありますよね。大きな二大疾患と言われていますけど、これはもう昔からあるわけです。じゃ、これだけあるのに何でワクチンができないのかと思いませんか。
今言われた歯周病のワクチンがここがやるべきものかどうかというのは別でありますけれども、大変大きなチャレンジだというふうに思いますので、これはまた我が省もそれぞれ対応できる部分があればしっかりと対応してまいりたい、このように考えております。
それから、歯周病のある方は心疾患の危険性がない人の一・一九倍、中でも六十五歳以下では一・四四倍、脳卒中に限れば二・八五倍。その下は、心疾患の危険性は歯周病のある人はない人の一・一五倍、脳血管疾患は一・一三倍。歯周病を有する糖尿病患者に対する口腔ケアによって、有意にヘモグロビンA1cが低下した等々、いっぱいあるんですよ。
今回、厚労省は、歯科に関しまして、口腔ケアの必要性、また今お話ありました歯周病と糖尿病に関しましてもデータを収集するということで今やっていただいていますので、これがしっかり出ましたら是非とも特定健診に入れていただきたいんですけど、その辺はどうでしょうか。
こうした在宅医療・介護の推進におきましては、受け皿となる医科や介護はもちろんのこと、歯周病や糖尿病、誤嚥性肺炎の予防等のために、口腔ケアの重要性、また複数の薬の飲み合わせの問題など、健康寿命の延伸、QOLの向上のためには、地域における歯科保健医療の充実や、服薬指導等を通じました地域の薬局、薬剤師の方々の活用等も欠かせないと思います。
口の中というものをきれいにする、虫歯がない、歯周病じゃないということだけではなくて、不幸に歯を失ったとしても、きちっとかめる体制をつくることで認知症の予防だったり、糖尿病にしたって心筋梗塞にしたって脳卒中にしたって歯周病との関係が強いとか、いろいろあるわけですから、そういったことを是非国民の皆様に御理解いただけるような周知の方法も一緒に考えていかなければならないなと思っているところです。
○副大臣(土屋品子君) 今お話があったことは、私、自分自身、母で実証しているところでございますけど、母が七十五歳過ぎて歯周病になりまして、歯科を徹底的に治していただいて、今現在、軟らかいものしか食べられなかったのが私たちと全く同じものを食べられるようになって、八十六歳で大変健康でございます。まさに母を通じて、私はこれは非常に大事な事業だと感じております。
皆さん、大体、歯医者さんに通うのは、虫歯とか歯周病で通われます。虫歯も歯周病も、これはお口の中の細菌の感染症でございます。例えば、お口の中の口腔内細菌が歯のかたいところに付着して、その出す酸によって壊されて、神経まで行くと痛い。つまり、細菌感染によって虫歯が起きる。歯周病は、歯というものが存在して、その歯を支えているのは顎の骨でございます。歯茎の下にあります。
そして、歯肉炎、歯周病、二百七十万人ぐらいなんですね。圧倒的に高血圧性疾患の方というのは多いんです。こういう方々を予防することが、いろいろな病気に派生するわけですから、そうしないこと。脳卒中もそうです、心疾患もそうです、慢性腎臓病にもいろいろと関連するということになってまいりますから、これを予防するというのは大変なんですが。
それから、糖尿病と歯周病との関係も、これ今研究を進めてきておるわけでありまして、これももうかなりの可能性、関係性があるなというふうに言われておるわけであります。 いずれにいたしましても、ちょっと厚生労働省の体制が後ろ向きではないのかというような御指摘がございました。
だけれども、四十歳の歯周病検診とか、四十歳だけなんですけれども、全体ではないですけれども、四十歳とか、妊産婦の方の、特に妊産婦の方というのはホルモンの影響で歯槽膿漏なり歯茎が腫れやすいという理由で、妊産婦さんは特に歯周病が進みやすいからその健診をしてもらうということで、地元というか、自分の最寄りのところに行ってもらうような健診なんですね。
また、例えば、重度の糖尿病の方が、いわゆるプラークコントロール、お口の中の歯石や汚れをしっかり取って、歯磨きをしっかりしていただくことによって、いわゆる歯肉炎や歯周病の炎症がお口の中でひどいものが軽減していくと、糖尿病も一緒によくなっていくというデータもあります。 また、六十五歳以上の御年配の方々の死因のトップスリーに入る病気の一つに、やはり誤嚥性肺炎というものがあります。
歯周病あるいは糖尿病との関係も注目されておりますなど、口腔と全身の健康の関係も明らかになりつつあるわけでございまして、歯科口腔保健に係る取り組みの推進をこれからも強力に進めていかなければならない、そういう認識でいるところでございます。 きょうの委員の御指摘の中で、非常に私も改めて勉強になりましたのは、転んだときに奥歯に力が入って、弱い人はそうしたときに力が入らないということ。
さらに、先生御指摘の特定健診に歯周病も含めた歯科検診を追加することにつきましては、歯科口腔保健と生活習慣予防との関連について、科学的な見地からさらに検討を進めてまいりたいと思います。
私は、この特定健診が始まるときに、特定健診を策定する中心人物の方でございます東京逓信病院の宮崎滋先生のもとで、一緒にやっていたんですが、歯科の医療に、いわゆる歯周病疾患ですね、歯周病疾患というのが糖尿病の悪化を進めている、これはエビデンスとしてもしっかりありまして、できれば歯科検診、これは、自民党の選挙公約でありますJ—ファイルにも、メタボ健診に歯科医療を参入させること、こう書いてあります。
今、副大臣御答弁いただいたように、今まで何度かこの学校病の指定については見直しがされてきておりますが、やはりエビデンスの、EBMの上からもこの歯周病、歯周疾患に関してはやはりもう見直す時期に来ていると。
また、今私がお聞きをしているのが、歯医者さんからお聞きをしていて、歯周病と早産あるいは低体重児出産の関係が実はあるんだよというような研究報告が幾つか出ております。
その中身につきましては、今御指摘をいただきましたように、歯周病に対してもそういうことをやっているのが現状でございます。
これには齲歯とそしてまた歯周病疾患ということは入っているわけでありますが、一方、今申されましたように、六項目は入っておるんですが、齲歯は入っておりますけれども、歯周病は入っておりません。 これを御質問いただくということで私も調べてみましたら、昭和三十年代から変わっていないわけですね。ですから、やはりアトピー性の皮膚病とか、いろいろなものが時代が変わっています。
今仰せのとおり、学校保健安全法におきましては、いろいろとその分野において進めてきておりますが、現在、正直申し上げまして歯周病の問題については、齲歯に対して、虫歯に対してはいろいろあるんですけれども、歯周病等に対しましては今日までその要望等におこたえすることができなかったと思っております。 特に、この学校保健安全法、先生も御承知のとおり昭和三十三年にでき上がった法律ですね。
健康であることの一つのメルクマールとして歯の本数が大きな意味を持つということ、これにつながるわけでありまして、また全身疾患と歯科にかかわる一例といたしまして糖尿病を挙げさせていただきますが、歯周病で歯茎に炎症があった場合、血糖値が安定せずに糖尿病を更に悪化させるということも分かっております。
例えば、歯周病に罹患しやすい、また、初期のうちであれば予防することができるであろうと言われている二十代から四十代の年代の歯科健診の法的制度がないということが、この表を見まして御理解いただけるかと思います。 もちろん、今現在は都道府県の条例や各自治体などで独自の健診を行っているところではありますが、是非とも国での法的整備というものを重ねましてお願いを申し上げたいと思っております。
この誤嚥性肺炎を予防するとか、先ほどおっしゃった歯周病が妊婦とか、あるいは肝臓でしたっけ、いろんなところに影響をしていくというようなこと、そういうことをいろいろと研究もしていかなければいけないというふうに思っております。
にもかかわらず、歯科診療に関しましては、例えば歯周病予防、そうしたものは特定健診に含まれておりません。医科、歯科一体となった予防に向けた取り組みが重要だと考えます。 そこで、国民の健康と質の高い生活を確保するために、歯及び口腔の健康に関して法的な整備が必要と考えます。
成人期になりますと法の裏付けがないために歯周病などの予防対策が途切れたり、あるいは歯科保健医療が本当に個人の責任に負わされている、負わされ過ぎているというような状況があります。 健康増進法で言うところの歯周疾患の健診で本当に十分なのかどうか。
○政府参考人(外口崇君) 口腔の健康と全身の健康との関係につきましては、有名なのは口腔ケアが誤嚥性肺炎の予防になることでございますけれども、近年は歯周病と糖尿病や循環器疾患の関係についても注目をされております。今後、因果関係などのエビデンスが研究されていくものと考えております。 この口腔の健康と全身の健康につきましては、厚生労働科学研究においても研究を行っております。
例えば、歯周病と糖尿病あるいは歯周病と虚血性心疾患の相関関係等、こういったのも今後は恐らく、国も認識をされておりますから、いろんなデータを集めていかれるというふうには聞いておりますけれども、同時に、そしゃく、かむことと脳機能の関係、あるいは咬合、咬合口径と頸椎を介した姿勢制御の問題等もだんだん明らかになってきました。
そして、歯科医療の裁量権についてということでございますけれども、今、特に歯周病の治療等々では日本歯科医学会のガイドラインに沿った診療、治療が行われているわけでありますけれども、実際のところ、そのガイドラインどおりに適合させるのがなかなか困難であるという側面もあるように聞いております。
○政府参考人(阿曽沼慎司君) 御指摘のように医療保険のサイドで歯科の治療を受けている、例えば虫歯の治療とか歯周病の治療とかあるいは入れ歯の作製とかかぶせものを作るとか、そういった形で歯科の医療を受けている場合には介護保険のそういう口腔機能の向上加算が取れない、これ制度上の医療保険と介護保険のいわゆるデマーケーションといいますか、給付の調整という形でそういう仕組みになっているというのが現行制度でございます
○石井みどり君 今、低調の理由を少しお述べいただいたんですが、歯科診療の中で虫歯、歯周病の治療というのは一般的な治療でありますが、この治療をしている方に対しては口腔機能向上サービスが利用できないということがあるのは御存じですよね。